キム・ヘソン、大ヒットドラマ「思いっきりハイキック!」共演後にチョン・イルと疎遠に?突然行方をくらました理由を告白

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写真=MBC「ドキュフレックス青春ドキュメンタリー - 思いっきりハイキック! 編」
俳優のキム・ヘソンが「思いっきりハイキック!」の当時の過酷な撮影や突然行方をくらました理由を告白した。

29日に韓国で放送されたMBC「ドキュフレックス青春ドキュメンタリー - 思いっきりハイキック! 編」では、イ・スンジェ、ナ・ムニ、チョン・ジュナ、パク・ヘミ、キム・ヘソン、チョン・イルが一堂に会し、15年前の「思いっきりハイキック!」の思い出を共有した。

久しぶりにテレビ番組に出演したキム・ヘソンは、初放送当時を振り返り「どうしても一番重要なのは視聴率じゃないか。初放送をみんなで観て、翌日に視聴率をチェックしたけれど、予想より出なかった。僕たちが考えていたのは9~10%くらいだったけれど、初回放送時は6%だったと思う。『初めてだからそういうこともある』と慰めながら撮影した」と明かした。

彼は「1週間に6日間撮影したが、残り1日で5日分の台本を覚えなければならなかった。寝て起きて一日かけて5冊の台本を読まなければならなかった」とし「これを8ヶ月間続けていたら正気ではいられなかった。本当に徹夜し続けた。倒れる直前までずっと撮影していた」と付け加えた。

さらに、この日の放送で公開された当時の映像には、ソ・ミンジョンが撮影中に鼻血を流す姿もあった。

序盤の低かった視聴率と違い「思いっきりハイキック!」は、20%まで突破して大きな人気を得た。キム・ヘソンは「20話、30話、40話になると、中高生や小学生が集まってきたため撮影ができないこともあった」と話した。

チョン・イルも「プンパ高校には、ファンたちが塀まで越えて入ってきた。現場には車に乗らなくては出られないほど、多くのファンの方々が押し寄せていた。野外撮影をする時もいつもそうだった。そういう時が多かった」と当時のドラマの人気ぶりを明かした。


また、キム・ヘソンはドラマの終了後、世間と断絶した時間を過ごしたと述べた。15年ぶりに集まった共演者たちに「当然連絡も差し上げなければならなかったのに、少し罪悪感もある。そういう気持ちが一番大きかった」と口を開いた。

チョン・イルは「ヘソンさんとはとても親しくしていた。家にもよく遊びに来た。でもある瞬間に行方をくらまして連絡が途絶えた。(ドラマの終了後)活動もしなくなった」と話した。

キム・ヘソンは「『思いっきりハイキック!』の放送終了後、イルさんだけでなく、すべての人と連絡を取らずに過ごした」とし「ただ何をするのも嫌だった。十数年にわたって連絡を取らずに過ごしたが、昨年偶然にイルさんが先に連絡をくれた。13年ぶりの電話だったけど、彼は変わらない態度だった。それでぎこちなかった気持ちがすぐに消えた。彼は当時のまま接してくれるんだなと思った」と感謝の気持ちを明かした。

これに対してチョン・イルは「本当に(俳優として)何も知らない頃に仕事を一緒に始めた友達だ。ヘソンも変わっていないと感じた」とし「まだ大人ぶるには君も僕も若すぎる」と冗談交じりに話した。

キム・ヘソンは2007年に韓国で放送された「思いっきりハイキック!」で兄のイ・ミノ役を、チョン・イルは弟のイ・ユンホ役を演じて人気を博した。キム・ヘソンは昨年10月に韓国で公開された映画「紙の花」に出演した。

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記者 : イ・ハナ