BTS(防弾少年団)、コールドプレイとのコラボ曲「My Universe」を本日リリース…国籍&人種などを乗り越えた調和のメッセージ

Newsen |

写真=ワーナーミュージック・コリア、James Marcus Haney x Heo Jae Young x Kim So Jung
新型コロナも、人種差別も、音楽を愛するミュージシャンたちの友情を阻むことはできなかった。BTS(防団少年団)と世界的なバンドのコールドプレイ(Coldplay)が、調和のメッセージを込めた初のコラボ曲を発売した。

彼らは本日(24日)午後1時、韓国国内外の音楽配信サイトでニューシングル「My Universe」を発売した。コールドプレイは10月15日、9thフルアルバム「Music Of The Spheres」の発売に先立ち、10番トラックとして収録される予定の同曲を先行公開した。

今回の新曲は、コールドプレイとBTSの初となる共同作業で、発売前から多くの音楽ファンから関心と期待が高まっていた。2組は正式にコラボを行ったことはないが、最近、何度も好きなアーティストとしてお互いを挙げたり、お互いの歌をファンに推薦し、同僚歌手としてコミュニケーションしてきた。コールドプレイのクリス・マーティンは今月10日、YouTubeオリジナルミュージックショー「RELEASED」で「BTSはパンデミックの状況で多くの人に大きな喜びを与えている。そうすることが容易でない状況であるだけに、皆さんに愛と尊敬の気持ちを感じている」と語った。

新曲のプロデュースは、世界的なプロデューサーのマックス・マーティン(MaxMartin)が担当。彼はこれまでアメリカの2大ボーイズグループと呼ばれるバックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)とイン・シンク(*NSYNC )をはじめ、ピンク(Pink)、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)、マルーン5(Maroon 5)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、ザ・ウィークエンド(The Weekend)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、テイラー・スイフト(Taylor Swift)などグローバルポップスターと息を合わせ、2015年にアメリカの音楽授賞式「グラミー賞」で今年のプロデューサー賞(Producer of the year)を受賞した。BTSとゴールドプレイのメンバーたちも作詞・作曲に参加し、曲の完成度を高めた。

何より感動を与える部分は、歌を貫くテーマだ。クリス・マーティンは今月13日、米NBC「The Kelly Clarkson Show」で新曲について「僕たち(コールドプレイ)はいかなる境界や区分も信じない。『My Universe』は誰かが特定の人を愛することができないとか、この人種と共にすることができないとか、同性愛者になれないと言われることに関する歌」と説明した。

写真=コールドプレイ公式SNS
クリス・マーティンの紹介通り、「My Universe」は「毎晩君に飛んでいく / 夢であることも忘れたまま / 僕は笑って君に出会う / Never ending forever baby」「you / you are / My universe and I just want / to put you first / you are/my universe, and / you make my world light up inside」「闇の方が僕にはもっと楽だった / 伸びた影の中で」「And they said that we can't be together because we come from different sides」「君と一緒に飛んでいく / when I'm without you I'm crazy / さあ、僕の手を握って / we are made of each other baby」「僕を照らすのは / 君という人で彩られた星 / 僕の宇宙の君は / また別の世界を作ってくれる」「君は僕の星で僕の宇宙だから / 今この試練も結局は長くないから / 君はいつまでも今のように明るく輝いてくれ / 僕たちは君にそって長い夜を彩る」など、様々な差別を乗り越える包容と共存のメッセージで満たされた。

今回のコラボはBTSと共に「My Universe」を歌いたいというコールドプレイのメンバーたちの要請で実現したという。BTSも尊敬するミュージシャンからのコラボの提案を快く受け入れた。

BTSは今年2月、MTVミュージックコンテンツ「MTV Unplugged Presents」でコールドプレイの「Fix You」のカバーライブを披露した後、ドイツのラジオ番組「BAYERN3」の司会者Matthias Matuschikから「(BTSがコールドプレイの歌をカバーしたことは)神聖さへ侮辱」という荒唐無稽な非難を受けた。

波紋が広がると、同DJは「カバー映像への不快感を表しただけで、何の意図もなかった」と釈明したが、個人的趣向の表現、あるいは批評という美名の下で行った嫌悪行為は決して正当化されなかった。その中でも原曲のアーティストであるコールドプレイは公式SNSでBTSのカバーステージ映像を共有し、「美しいBTS」と好評した。

写真=BTS 公式SNS
これにとどまらず、彼らは自身たちと国籍や人種、言語、世代などが異なるBTSにコラボを提案することで(新曲の歌詞「さあ、僕の手を握って」)、人種差別的な言動を日常的に行ってきた人(「they said that we can't be together because we come from different sides(彼らは僕たちの出身が違うから僕たちが共にすることができないと言ってた)を恥ずかしくさせた。

特にクリス・マーティンは4月、「君のところに飛んでいく」という歌詞のように、非対面作業という選択肢があるにもかかわらず、極秘で来韓。短くない自己隔離期間も喜んで受け入れ、HYBEのビルを訪れた彼は「BTS CREW」という字が書かれたパーカーを着てBTSのメンバーたちと歌を熱唱した。また、コールドプレイのメンバー4人は今月、ニューヨークで再会したBTSから生活韓服(韓服を現代風にアレンジしたもので、簡易韓服、改良韓服とも呼ばれる)をプレゼントされ、これを着て撮った集合ショットを公式SNSに掲載した。

音楽という共通の関心事を土台に団結し、無意味な境界まで崩すグローバルな友情がどのような成果を得るのか、これからが注目される。2組のグループは新曲をリリースする度に、アメリカとイギリスなど主要音楽ランキングで1位を総なめにするグローバルスターだ。今月13日、コールドプレイの公式ショップとBTSのWeverseショップを通じて予約販売されたニューシングルのCDはわずか10分で売り切れとなり、今回のコラボへの関心の高さを証明した。

この曲の成績は、10月9日付米ビルボードメインシングルチャート「HOT100」に反映される予定だ。BTSが「My Universe」でコールドプレイと共に「HOT100」で1位になれば、通算17回目の「HOT100」1位になる。また、「Dynamite」と「Savage Love」のリミックスバージョン、「Life Goes On」「Butter」「Permission to Dance」に続く6番目の1位を獲得した曲となる。

記者 : ファン・ヘジン