LABOUM、タイトル曲「Kiss Kiss」MV公開…童話のような美しいビジュアル

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写真=INTERPARK MUSIC PLUS
LABOUMが一段と成熟した音楽とパフォーマンスでカムバックした。

3日午後6時、音楽配信サイトを通じて3rdミニアルバム「BLOSSOM」が発売された。今回のカムバックは、彼女たちが昨年12月に発売したデジタルシングル「Cheese」以来、約10ヶ月ぶりだ。

「BLOSSOM」は、LABOUMがグループ再編後に初めて発売したアルバムということで話題を呼んだ。今年9月、リーダーのユジョンが脱退し、他のメンバーたちはINTERPARKの子会社INTERPARK MUSIC PLUSに移籍して、新たなターニングポイントを迎えた。2014年にデビューして以来、ジエンとして活動してきたジネは、活動名を変更して新しい始まりを告げた。

久しぶりのカムバックを知らせるアルバムであるだけに、LABOUMだけの愛らしいコンセプト、音楽的なカラーとパフォーマンスを披露するために奮闘し、精魂を込めたという。

今回のアルバムは、タイトル曲「Kiss Kiss」を皮切りに「How I Wish」「Repeat」「Love On You」まで、叙情的な雰囲気と魅力的なボーカル、感受性溢れる歌詞で満たした全4曲で構成されている。

タイトル曲「Kiss Kiss」は、メンバーのソヨンが作詞家として参加した。散らばる花びらのようにそっと、真夏の夕立ちのように強烈にやってきた恋に関する楽曲だ。冬の中に咲いた春風を連想させるメロディーと、彼女たちの魅力的な歌声が調和して、幻想的なウェルメイド曲が誕生した。

メンバーたちは「いくら逃げようともがいても / たまに君を探してさまよっていたみたい / 繰り返される想像の中に私を泣かせて / 頭の中をほじくった昨日の夜 / もう分からない 君に見せるから / 怖さもときめかせる / そっと kiss kiss / 近づいて 君の唇 / きらきらさせてくれる?きれいな夢のように」などの歌詞を、4人4色の声で表現した。

ソヨンは、タイトル曲の作詞にとどまらず、ソルビンと共に収録曲のクレジットに作詞家及び作曲家として名を連ねた。彼女が作詞・作曲に参加した80年代のレトロ風の「How I Wish」、ソルビンが作曲と作詞に参加して恋人同士の倦怠期についた歌った「Repeat」、ソヨンがファンを思いながら作詞・作曲したファンソング「Love On You」は、LABOUMの新曲を待ってきた音楽ファンにこの上ないプレゼントになる見通しだ。

音源と共に公開されたミュージックビデオでも、LABOUMだけの深い魅力が垣間見える。メンバーたちは、それぞれ魅力的なビジュアルを誇り、1本の美しい童話を完成した。

LABOUMは、今回のカムバックに先立ってMBCバラエティ番組「遊ぶなら何する?」を通じて、注目を集めた。同番組を通じて結成されたプロジェクトボーカルグループMSG WANNABEが、LABOUMの楽曲「想像プラス」のカバー曲ステージを披露したからだ。放送後に様々な音楽配信チャートでは、同曲が再ブームを巻き起こして注目を集めた。彼女たちは、このような関心をもとに最近、江南(カンナム)区広報大使に抜擢されて人気を保っている。

2014年にデビューしたLABOUMは、今年で活動7周年を迎えた。これまで「想像プラス」だけでなく、「AALOW AALOW」「Hwi hwi」「Shooting Love」など、様々なジャンルの音楽を相次いで発売し、K-POPファンの支持を得た。女性グループの中で、軍慰問公演の最多記録も保有している。国防TVを通じて公開された「想像プラス」のステージ映像は、軍人たちに“軍民歌謡“'と呼ばれるほど親しまれている。

再整備を終えてカムバックした彼女たちが、「想像プラス」の再ブームに続き、新たなヒット曲を生み出すことができるのか、アルバム名のように新たに披露する第2幕で満開することができるのか注目される。

記者 : ファン・ヘジン