Netflix「イカゲーム」損害賠償の可能性も?電話番号の流出問題が国政監査で提起

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写真=Netflix
Netflixシリーズ「イカゲーム」に実際の電話番号が登場して議論を巻き起こした中、個人情報保護委員長のユン・ジョンインが改善対策を検討する予定だ。

10月13日、国会議員のユン・グァンソクは国会の政務委員会の国政監査で、「イカゲーム」での電話番号の露出被害に関連して、ユン・ジョンイン委員長に質疑した。

ユン・ジョンイン委員長は「法の解釈を正確に見ると流出とは思えず、過失による露出はあったと認められる。(個人情報の)露出によって事実上の被害が発生したのであれば、紛争の調停や損害賠償の対象になり得ると判断した」と明らかにした。

これにユン・グァンソク議員は「現行法に合致しないため被害者を救済できないというのは、問題である。必ず改善対策が必要だ」と指摘し、ユン・ジョンイン委員長は「共感する。改善の対策を積極的に検討する」と答えた。

先立って、「イカゲーム」の中の登場人物がゲームに参加する過程で公開された電話番号が、実際に使われている番号であることが分かり、騒動になった。また、これと似たような電話番号のユーザーも被害を訴えた。

これに関連して制作会社のSiren PicturesとNetflixは5日、「電話番号が登場する一部のシーンを入れ替えることにしました。ファンの皆様にはいたずら電話、メールの自制を丁重に要請します」と伝えた。

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記者 : キム・ノウル