当初は疑惑否定も…ヨンタクの事務所代表、音源買い占めを認め謝罪「深く反省し後悔している」

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写真=マイデイリー DB
トロット(韓国の演歌)歌手ヨンタクの所属事務所であるMILAGROエンターテインメントのイ・ジェギュ代表が、音源買い占め疑惑を認めた。

イ・ジェギュ代表は本日(4日)、ヨンタクの楽曲「君がどうしてそこから出てくる」の音源買い占め疑惑について「今回の事件の容疑を全て認め、深く反省し、後悔している。今まで調査に誠実に臨み、事実関係を説明した」と明かした。

彼は「2019年、音源のストリーミング方法を知り、無名歌手の曲を沢山の人に広めたいという個人的な欲でしばらく理性を失い、やってはならない行動をしてしまった。理由を問わず、事務所の代表として間違った行動を取ってしまった点、深く反省し、とても後悔している」と頭を下げた。

続いて「今回の件は私が単独で行ったものであり、当時ヨンタクは音楽的な部分とスケジュールを除いた会社の業務方式には全く関与しておらず、情報も共有されていない状況だった」と説明した。

最後に、イ代表は「長年の無名生活の末にオーディション番組を通じて、自分の能力だけで注目を浴びるようになったアーティストに迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と謝罪した。

先立って昨年3月、初めてヨンタクの音源買い占め疑惑が浮上した。MILAGROエンターテインメントはこれを否定しながら「規模が小さな事務所であるため、歌手の支援に限界があり、良い活動のために周りに助力を求めながら努力してきたが、その過程で事務所の未熟さによってヨンタクを困らせたのではないかと気持ちが重い」とコメントしていた。

・歌手ヨンタク、音源買い占め疑惑が浮上…事務所が否定「事実ではない」

【MILAGROエンターテインメント 公式コメント全文】

「君がどうしてそこから出てくる」の音源買い占め疑惑について、弊社の立場をお伝えします。

こんにちは。MILAGROエンターテインメントの代表イ・ジェギュです。まず、このような不祥事でご心配をおかけしてしまい、心からお詫び申し上げます。

私は今回の事件の容疑を全て認め、深く反省し、後悔しています。今まで調査に誠実に臨み、事実関係を説明しました。

2019年、音源のストリーミング方法について知り、無名歌手の曲を沢山の人に広めたいという個人的な欲でしばらく理性を失い、やってはいけない行動をしてしましました。理由を問わず、事務所の代表として間違った行動を取ってしまった点、深く反省し、とても後悔しています。

また、今回の件は私が単独で行ったものであり、当時ヨンタクは音楽的な部分とスケジュールを除いた会社の業務方式には全く関与しておらず、情報も共有されていない状況でした。

長年の無名生活の末にオーディション番組を通じて、自分の能力だけで注目を浴びるようになったアーティストに迷惑をかけてしまい、申し訳ありません。

私の間違った行動により、被害を被ることになったヨンタクと従業員の皆さん、そしてヨンタクを応援してくださったファンの皆さんに心からお詫び申し上げます。

記者 : カン・ダユン