鈴木おさむ、Netflix「イカゲーム」を絶賛“『神様の言うとおり』に似てるけど…”

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写真=「AERA dot.」
日本の放送作家の鈴木おさむが、Netflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」を絶賛した。

鈴木おさむは最近、日本のメディア「AERA dot.」にNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」に関する文章を投稿した。

鈴木おさむは、最近楽しんで見た作品として「イカゲーム」を推薦し、「あらすじを聞いて、『見たい!』と思って、ずっと配信日を待っていました。配信されてから2日で一気に見てしまいました」とし、「確かに『カイジ』や『神様の言うとおり』に似てるところがいくつもあるのは否めない。けれど、2話、3話、4話、そして5話!! と見進めていくうちに、そんなことどうでもよくなる。イカゲームの参加者たちの主人公以外のキャラクターもどんどん変化していき、意外な人物が後半、重要人物になってきたり……。特に5個目のゲームの回は、個人的には胸が締め付けられてね、もう、涙が出てきてしまった」と綴った。

続けて「主人公が全然感情移入できないクズ野郎なんです。『なんでこんなクズ野郎を主役にするんだ!』と思ってしまう。けれど、この感情移入ができないことで、最初はゲームを高みの見物で見ることができる」とし「あと、出演者の皆さんの芝居がとてつもなくうまい。こういうデスゲームものって、最後のオチは謎で終わらせたり、引っ張りまくったりするのだが、それがない。ちゃんと終わらせている。この手の話でちゃんと終わらすものって意外と少ないから、見終わってからの達成感があるんですよね」と評価した。

また「パクリ疑惑で騒がれ始めたのは僕的には『逆に宣伝になってるんじゃないか?』と思いましたが、皆さんはどう思うのでしょう?」とし「賛否両論のこの作品。ぜひ見てみてください」と呼びかけた。

「イカゲーム」は賞金456億ウォン(約43億円)をかけた謎のサバイバルゲームに参加した人々が、最後の勝者になるために命をかけてゲームに挑戦する物語だ。イ・ジョンジェ、パク・ヘス、オ・ヨンス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、ホ・ソンテらが出演した。

鈴木おさむは日本ドラマ「殴り愛、炎」「先生を消す方程式。」「M 愛すべき人がいて」「奪い愛、冬」「甘王の共感スクール」、映画「新宿スワン」「ワンピース劇場版セット」などを執筆した。

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記者 : パク・スイン