「恋慕」SF9 ロウン、パク・ウンビンのため…彼が下した決断とは?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「恋慕」画面キャプチャー
SF9のロウンがパク・ウンビンのために、彼女のそばから離れた。

韓国で昨日(9日)放送されたKBS 2TV「恋慕」ではチョン・ジウン(SF9ロウン)と イ・フィ(パク・ウンビン)の別れが描かれた。

先立ってチョン・ジウンは、イ・フィとのキスを思い出して「恋慕します、殿下。男性である殿下、この国の主君である殿下を僕が恋慕します」と切ない気持ちを伝えた。

イ・フィは「私たちは叶わない関係です。僕はこの国の世子で、チョン司書は僕の臣下です」と線を引いたが、チョン・ジウンは「堪えます。世の中の人々が何と言おうが、殿下が何とおっしゃろうが、全て僕が耐えます」と意志を見せた。

しかし、イ・フィは「僕は違います。その日の僕の気持ちがどうであれ、あのことは忘れてください。今日の話は聞かないことにします」と振り返り、涙を流した。

イ・フィによって悲しむチョン・ジウンを慰めたのも、イ・フィ本人だった。チョン・ジウンと市場デートを満喫したイ・フィは「今日、僕のところにやってきた理由は何でしょうか」という質問に「時には、僕もあの人たちのように生きれればと思います。気楽に遊び、泣きたい時は泣いて。宮殿では自分自身にさえ正直になれません」と答えた。

さらに「僕は競争しながら生きてきました。みんなは世子である僕を羨ましがるかもしれませんが、僕はここにいるあの人たちが羨ましいです。あのように思う存分幸せになれますから」と隠してきた心の内を明かした。

すると、チョン・ジウンは「そうしてください、殿下。今日みたいに笑って、時には泣いてもいいんです。僕の前では」と変わらない気持ちを伝えたが、イ・フィは彼を移す新しい職を作っていた。イ・フィは「利己的と悪口を言ってもらってもいいです。僕はもうすぐ世子嬪を迎えます。これがチョン司書に対する僕の答えです」と付け加え、チョン・ジウンを追い出した。

「他のところに移そうというのは、僕に宮殿から出ていってほしいという意味ですか。殿下は僕に本当にそうしてほしいのですか」というチョン・ジウンの訴えに「僕だって、やっと言えた気持ちでした。チョン司書なら僕を理解してくれると思ったけれど、僕の考えが間違っていたようですね。よくわかりました」ともどかしい表情を見せた。

結局チョン・ジウンが下した決定は、イ・フィのそばから離れること。この日、チョン・ジウンは「実はある場所に長く留まる性格ではありません。なので、自分が前にしていたような生き方に戻ろうと思います。どうか幸せになってください。一日だけでなく、毎日」と伝えた。

後半には「お元気で、殿下」という言葉を残して去るチョン・ジウンと、彼の後ろ姿を見て涙ぐむイ・フィの姿が描かれ、今後の展開に対する好奇心をくすぐった。

記者 : イ・ヘミ