DinDin、新曲「I'm not myself when I'm around you」をリリース…アニメーションで制作されたMVを公開
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写真=D&D Corporation
歌手のDinDinが実話をベースにしたラブソングを発表した。14日午後6時、音楽配信サイトを通じて新曲「I'm not myself when I'm around you(こうしてはならないこと知っているけれど、君の前にだけ立つと奈落)」が発売された。
今回の新曲は、今後発売予定の新しいEPアルバム「騒音集」に収録される最後の先行公開曲だ。今年3月末、バラードシングル「もう恋できないでしょう」、7月にBuzzのミン・ギョンフンと一緒に歌ったロックバラード「恋するんじゃなかったかもしれません」を連続で発表し、「騒音集」に対する期待を高めた彼は、より早いテンポの新曲「I'm not myself when I'm around you」を発売し、幅広い音楽的スペクトルを証明した。
同曲の作詞、作曲もこれまで発表した多数の自作曲と同じく、DinDinが手掛けた。感性ボーカルの代名詞として取り上げられる10cmのクォン・ジョンヨルもフィーチャリングで参加し、DinDinとのケミストリー(相手との相性)を見せつけた。
彼は甘くスタイリッシュなメロディーに実話をベースにした歌詞を付け加え、聴きやすくクオリティの高いラブソングを完成した。歌詞には、好きな気持ちはあるけれど、自分には興味を見せない相手の前で居ても立っても居られなず、戦々恐々するDinDinの姿が如実に盛り込まれている。「こうしてはならないこと知っているけど君の前にだけ立つと奈落 / 準備した言葉もあやふやで結局ダメ / 僕こんな人じゃないのに(もどかしい)/ なぜ君の前にいるとき(こんなものが)/ 返事が来ても問題、目に見えるんだダメなことが / 1人で怒ってまた一人で仲直り、それで疲れる」「こうしてはならないこと知っているけど、君の前にだけ立つと奈落 / あり得ないと思うけれど、君が光ってきらり」など、DinDin特有の率直でウィットのある歌詞が聴く楽しさを高める。
音源と同時公開されたミュージックビデオは、可愛らしい歌に相応しいアニメーションで制作された。好きな女性の前で緊張した男性の姿がリアルに描かれた。
2013年、Mnet「SHOW ME THE MONEY2」で準決勝まで進出し、自身の名前を広く知らせたDinDinは、翌年1stシングル「No Limits」を発表し、音楽界に正式にデビュー。サバイバル当時、特有の覇気あふれるラップと愉快なキャラクターを武器にヒップホップ界のスーパールーキーとなった彼は、この8年間ラップだけでなくボーカル、作詞、作曲、バラエティなど多方面で特別な力量を表し、万能ミュージシャンに成長した。
DinDinは3つのシングルを先行公開するのにとどまらず、今年下半期に「騒音集」を正式発売する。今回のアルバムを通してより新しく、様々な音楽的ジャンル、トライを披露するとの抱負だ。
最近は、KBS 2TV「1泊2日」シーズン4、ウェブバラエティ「ネゴ王」シーズン3、カカオTV「アリは今日もトゥントゥン」、Seezn「コバクメイト」など様々な番組に出演し、優れたバラエティセンスを発揮。タレントとして頭角を現すことに留まらず、自分だけの音楽的キャリアを積み上げ、“オールラウンダーアーティスト”の位置を固めている。
記者 : ファン・ヘジン