2PM ジュノ&イ・セヨン主演、新ドラマ「赤い袖先」予告映像第1弾を公開…韓国の美を表現

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写真=MBC
MBC新金土ドラマ「赤い袖先」の予告映像第1弾が公開された。

11月5日に韓国で放送が始まるMBC新金土ドラマ「赤い袖先」(演出:チョン・ジイン、ソン・ヨンファ、脚本:チョン・ヘリ、制作:WEMAD、NPIOエンターテインメント)は、自分が選択した人生を守ろうとする女官と、愛より国を優先する帝王の切ない宮中ロマンスだ。絶大な人気を博している作家カン・ミカンの同名の小説を原作とし、2PMのジュノ(イ・サン役)と、イ・セヨン(ソン・ドクイム役)が朝鮮王朝史上世紀の恋人として挙げられる正祖と宜嬪成氏を演じ、2021下半期の時代劇ブームを率いることが期待されている。

29日に予告映像第1弾が公開され、本放送への期待を高めた。かけ竿の袞龍袍(コンリョンポ、王の跡継ぎの衣装)、風に吹かれる色とりどりの布、砧と裁縫道具、刺繍の枠と文房四宝などそれぞれの場所で女官が使っている物を映して始まった映像は、宮闕の高い壁に隠されていた女官たちの世界へ視聴者を誘った。優雅な美貌のイ・セヨンは大人しく座って慣れた手で翡翠色のチョゴリを畳んでいる。丁寧に畳まれたチョゴリからは女官の象徴である赤い袖先が赤く染まった少女の頬のように愛らしい存在感を放った。

その上に流れるイ・セヨンとジュノのナレーションが印象的だ。イ・セヨンは「宮に住む700人の女官は、すべて王の女性だった」と、一生を王だけに仕えて決まった運命を生きる女官の悲しい人生を代弁し、重い余韻を残した。そして「その証である袖先は、とても澄んだ赤だった」というジュノのナレーションは、決まった運命の中でも主体性を忘れない女官の美しさを暗示するとともにその美しさに魅了された一人の男性の心をうかがわせ、切ない余韻を残した。「赤い袖先」が描く女官のソン・ドクイムのストーリーと彼女を愛した正祖ことイ・サンのロマンスに関心が集まっている。

予告映像第1弾は眩しく美しい映像で目を引いた。まるで女官ではない仙女を見ているかのようなイ・セヨンのビジュアルはもちろん、古典的な美学のオブジェ、仄かな韓国風の色使いが感嘆を誘った。ここに幻想的な旋律が加わり、韓国の美を最大に引き出した。短い予告映像だけでも目が離せない「赤い袖先」の本放送に期待が高まっている。

記者 : キム・ミョンミ