「マイネーム」パク・ヒスン“ただの悪役であれば出演しなかった…ハン・ソヒは信頼できる女優”

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写真=Netflix
俳優のパク・ヒスンが、「マイネーム:偽りと復讐」出演の感想を明かした。

パク・ヒスンは最近、オンラインインタビューでNetflixオリジナルシリーズ「マイネーム:偽りと復讐」について語った。

「マイネーム:偽りと復讐」は、父親を殺した犯人を探すために組織に入ったジウ(ハン・ソヒ)が、新しい名前で警察に潜入した後に直面する冷酷な真実と復讐を描くNetflixシリーズだ。同作は、10月に韓国で開催された「第26回釜山(プサン)国際映画祭」の公式招待作に選ばれた。「犬とオオカミの時間」、Netflix「人間授業」を手掛けたキム・ジンミン監督がメガホンを取った。

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劇中でパク・ヒスンは、韓国最大の麻薬組織トンチョン派のボス、チェ・ムジン役を演じた。チェ・ムジンは最も信じていた友人であり、兄弟のようだったドンフン(ユン・ギョンホ)の死後、彼の娘であるジウ(ハン・ソヒ)を組織員として受け入れ、復讐心に満ちたジウを完璧な組織の人間にして警察に偽装潜入させる。ジウを守るために力を尽くすが、誰にも本心を見せない人物だ。

この日パク・ヒスンは、「マイネーム」がNetflix TV SHOW部門の世界ランキングで3位を記録したことについて、「人気がこれほどであるとは想像もできなかったので、ただただ嬉しいです」と語った。

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「マイネーム」出演の理由については、「チェ・ムジンというキャラクターが新鮮に感じました。普通はヤクザのような役だといかつくてたくましい感じだけが見える作品も多いですが、『マイネーム』はものすごく重くて極悪非道で、複合的な感情を表現しなければならないという課題がありました。その課題を解いていく過程が興味深かったです。挑戦してみる価値があると感じました」と答えた。

彼は最も重点を置いた点について「感情表現の節制に気を使いました」とし、「ムジンが内的には感情の起伏が激しいですが、その表現は控えなければならないため、セリフがなくても、大きな表現はなくてもその繊細な変化が感じられるようにしようと努力しました」と話した。

続いて「ムジンがジウにしたすべての瞬間が本気なのか、偽なのか、その点に関する悩みが一番多かったです。正直に言えば、私もキム・バダ脚本家、キム・ジンミン監督も皆分からなかったと思います」とし「ムジンには『真実の偽り』『偽りの真実』の二つがキーワードになりました」とつけ加えた。

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彼は「『マイネーム』のシナリオは4部まで完成しており、その後の台本もあったのですが、脚本家が数年にわたって制作していたので、いくつかのバージョンが存在していました。そのため脚本家さんもどの方向で行くのかたくさん悩まれていました。脚本家さんと一度このようなことがありました。今までやってきた方向から、ムジンがただ直線で行くのはどうか、揺れることなく、身の毛もよだつほどの冷たい悪役として行くのはどうかというバージョンをお話されたんです。僕は脚本家さんとずっと連絡を取って話をしてきて、そのような単純な悪役であれば、この作品を選ばなかったかもしれないという言葉を伝えました。シノプシス(あらすじ)通りに行ってほしいと気持ちをお伝えしました」とビハインドストーリーを伝えた。

続いて「ありがたいことに、脚本家さんが私の意見を聞いてくれて、シノプシスにあった私が好きな、揺れ動くムジンが完成しました。『マイネーム』は一般的な作業ではなく、脚本家、俳優、監督の3人が一緒に作っていくものだったので、とても良かったです」と明かした。

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パク・ヒスンは「『マイネーム』がアンダーカバーが題材であるだけに、クリシェ(ありふれた表現、シチュエーション、筋書きなど)がないわけにはいかないと思います。しかし、女性のキャラクターを主人公にして、新鮮にアプローチしたと思います。『マイネーム』はシンプルなドラマです。多くの方々が展開に対して『予想できた』という反応を見せましたが、『マイネーム』は心理劇といってもいいほど、キャラクターの心理を追ってみるととても複雑な作品です。心理戦を繰り広げる作品です」と語った。

彼は「『イカゲーム』の場合も、序盤には否定的な世論も多かったと思います。これが映画だったら、こんなに大きくはならなかったと思います。映画であれば、普通は(国内で)ヒットしなければ世界には行けません。しかしOTTはそれを可能にするという長所が私には新鮮でした。私たちが持っている私たちだけの偏見が、彼らも同じように感じるというのが、むしろ私たちがあまりにも偏見を持って見ていたということだと思いました」と伝えた。

続いて「もちろんこういった指摘があるから韓国ドラマと映画が発展したのでしょうが、過度な偏見は毒にならないだろうかと思います。 しかしそれがワールドワイド化されて少し解消された感じがします。映画ではできなかった点、ドラマではできなかった点が同時に解決でき、流通過程も広がり、OTT市場は限りない利点があると思います」と明かした。

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後輩ハン・ソヒとの共演はどうだったのだろうか。パク・ヒスンは「撮影の2、3ヶ月前から毎日のように顔を合わせていたので、息が合わないはずがありませんでした。私もハン・ソヒさんの長所と短所を把握し、彼女も私を把握していたので、あまり言葉は必要ありませんでした」と高い満足感を表した。

彼は「ハン・ソヒさんの演技に関しては一つも心配はなかったです。彼女の出演作は『夫婦の世界』しか見たことがないのですが、スター俳優たちの中でも全く気後れすることなく演技を上手くやっていたので、すでに確かな信頼がありました」と格別な愛情を誇示した。

続いて「心配したのはアクションでした。ハン・ソヒさんが運動を一度もしたことがなかったという点で心配がありました。しかし、これもやはり最初会った時に安心できました。アクションスクールで初めて見た彼女の姿から、やりきれるという感じ、興奮してワクワクし、『疲れずにやっている』という喜びが感じられて、最初の出会いから心配はしませんでした」と打ち明けた。

最後にパク・ヒスンは「この仕事を継続できているということ自体が幸せなことです。どんな役でも、小さな作品にも出演して挑戦を続けていきます」と変わらない演技への情熱を垣間見せた。

記者 : キム・ナラ