ハン・ヒョジュ&パク・ヒョンシクら出演、新ドラマ「ハピネス」メインポスターを公開…ミステリアスな雰囲気

OSEN |

写真=tvN
「ハピネス」のハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシク、チョ・ウジンに迫った危険とは何だろうか。

11月に韓国で放送がスタートする「ハピネス」(演出:アン・ギルホ、脚本:ハン・サンウン、企画・制作:スタジオドラゴン)は7日、謎の恐怖と混乱に包まれたハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシク、チョ・ウジンの姿が写ったメインポスターを公開した。何かから逃げるかのようにマンションから出ようとする人々の間で、窓の外を眺める3人の意味深長な表情がミステリアスな雰囲気を与える。

「ハピネス」は近未来を背景に、階層社会の縮小版であるマンションに孤立した人々の生存記を描く都市スリラーだ。様々な人間が集まって生きる大都市の高層マンションが、新型感染症で封鎖されることで繰り広げられる亀裂と恐怖、生存のための死闘と心理戦が緻密に描かれる。

心理スリラージャンルを一段階引き上げた「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」以来、再びタッグを組んだアン・ギルホ監督、脚本家のハン・サンウンが次元が異なるアポカリプス(文明崩壊後の世界を描いたもの)の誕生を期待させる。「青春の記録」「アルハンブラ宮殿の思い出」「秘密の森」など、ジャンルを問わず細密な演出の力を見せてくれたアン・ギルホ監督と「グッドワイフ」を執筆したハン・サンウンがまたどんなブームを巻き起こすだろうか、楽しみだ。何より現実的な恐怖をリアルに描くハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシク、チョ・ウジン、イ・ジュンヒョク、パク・ジュヒ、ペク・ヒョンジン、パク・ヒョンス、ペ・ヘソン、チャ・スンベなど、有名な演技派俳優らが完成度を高める。

公開されたメインポスターは、バリケードが設置され閉鎖されたマンション、冷たい雰囲気が平和な日常に訪れた危機を暗示する。得体の知れない新型感染症が日常に入り、住民たちは動揺する。温かくて安らかな安息所は間もなく恐怖に襲われる。パニックに陥った人々の間で外を眺めるユン・セボム(ハン・ヒョジュ)、チョン・イヒョン(パク・ヒョンシク)の眼差しが鋭い。下りてくる人々と違い、落ち着いて階段を上がるハン・テソク(チョ・ウジン)も特別な存在感を披露する。

「過去の世界が崩れてしまった」というキャッチコピーは危機感をより一層高める。封鎖されたマンションで得体の知れない感染症と恐怖に立ち向かって生き残るため頑張る人々。果たして生き残って平和な日常を取り戻すことができるだろうか、その内容が気になる。また、彼らの日常を侵食した感染症の正体は何だろうか、好奇心を刺激する。

韓国型アポカリプスを完成させるハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシク、チョ・ウジンが発揮する相乗効果は「ハピネス」最高のポイントだ。ハン・ヒョジュは速い状況判断、決断力、度胸のある警察特攻隊のエース、ユン・セボム役でカリスマ性溢れる演技を披露する。パク・ヒョンシクはユン・セボムを守るため絶えず危機に立ち向かう賢く愚直な捜査1課の刑事チョン・イヒョン役に扮し、熱演する。すべてを揺るがす新型感染症字体のキーを握る義務司令部所属の中佐ハン・テソク役はチョ・ウジンが演じ、緊張感を高める。3人の俳優が完成させる都市スリラーはどんな姿なのだろうか。

「ハピネス」の制作陣は「得体の知れない新型感染症で皆の日常が完全に変わってしまう。不安と恐怖によって侵食された極限の危機の中で生き残るための死闘がリアルに描かれる」とし「感染症という実際に起こり得る現在進行形の恐怖、閉鎖された空間での心理戦が風変わりな面白さとともにジャンルの快感を与えると思う」と伝えた。

都市スリラー「ハピネス」は11月5日午後10時40分にTVINGとtvNで放送がスタートする。

記者 : チェ・ナヨン