14U出身ルハ、1stシングル「sick of it」でソロデビュー“メンバーとアルバイトをしながら…”

OSEN |

写真=ルハ
アイドルグループ14U出身のルハが最近、1stシングル「sick of it」を公開し、活動を再開した。

2019年に14Uが解散してから、約2年ぶりに新曲「sick of it」と共にソロで帰ってきたルハ。彼は今回の新曲について「愛する人のせいで辛い思いをしている方々、疲れた方々なら深く共感できる楽曲」と淡泊に曲を紹介した。続けて「グループ活動の時とは異なる新しい姿のアーティストとして、さらに幅広く、深くなった音楽の感性を込めて新しい姿をお見せします」と期待を呼びかけた。

同曲は、ムーンバートンジャンルの洗練されたメロディーが曲の全体的な雰囲気をリードする感性的な楽曲。利己的な愛に疲れた人のうんざりする気持ちと、それでも戻ってくる慣れた気持ちを率直な歌詞で表現した。

――新曲「sick of it」でカムバックした感想と挨拶をお願します。

ルハ:こんにちは! 14人組アイドルグループ14Uで活動したルハです。ソロとして新たに出発できるとは思いませんでしたが、微力な僕のそばで良い人々が共にしてくださったおかげで、多くの方々に歌をお聴かせできることに本当に感謝しています。

――最初のシングルである今回の新曲 「sick of it」はどんな曲ですか? 曲の紹介を簡単にお願いします。

ルハ:利己的な愛に疲れた人のうんざりする気持ち、それにもかかわらず再び戻ることになる慣れた気持ちを率直な歌詞で表現したムーンバートンジャンルのポップダンスナンバーです。愛する人のせいで辛い思いをする方々、疲れた方々なら共感できると思います。

――14Uとして活動した後、空白期間が長くて大変なこともあったと思いますが、乗り越えて帰ってくることができた原動力はありましたか?

ルハ:ファンとの約束、そして良い人々です。グループ14Uからそれぞれの道に戻ろうという選択をした時、とても残念で大変でした。宿舎にも最後まで残っていましたし…···。宿舎から出ても人に会うことさえ難しく、1ヶ月近く家から出られませんでした。そのうち、良い機会に恵まれて演劇「アンナラスマナラ」に出演して、良い俳優の皆さんと事務所までお会いした部分が大きいです。

ファンの方々にも「待っていてください。すぐに帰ってきます」と言いましたが、結局新型コロナの影響で中止になって非常に悔しかったですし、この道が僕の道ではないのかと思った時もありました。それでも良い人々と機会に巡り合えて、準備して活動できるようになったことに非常に感謝しています。また、時間が経って14Uというグループがいつかまた1つになれる場を作りたい気持ちもあります。

――今回の新曲を準備しながら、特に記憶に残っているエピソードはありますか?

ルハ:14Uのメンバーで、今も一緒に過ごしているゴヒョンと宅配便の荷物の積み下ろし、冷凍倉庫で働きながらアルバムを準備したことが記憶に残っています。元々、先月ゴヒョンの「Don't Laugh」と今回の「sick of it」の2曲を彼とデュオ曲で歌う計画もありましたが、お互いによく合う曲でソロ活動を行うことにしました。

――「sick of it」の発売前と後、周りではどんな反応ですか?

ルハ:発表前は家族も心配していました。自らしばらく道に迷っていた状況で、周りからは「現実を直視しなさい。お金を稼がなくちゃ」と写真撮影、編集、作曲など様々な分野についてアドバイスしてくれましたが、僕の選択と周りの協力でこのように音源まで発売することになりました。発売後には「歌がいい」「何度も聴くようになる」という良い反応が多かったです。そんな時、僕は「歌をたくさん聴いてください」という言葉で感謝の気持ちを表現します。

――音楽においてロールモデルはいますか?

ルハ:BIGBANGのG-DRAGON先輩、SOL先輩をロールモデルにしています。 自分の曲で表現する部分とジャンルを選ばない作曲、大きな影響力があっても徹底して自己管理するところまで尊敬しています。インスピレーションを得たい時に聴きますが、それで僕も多くの方にインスピレーションを与える人になりたいです。

――これから挑戦してみたい分野はありますか?

ルハ:多すぎるのが問題ですが、僕は運動、ドライブと写真にとても興味があります。1人でするのにいいことで、雑念が消えるので今は趣味で楽しんでいます。この分野に挑戦したらどうかは考えたことがありませんが、うまくやりたい気持ちはあります。

――最後に自身を愛してくださっている、これから愛してくださる多くの方々に一言お願いします。

ルハ: 「sick of it」は、これまで自分を蝕んでいた心の中の感情に勝つことができた作業で、小さなボタンを1つはめたと思います。今回の活動を通じて、僕の望みはルハという人が皆さんの小さな記憶の片隅に定着することです。良い音楽活動で恩返しするルハになります! ありがとうございます。

記者 : チェ・ナヨン