CNBLUE、タイトル曲「Love Cut」MVを公開…西部劇のような雰囲気

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写真=「Love Cut」ミュージックビデオキャプチャー
CNBLUEが、西部劇コンセプトでイメージチェンジを図った。

CNBLUEは10月20日の午後6時、9thミニアルバム「WANTED」の音源とタイトル曲「Love Cut」のミュージックビデオを公開した。

昨年11月に発売した8thミニアルバム「RE-CODE」で熱くて華やかだった20代の熱気は幕を下ろし、素朴だが温かいぬくもりを込めようとしたメンバーたちの変化を収めて、イメージチェンジを図った。9thミニアルバム「WANTED」では、再び進化した彼らの存在感を表している。

「WANTED」は、間違った関係と縁、そしてこれを断ち切る勇気に着目した。今回のアルバムでCNBLUEはハンターに変身して、コンセプチュアルな試みでこれまでのモダンな魅力に、強烈でどっしりとした雰囲気を加えて、自由ながらも悲壮感の漂う雰囲気を表した。

タイトル曲「Love Cut」は、19世紀後半の雰囲気を収めたロックジャンルのナンバーで、ジョン・ヨンファが作詞・作曲を務めた。ディスコリズムのドラムとベース演奏が特徴で、西部映画を連想させるギターサウンドとピアノが加えられた。ジョン・ヨンファがレンディングした鼻笛も中毒性を倍増させる。

「そのままばっさりと切り捨ててしまうよ / すべての記憶もすべての悲しみも / 少し痛くてもすぐに癒えるだろう / 懲り懲りする恋 / 狂いそうな恋の傷が」「最初から僕たちは / 間違っていたんだ / 言葉もなく僕は踏みにじられたことを / 君の一言一言に泣いて笑っていた / 僕はもういないことを」という歌詞を通じて、間違った関係と縁を未練なくはさみで“ばっさりと”切り捨てたいという思いを表した。

この曲は、ジョン・ヨンファが車に乗って移動中に美容院に書かれた“ばっさり”という単語を見てインスピレーションを得たという。リリースに先立って行われたカムバックトークショーで、彼は「除隊後初のアルバムで、バラードならすぐにコンサートができそうだと思った。ライブをしたら本当に楽しいだろうと思って、それを意識して『Love Cut』を作った。ファンと一緒に楽しんでいる姿がイメージできる」とし、ステージに対する期待も表した。

ミュージックビデオでCNBLUEは、テキサス・カウボーイに変身した。まるで映画「グッド・バッド・ウィアード」を観ているような雰囲気の中で、CNBLUEは初めて演奏シーンなしに演技だけでビュージックビデオを満たした。3人のメンバー全員が俳優として活発に活動しているだけに、コミカルから正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)演技まで見事に演じこなした。

ほかにも、今回のアルバムには激しい現代社会をプライドで乗り越えようというストーリーを盛り込んだ「99%」、すべてが理想のタイプである彼女に告白したい男性の気持ちを語るイ・ジョンシンの自作曲「Hold Me Back」、CNBLUE特有の洗練された雰囲気が漂うモダンロックジャンルの「Nothing」、ジョン・ヨンファの甘いボーカルが心地よい「Time Capsule」の5曲が収録された。

2010年にミニアルバム「Bluetory」でデビューしたCNBLUEは、「I'm a loner」「Love」「Love Light」「YOU'RE SO FINE」「Then, Now and Forever」など、多数のヒット曲で愛された。彼は、グループのカラーを決めるよりも、人々と交流しながらその時に最もしたい音楽をするという。「デビュー12年目でも旺盛な活動を繰り広げることができるだけでもありがたい」と明らかにしたCNBLUEが、今後どのような進化を遂げていくのか、期待が寄せられている。

記者 : イ・ハナ