イム・チャンジョン、新型コロナ感染が思わぬ議論に…ワクチン未接種の理由に非難続く

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写真=Newsen DB
歌手のイム・チャンジョンが新型コロナウイルスに感染した中、彼がワクチンを接種していない状況で結婚式に出席したことが分かり、議論になっている。

イム・チャンジョンは11月9日、番組収録のために受けたPCR検査の結果、陽性判定となった。彼は、前日(8日)、ソウル江南(カンナム)区駅三洞(ヨクサムドン)にあるウエディングホールで開かれた歌手兼俳優のイ・ジフンの結婚式に出席し、祝歌を担当した。

結婚式には、IU、ミュージカル俳優のカイ、ソン・ジュノら、祝歌を歌った人を含めて、多くの芸能人が参列した。イム・チャンジョンはマスクをつけていたが、密閉されている空間であるウェディングホールの性質上、芸能界で新型コロナウイルスの感染が拡大するのではないかと懸念されている。

ニュースが報じられ、結婚式に出席した人々が続々と自主的に検査を受け始めた。結婚式でマスクをつけていなかったイ・ジフン、アヤネ夫婦はPCR検査で陰性の判定を受け、イム・チャンジョンと遭遇してはいないものの、祝歌を務めたソン・ジュノも陰性の判定を受けた。IUは昨日(10日)、自主的に検査し、陰性判定を受けた。またホン・ソクチョンは、自身のSNSを通じて抗原キットでの検査結果が陰性だったことを公開し、この後PCR検査も受けると明らかにした。

イ・ジフン&アヤネ夫婦はすでに婚姻届を提出しており、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、結婚式を2回も延期した上で行われた。そのように慎重に行われた結婚式で、皮肉にも祝歌を務めたイム・チャンジョンの感染が判明してしまった。

問題は、イム・チャンジョンが陽性の判定を受けた後、彼がワクチンを接種していないことが報じられたことだ。彼は「済州島(チェジュド)の自宅とソウルを行き来しながら活動したため、ワクチンを接種できなかった」とコメントした。

「忙しくてワクチンを接種できなかった」という釈明が、11日基準で韓国におけるワクチンの1次接種率が80%、完了率が70%を超えている状況で、どれほど説得力があるのだろうか。済州島とソウルを行き来しなければならない状況であれば、ワクチンを接種してスケジュールをこなすのが普通ではないのかと疑問の声があがっている。

彼は今月1日、17thフルアルバム「大したことなかったあの一日に」でカムバックして、テレビ番組やラジオなど、さまざまな活動に積極的に取り組んでいた。マスクをつけないまま、多くの同僚や制作スタッフ、関係者と接触している状況だ。彼の感染により、イ・ジフン&アヤネの結婚式に出席した人々はもちろん、その他番組で接触したスタッフらも安全だとは言い難い。本業の歌手、自営業、エンターテインメント事業まで、多方面で才能をアピールしているイム・チャンジョンが、「忙しかった」という理由でワクチンを接種しなかったことに非難の声が殺到している。

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記者 : イ・ヘジョン