「江陵」チャン・ヒョク、演技への熱い想いを語る“人生の半分を撮影現場で過ごした”

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写真=JNC MEDIAGROUP
「江陵」に出演したチャン・ヒョクが、限界のない演技スペクトルをアピールした。

彼は最近、オンラインインタビューを行い、映画「江陵」について多様なエピソードを伝えた。

「江陵」は、江陵最大のリゾート建設を巡る様々な組織の野望と陰謀、そして裏切りを描いた映画だ。

チャン・ヒョクは俳優のユ・オソンと、2016年に放送が終了となったドラマ「商売の神-客主2015」以来、6年ぶりに再会して注目を集めた。チャン・ヒョクが主役、ユ・オソンが悪役として出演したドラマとは違って、スクリーンでは2人の俳優の役割が変わり、新鮮なシナジー(相乗効果)を披露した。また、韓国の東海(トンヘ)を舞台にラフなアクションも展開された。

作中、チャン・ヒョクは血も涙もない悪役のミンソクを演じる。欲しいものは手段と方法を選ばず手に入れる冷血漢に完璧に変身した。

チャン・ヒョクは「江陵」について「シナリオのストーリーの構成や凝縮されたセリフが気に入った。『江陵』ならではの魅力が感じられた」と作品への愛情を示した。

ミンソクについては「風のような人、ゾンビのような人だ。抽象的な余地を残す人物だ」とし「いつも焦点の定まらない目で見つめるなど、寂しい雰囲気を与えようとした」と述べた。

続いて「現実と離れている、どこか幽霊のような人物だと思った。ロマンとか感情を全く感じられないミンソクが義理を重視するキルソク(ユ・オソン)に会って対立するが、一方では以前の姿を恋しがり、混乱する」と説明した。

「江陵」でのアクションについては「テクニック的かつ華やかな姿より、猛獣が捕獲されて泣き叫ぶように表現しようとした」とポイントを挙げた。

チャン・ヒョクは「年はとったが、その分体力の管理を一生懸命にしている。毎日ボクシングをしに行く」とし「次の映画もちゃんとしたアクション演技に挑戦したい」と語った。

また、彼は「『江陵』がウィズコロナ後初めて公開される韓国映画で、舞台挨拶をすることができてワクワクしている」と観客たちと直接会うことに期待を示した。

チャン・ヒョクはデビュー25年目に入ったにもかかわらず「俳優として、より多彩なフィルモグラフィー(その俳優が携わった映画作品のリスト)を作っていきたい。これからもやることがたくさんある」と演技への情熱をうかがわせた。

特に彼は「私はアクションに特化した俳優ではなく、ロマンスに特化した俳優だ」と強調した。

チャン・ヒョクは「私はアクションに特化していると言われるが、アクションももちろん好きだがアクションという一つのジャンルだけをするつもりはない。アクションが強みであり、また他のジャンルへと領域を広げていきたい。それで自然に善役、悪役を問わずに挑戦している」と伝えた。

チャン・ヒョクは「私ももう40代半ばだが、ある日振り返ってみたら、人生の半分以上を撮影現場で過ごしていた。楽しくて、ありがたくて、これからも現場にずっといたい。仕事中毒というよりは現場で何かを作っていくことに対する楽しさというのが私の中ではまだ大きくて、俳優業を続けてきているのだと思う」と明かした。また、「自分で作品を決めるのではなく、自分に与えられた作品の中で演技をしていたら、前へ進む情熱も湧いてくるし、そういう作品に出会ったことに感謝し、演技のスペクトラムも少しずつ広まったと思う。こういうところが自分に力を与えてくれる。同じ分野に携わる同僚との会話も楽しい」と仕事のやりがいを打ち明けた。

彼は「20代初め、演技を始めたばかりの頃にソウル・汝矣島(ヨイド)で台本読み合わせをした時の夜明けの空気を今も覚えている。役者としての心構えはその時と変わらない」と初心を失わない姿を見せて感心させた。

記者 : キム・ナラ