日本で初の個展開催!ケンタ、日本での再会からサンギュンとの近況まで語る「街中にK-POPがあふれてる」

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2021年10月22日から10月31日にわたり10日間の期間限定で、日本初個展となるKENTA TAKADA JAPAN 1st exhibition「MADE in KENTA:Ultimate Illuminating」を開催するケンタ(高田健太)。2017年より韓国でK-POPアイドルとして活動をスタートし、現在はアーティストとしても活躍の場を広げるケンタが久々に帰国。母国で開催する個展への想い、近況、気になる交友関係などをたっぷりと語ってくれた。

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――帰国する前、韓国ではどのようなことをしていましたか?

ケンタ:展示会の準備のために、数ヶ月位前からバタバタしていました。あと、首の調子が悪くて少し前に手術をしたんですが、それをきっかけに運動を始めて、人生で初めて体重が60kgを超えました。それが僕の中でうれしいことでしたね。

――鍛えているんですね。具体的にはどんなことをしていますか?

ケンタ:先生についてもらって、バーベルとか器具を使って全身を鍛えています。

――プロテインを飲んだりも?

ケンタ:はい。でも僕、プロテインを飲むとすぐにお腹の調子が悪くなってしまうので(笑)、代わりにササミ肉をたくさん食べています。そんな風に健康面に気を遣いながら、個展の作品制作をしていました。
 

日本での個展開催「僕のほうが緊張しています(笑)」

――日本での個展は、どんないきさつで決まったのですか?

ケンタ:今年2月にソウルで個展をやらせていただいたのですが、コロナで外国のファンの方々がいらっしゃるのが難しかったこともあって、次は日本でやろうと考えていました。できたら今年中にやりたいという気持ちが強くて、韓国の展示会が終った段階ですぐに決めました。2019年の年末を最後に2年位、日本のファンの方々と会っていないので、お会いする場をつくりたいというのが一番の理由です。アーティスト活動を始めたのはいろんな部分で自分を表現したかったんです。舞台で表現するのもいいけど、自分がなにをできるかいろいろと挑戦したい、そのひとつのツールとしてアートで表現したい、日本でも表現してみたいという思いから開催を決めました。

――久しぶりにファンと対面するお気持ちは?

ケンタ:もう~、僕のほうが緊張しています(笑)!! ファンの方々ももちろんワクワクドキドキしてくれていると思いますけど。

――イベント付きチケットは争奪戦だったそうですね。

ケンタ:本当にありがたいことです。コロナ対策のためにキャパシティの半分以下しかお客さんを入れられないのもありますが、予想以上にたくさんの方に応募してくださったおかげで、追加、追加でイベントが決まりました。今回、僕に会うのが初めての方もいらっしゃるだろうし、久しぶりの方もいらっしゃると思いますが、たくさんの人にお会いできることがとにかく楽しみです!!

――韓国で個展を開かれた時の手ごたえはいかがでしたか?

ケンタ:手ごたえはよくわかりませんが、自分にとって初めての挑戦だったのでやり切った感はありました。個展は全部自分が一から準備やミーティングをして決めたので、無事に終わってよかったというのが率直な気持ちだったかなと思います。でも、その時から日本でやることを決めていたので、同時に次へ向けての気持ちを切り替えていました。

――今回は、話題のカヌレ専門店Shiroとのスペシャルコラボというユニークな企画もありますね。日本での個展ということで意識したことはありますか?

ケンタ:やっぱり日本だから通じるニュアンスみたいなものがあると思うんですよ。カヌレにつけたタイトルが「Tumugu(紡ぐ)」なんですけど、「紡ぐ」って言葉は英語や韓国語では直訳できない。100%言い表せないんですよね。でも今回は日本開催で感覚的に通じる部分があると思ってタイトルにしたんです。他の作品も全体的に日本だからこそ伝わるものを制作したつもりなので、そういった部分が日本での個展の見どころだと思います。カヌレも「味覚で感じる新しいアート」ということで、1個1個にストーリーを持たせているんです。1つのセットを食べた時に1冊の本を読んだような感覚になってもらえたら嬉しいです。

――前回の個展ではバナナをモチーフにしたアートが印象的でしたが、あれはどういった意味が込められているのですか?

ケンタ:前回のテーマは「人間の感情の本質に迫る」というものだったんです。バナナに「幸せ」、イチゴに「愛」、ブルーベリーに「寂しさ、悲しさ、哀愁」という感情を見立てて、人間って幸せになるためには寂しさや悲しさやトラウマを見て見ないフリしがちだけれど、でも幸せも愛も哀しみも全部ひっくるめて「笑顔」になるんだよってことを、果物を使って表現したんですよね。僕がバナナを好きっていうのもありますけど(笑)。

――前回の作品も展示されますか?

ケンタ:そうですね、いくつかは持ってきています。今回のテーマのひとつに「ひかり」というものがあるので、そのテーマに沿った作品を選んで持ってきました。もちろん日本向けに新しく制作したものもたくさんあります。

――1つの作品にかかる時間はどれくらいですか?

ケンタ:早い物だと、5~6時間ですかね。描く時間はそれほどではないんですが、1つの作品について考えるのに何週間もかかったりします。ただ視覚で楽しむアートではなく、その中に僕が伝えたいメッセージや感情を込めて、見てくださる方に伝えたいというのが僕のアートの醍醐味なので、構想を練るのに時間を要します。
 

韓国での近況「サンギュンは鍛えまくってムキムキ(笑)」

――日本に帰国してからなにをしていましたか? 近況を聞かせてください。

ケンタ:展示作品の中で大きめのものは、日本に来てから制作したんですが、実家のテラスで1日中作業をしていたら、6年ぶりに日焼けしました。韓国で音楽活動をしている時はずっと室内にいるから焼けることがなかったので、久々に日焼けしたらちょっと人間味を感じました。生きてるなって(笑)。あとは甥っ子と姪っ子に会ってバーベキューをしたりと。あ、サンギュンともマメに連絡をとっていましたよ。

――サンギュンさんは何をしているのですか?

ケンタ:鍛えまくってムキムキです。熊みたいになってきてるから「もう、そろそろいいんじゃない?」って言いました(笑)。まぁ、本人がそれがいいならいいんですけど、僕と並んだ時に熊とモヤシになっちゃうから(笑)。

 
――ふたりで身体作りについても話したりしますか?

ケンタ:サンギュンにアドバイスしてもらってます。「こういうのを食べたほうがいいよ、こんなプロテインはやめたほうがいいよ」とか、運動の先輩として教えてくれます。韓国にいた時は、一緒に漢江沿いを自転車で走ったりもしていました。「タルンイ」っていうソウル市が運営しているレンタサイクルがあって、それによく乗っていました。

――他にサンギュンさんとの近況は?

ケンタ:サンギュンがおもしろいっていうから一緒にドラマ「イカゲーム」を見ました。僕は1話だけ見て、なにがおもしろいのかわからないまま個展のことで忙しくなって続きが見られていないのですが、サンギュンは全部見ておもしろかったって言っていました。

――では、ケンタさんのおすすめの韓国ドラマは?

ケンタ:「賢い医師生活」は全部見ました!!
 

タクヤ&ユウトと会う約束も「日本で会ったらどんな気分かな」

――日本に帰国してから久しぶりに会った人は?

ケンタ:タクヤくん(CROSS GENE出身)とユウトくん(PENTAGON)とは会う約束をしています。今回、日本にいる期間がたまたまかぶっていて、日本で会うのってどういう気分かなって楽しみにしています。ユウトとは予定が合わないので、タクヤくんとは別々に会うつもりです。

――SNSでタクヤさんと仲良い様子が伝わってきますが、どんなことを話しているのですか?

ケンタ:タクヤくんには「本当にありがとうございます」っていうくらい(笑)、よくしてもらっています。おいしいお店のおススメとか、最近流行っていることとか、本当にたわいのない話をしています。5月くらいに会った時に「日本食が食べたいね」ってやきとり屋さんに行ったら、店員さんがファンの方でサービスしてもらっちゃいました。あっ、別にサービスを要求したわけじゃないですよ~(笑)。

――ユウトさんとはどんな会話を?

ケンタ:K-POPの話をよくしますね。ユウトと会う時はユウタ(NCT)と一緒に会うことが多いかも。みんなでお酒を飲んだりとか。僕の誕生日の時は、ショウタロウ(NCT)と3人で祝ってくれたんです。いきなり電話がきて「今から会おうよ」って言って、チョコパイで作ったケーキでお祝いしてくれました。

――豪華なメンバーですね。やはり日本人の仲間は心強いですか?

ケンタ:そうですね、似たような思い出も多いですし。高校時代に流行っていたこととか、ナツメロとか懐かしい話なんかもよくします。「あの頃GReeeeNが流行っていたよね」とか。あとは、最近日本で流行っている曲の話とか。僕はそういうのに疎いので、ユウトやユウタが教えてくれます。

――久しぶりに日本に来て、変わったと思うことはありますか?

ケンタ:まだそんなに街を歩いてないのでよくわかりませんが、人が少なくて驚きました。昨日、新宿に行ったら「あれ、こんなに人が少なかったっけ?」って。時間帯もあったのかもしれませんけど、新宿駅に人が少ないのが新鮮でした。あと、街中にK-POPがあふれてることにも驚きました。K-POPがどこにいっても普通に流れていて、K-POPアイドルの一員として、ありがたいなって思いました。僕の曲ではなかったですけど(笑)、いつか僕の曲も流れたらうれしいですね。

――音楽、アーティスト活動の他に、今後挑戦してみたいことは?

ケンタ:元々文章などを考える事は苦手でしたが、苦手なことに挑戦する事で自分のしらない自分に出会いたいという気持ちが強くなり、これからは文章で表現することにももっと挑戦したいと思っています。いつか自分の言葉で綴った、本が出せたら! その時は是非手に取ってください!



取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■展示会情報
KENTA TAKADA JAPAN 1st exhibition「MADE in KENTA:Ultimate Illuminating」
期間:2021年10月22日(金)~10月31日(日)
①11:00~12:30(最終入場12:00)
②12:45~14:15(最終入場13:45)
③14:30~16:00(最終入場15:30)
④16:15~17:45(最終入場17:15)
⑤18:00~19:30(最終入場19:00)
※下記の回はチケット販売がございません
10月22日(金)②12:45~14:15 / 10月31日(日)⑤18:00~19:30

場所:soko station 146

主催:teamKENTA

<チケット好評発売中>
通常チケット:2,600円(消費税込)
販売ページ:https://t.livepocket.jp/p/x6lj5

■関連リンク
MADE in KENTA HP:https://madeinkenta110.com/

記者 : Kstyle編集部