イム・スジョン&イ・ドヒョン主演、新ドラマ「メランコリア」監督が絶賛“2人の純粋な姿が作品に説得力を持たせる”

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写真=tvN
ケーブルチャンネルtvN水木ドラマ「メランコリア」(脚本:キム・ジウン、演出:キム・サンヒョプ)のキム・サンヒョプ監督が今冬、新たな感性を披露する。

「メランコリア」は、不正の温床である私立高校を舞台に、数学教師と数学の天才の通念と偏見を超える、数学より美しいストーリーを描く。

「偶然見つけたハル」「女神降臨」で独特の世界を構築し、視聴者からたくさん愛された作品を演出してきたキム・サンヒョプ監督は「以前の作品とは全く違う色を持っています」とし、「メランコリア」だけの特別な物語を予告した。

続けて「数学という難しい素材を愛で描くことができる独特の構造が魅力的に感じられました。スキャンダルに巻き込まれた女性教師と生徒の関係が、いわゆる“人気者”の周囲の人と比較すると、むしろ崇高で純粋に見えるアイロニーを発見しました」と作品に惹かれたきっかけを伝えた。

さらに、タイトルである「メランコリア」が何を意味するのかと、人々の好奇心を刺激している中で、キム・サンヒョプ監督は「劇中のチ・ユンス、ペク・スンユの2人が試練の中で希望を見つけ出し、世の中の偏見に立ち向かって新しいところへ進んでいくことです。これがメランコリアが表現する意味だと思います」と、「メランコリア」が展開していく敍事を簡潔に伝えた。

続けて、キム・サンヒョプ監督は数学で交感を交わすチ・ユンスとペク・スンユを視覚的に表現することにも悩んだという。「数学を通じて交感するシーンで理想、情熱、興奮、喜悦の要素をロゴス(論理)とパトス(感情)の適切なバランスで描きたいと思いました」と伝え、本放送への期待を高めた。

また、「このドラマは単に数学の問題を証明して、明らかにするという内容ではありません。私たちが生きていて、愛しあう過程で、数学が示す意味をメタファーとして描写した作品だと思います。数学を芸術より美しい愛の物語として描いています」と付け加え、素材である“数学”の見方を明かした。

特に、“数学”によって試練に立たされ、成長していく主人公のイム・スジョン、イ・ドヒョンの共演にも注目が集まっている。キム・サンヒョプ監督は「イム・スジョン、イ・ドヒョン2人の眼差しと声がとてもよく、2人のイメージと雰囲気が似ています。何より、彼らが持つ純粋な姿がこの作品に説得力を持たせ、作品をとても魅力的に見せていると思います」とし、2人の俳優の共演に、より期待が高まっている。

最後に、キム・サンヒョプ監督は間もなく放送がスタートする「メランコリア」について、「絶望の瞬間にも希望を失わない、人生に対する強い意志が感じられるドラマになっています」と語った。「メランコリア」が2021年の冬、皆の心に希望の火をつけることができるか、ドラマを待つファンの期待も高まっている。

「メランコリア」は11月3日の午後10時30分から韓国で放送がスタートする。

記者 : カン・ダユン