ユ・アイン&キム・ヒョンジュら出演、Netflixオリジナルシリーズ「地獄が呼んでいる」キャラクターポスターを公開

OSEN |

写真=Netflix
Netflixがドラマ「地獄が呼んでいる」のキャラクターポスターを公開した。

本日(1日)に公開されたキャラクターポスターは、黒い煙のように表現された地獄の使者と登場人物たちの顔が絶妙に合わさっており、目を引く。死を告知されて、決まった時刻に地獄行きのデモを生中継されるという挑発的かつ型破りな設定に直面した人々の様子が捉えられた。

お互いに対する疑いと不信感、恐怖感が大きくなっていく紛らわしい社会を生きながら、どのような変化を見せて、どのような選択を下すことになるのか、人間らしさとは一体何なのか、もう一度考えさせる作品になるだろうと期待を集めている。

「地獄が呼んでいる」は、突然目の前に登場する地獄からの使者に会った人々が、“地獄行きの宣告”を受けて、超自然的な現象が発生するようになった混乱の中で、復興したインチキ宗教団体の新真理会と事件の実態を暴こうとする人々が絡み合い、繰り広げられるストーリーを描くNetflixオリジナルシリーズだ。

自身のウェブ漫画を自ら演出することになったヨン・サンホ監督は「この作品における俳優たちの役割は絶対的でした」とし、キャラクターと完璧にマッチする俳優をキャスティングすることに力を入れたと明かした。ユ・アイン、キム・ヒョンジュ、パク・ジョンミン、ウォン・ジナ、ヤン・イクチュンが繰り広げていく物語に好奇心がくすぐられる。

ソウルのど真ん中で地獄行きデモが起き、この現象を神の行為であると説明する新真理会の議長であるチョン・ジンスは、ユ・アインが扮した。「最初からユ・アインさんを念頭に置いていました」というヨン・サンホ監督の期待通り、ずっと昔、たまたま地獄行きデモを見て、神の跡と意図を追って生きてきたチョン・ジンスを演技するため、ユ・アインは長髪にイメチェンを試みた。それだけでなく、神秘的で落ち着いていながらも強烈で歪んだ心理を持つユニークキャラクターを誕生させた。

ドラマ「アンダーカバー」「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」など、長年精力的に活動してきたキム・ヒョンジュは、ソド合同法律事務所の弁護士ミン・ヘジン役を演じた。凄まじい勢いで、勢力を育てていく新真理会と盲目的に彼らを追従する熱心な信者たちの反対側に立って、人間を見る弁護士として活躍する。「キム・ヒョンジュさんの長年のファンです」と明らかにしたヨン監督は、「着実に経験を積んできたキム・ヒョンジュさんがミン・ヘジンのイメージにぴったりでした」と話した。

「ただ悪より救いたまえ」で青龍映画賞と百想芸術大賞を総なめにしたパク・ジョンミンは、放送局で新真理会のドキュメンタリーを制作するプロデューサーのペ・ヨンジェに扮した。新真理会が不気味だけれど傍観する立場だった彼は、周りの人々が告知を受け始めて、突然“地獄”の現実の中に引き下ろされる人物だ。ヨン・サンホ監督は「パク・ジョンミンさんが観客を引き込ませる吸引力がすごかったです」と称賛し、彼が演技したペ・ヨンジェに対する期待を高めた。

「先輩、その口紅塗らないで」「僕を溶かしてくれ」など、演技の幅を広げているウォン・ジナはペヨンジェの妻ソン・ソヒョン役を務めて、家族に行われる地獄行きの告知を見て、危うく揺れる人間の内面を描く。「“地獄”という単語でドラマが描こうとする、哲学的な意味が何か知りたいと思いました。台本を読みながら、それこそストーリーに吸い込まれていく力を感じました」とし、出演を決心した理由を明らかにしたウォン・ジナは、ソン・ソヒョンの複雑な心情を繊細に表現した。

ヨン・サンホ監督のアニメ「我は神なり」「豚の王」に声優として参加し、縁を結んだヤン・イクチュンは、地獄の使者出現事件を捜査するチン・ギョンフン刑事として登場する。天使と地獄の使者の出現を、神の意図というよりは殺人事件としてアプローチしていくチン・ギョンフンは、これを否定するチョン・ジンスと対立する。ヤン・イクチュンは「出演を決めた理由はヨン・サンホ監督です」とし、「ヨン・サンホ監督ならではの世界観に合流することができて、俳優として光栄です」と明かした。

ヨン・サンホ監督のユニークなストーリーや実力派俳優の活躍が期待される「地獄が呼んでいる」は、11月19日にNetflixを通じて全世界に公開される。

記者 : キム・ボラ