ケーブルチャンネルtvN15周年特別企画「メランコリア」（脚本：キム・ジウン、演出：キム・サヒョン）が、メインポスターを初披露した。

韓国で11月3日に初放送される「メランコリア」は、不正の温床である私立高校を舞台に、数学教師と数学の天才の通念と偏見を超える、数学より美しいストーリーを描く。

29日に公開されたメインポスターには、情熱と決断力を持つ数学教師のチ・ユンス（イム・スジョン）と、姿を消した数学の天才ペク・スンユ（イ・ドヒョン）が緑の風景を舞台に歩く姿が込められている。水彩画のような背景の中で、アイコンタクトをしているチ・ユンスとペク・スンユの姿が見る人々に温かい響きを与える。

“入試地獄”に閉じ込められた生徒たちに、“数学”が持つ不思議で驚異的な楽しさを知らせようとする先生らしく、ペク・スンユを見つめるチ・ユンスの表情から、弟子への真心が感じられる。またチ・ユンスを見つめるペク・スンユの深い眼差しはある日、数学への興味を失ってしまった時とは異なって、好奇心を取り戻したように輝き始めて関心を集める。

何よりもポスターの中には、2人の世界が重なるようになる決定的な媒体である数学が、日常の風景に自然に染み込んでいて偏見をなくす。難しくて固いと思っていた数式が、チ・ユンスとペク・スンユが一緒に歩く道と調和をなして感性を刺激する。ここに「答えはなくても、私たちが没頭した瞬間」というフレーズは、正解を見つけるのが正しいと思っていた数学のイメージをひっくり返して、見る人々に一風変わった視点を提示してくれる。

数学を愛する教師のチ・ユンスと数学への興味を失ってしまった天才少年のペク・スンユの出会いは、どんな未知の“発見”を成し遂げることができるのか期待を倍増させる。これとともにキャラクターとの高いシンクロ率を誇示しているイム・スジョン、イ・ドヒョンのケミ（ケミストリー、相手との相性）も初放送への注目を集める。

「メランコリア」は韓国で11月3日の午後10時30分から放送を開始する。