「悪魔判事」元RAINBOW ジェギョン、先輩チソンの撮影現場での行動に感動“主人公だったのに…”

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元RAINBOWのジェギョンが先輩チソンに対する尊敬心を示した。

ジェギョンは韓国で放送が終了となったtvN土日ドラマ「悪魔判事」で示範裁判部の判事オ・ジンジュ役を務め、熱演を披露した。

作中で彼女は、混乱するディストピアの世界で市民たちの希望オ・ジンジュを演じ、強力な存在感をアピールした。特にオ・ジンジュの複雑な感情の変化を細かく演じながら視聴者の共感と興味を呼び起こした。

ジェギョンは「悪魔判事」終了記念インタビューを通じて「まず『悪魔判事』というドラマで怪我をした人も、病気になった人もいなく、無事に終わったことに感謝します。このドラマを通じてとても素敵な俳優さん、スタッフさんと一緒に仕事をすることができました。この作品に出演した瞬間から、今後の女優としての自身の進路に対して考えさせてくれた良い作品でした」と明かした。

オ・ジンジュ判事を演じる過程で新しく感じたことは何だったのだろうか。ジェギョンは「これはドラマで、ディストピアの世界観の下で行われることなのに、自分がその中で演技をしているからか、フィクションだとは思えなかったです。なのでもっと感情移入もできました。ジンジュというキャラクターは(他人に)よく共感して、おせっかいな性格なのでもっと感情移入ができました」と話した。

続いて「現場では様々なカットを撮り続けます。そうする過程で他の配役に対しても共感できました。なのでドラマの法廷シーンがもっと面白かったです。全ての俳優が本人の妥当性も持って演技に臨んだのでさらに興味深い法廷シーンが楽しめたと思います」と付け加えた。

彼女は「『悪魔判事』のおかげでニュースと記事を細かく見るようになりました。韓国のニュースも世界のニュースも熱心に見るようになり、もっと興味を持つきっかけになりました」と明かした。

記憶に残る判決としては笞刑、海外監獄収監などを挙げた。ジェギョンは「数百年を求刑したり、海外の監獄に行かせたりするシーンがありました。台本を読んで脚本家さんに『(本当に)ありえることですか?』と聞いたら、脚本家さんが『心配しないで。私が判事だから私だけを信じなさい』と言っていました」と笑った。

続いて「海外でも笞刑などを言い渡す場合が多いので、フィクションであるものの現実のような気もしました。だからもっと面白かったと思います」と付け加えた。

写真=NAMOO ACTORS
ジェギョンは示範裁判部の判事として裁判長カン・ヨハン役のチソンと最も多いシーンを一緒に演じた。これに対して彼女は「まずとても感謝しています。時間があるたびにコミュニケーションし、悩みを聞いていただいて力強い現場でした。チソン先輩は本当に大先輩で、私の視野を超えた視覚からアドバイスしてくださり本当に役に立ちました。彼を信頼し、頼っていました」と話した。

「ジンジュにとってヨハンは精神的な支柱で、あんなにかっこいい影響力のある判事になりたいと思わせてくれるロールモデルでした。チソン先輩と一緒に撮影をしていたら、まるでジンジュがヨハンを見つめているような感じになりました。現場を統率する穏やかなカリスマ性がかっこよかったです。誰一人取り残さず、皆に気を配り、コミュニケーションしていました。先輩は主人公なので分量も多く、体力的にも大変だったと思いますが、その中でも皆に気を配りました。それに感動しました。ジェギョンという俳優が成長したら、あんな俳優になりたいと思わせてくれた方でした。俳優人生のロールモデルを見つけたのがこの作品を通じて得た一番大きなことだと思います。ありがとうございました」と感謝を伝えた。

判事キム・ガオンを演じたGOT7のジニョンとのコンビネーションも完璧だった。ジェギョンは「ジニョンの場合、私と似ている人生の過程を経ましたし、演技をはじめたのも同じ頃でした。お互いに似ている悩みも経験したため、同じような視覚からアドバイスをしてくれたのでとても元気が出る現場でした。作品に対する話も、おしゃべりもずっと続けたので、毎時間とても大切なコミュニケーションの時間でした」と明かした。

撮影現場の雰囲気メーカーもジニョンとチソンだった。ジェギョンは「ジニョンは退屈な時、歌を口ずさみながら踊ったりします。だから私たちも同じく口ずさんだり、踊ったりするようになりました。ジニョンが雰囲気を盛り上げてくれたと思います。寒い時から暑い時まで撮影を行いましたが、チソン先輩にもおやつをたくさん奢ってもらって元気が出ました」と話した。

記者 : ファン・ヘジン