ITZY、1stフルアルバム「CRAZY IN LOVE」をリリース“王冠ダンスや猫ダンスがポイントです”

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写真=JYPエンターテインメント
ITZYは24日、1stフルアルバム「CRAZY IN LOVE」とリード曲「LOCO」を世界同時発売した。そんな彼女たちに、ニューアルバムについて聞いてみた。

――カムバックした感想を教えて下さい。

イェジ:ファンの皆さんが待ちわびていたフルアルバムなので、喜ばしい気持ちでアルバムを準備しました。よりたくさんの曲をファンの皆さんに聴いてもらえることが、とても嬉しかったです。また、収録曲のミュージックビデオも初めて撮影したので、ファンの皆さんに喜んでもらえると嬉しいです。メンバー全員が全身全霊で準備したアルバムなので、今回の活動も楽しみです。

リア:初のフルアルバムなので、時間をかけて準備しましたし、その分緊張もしましたし、期待しています。ファンの皆さんに喜んでもらえたら、嬉しいです!

リュジン:こんなにたくさんの曲を準備して、レコーディングしたのは初めてなので、少し難しくもありましたが、多彩な曲をたくさんの方々にお聴かせできることがとても嬉しいです。

――2019年、初めてのデジタルシングルを準備していた当時と変わった部分はありますか?

イェジ:デビュー当時よりメンバーとの仲がもっと深まりました。当時もお互いについてよく知っていると思っていたのですが、時間が経ってより多くのことを知って、もっと頼り合うことができている気がします。

チェリョン:メンバーとの仲が深まりましたね。共にしてきた時間と思い出が積み重なっているので、お互いが何を考えているのか、顔を見るだけでわかります。

ユナ:メンバーたちの好みやお互いに何を望んでいるか、わかるようになったし、その分お互いを配慮するようになりました。また(メンバーとの)息ぴったりですから、一緒に作るものの完成度が上がっていると思います。

――4月に発売した「マ.フィ.ア.In the morning」が、米ビルボードの二つのメインチャートに同時ランクインするなど、好成績を収めましたね。

リア:本当にありがたいことに、たくさん愛していただいて、とても嬉しかったです。メンバーたちの努力はもちろん、ITZYの音楽を聴いていただき、愛していただいて嬉しかったです。新曲「LOCO」も素敵な曲で、パフォーマンスもカッコいいので、プレッシャーよりもわくわくする気持ちで臨みました。

リュジン:前作の「GUESS WHO」は海外ファンの皆さんに聴いてもらいたいという目標で準備したアルバムでしたが、期待以上に愛してもらえたので嬉しかったです。ニューアルバムは初のフルアルバムということにフォーカスを当てて色々と考えていたので、負担よりも(アルバムを)待ってくださっているファンの皆さんの反応に対する期待のほうが多かったです。

チェリョン:まず、予想もしなかった好成績を上げたので、ありがたかったです。今回は前作とは違うコンセプトなので、負担よりも新しいITZYをどう見てくださるかが気になります。

――ニューアルバムを通じてどのような姿を披露したいですか?

イェジ:ITZYの音楽にはいつも堂々とした印象があったと思います。新曲「LOCO」では、「ITZYが恋に酔いしれるとどうなるのか」をテーマに、何かに夢中になっているITZYの情熱溢れる姿を見て、新しい魅力を感じてもらえると嬉しいです! また初のフルアルバムを通じてITZYに限界などないということをお見せしたいです。今回のカムバック活動にもたくさん期待してください。

リア:ITZYが愛に関する感情を歌うというのが斬新だと思います。特に愛する感情をCrazyの別の言葉である“LOCO”で表現しました。曲自体も新しい雰囲気なので、(前作と)どのように違うのか、よく聴いていただきたいです。

ユナ:今までは「自分のため」「自分」をテーマに歌ってきたとしたら、今回は「愛」という感情に酔いしれてどうしようもない姿をお見せします。恋による感情変化や、愛おしい魅力もお見せします。ここが新しいITZYをお見せできるポイントになると思います。

――収録曲で、おすすめしたい曲はありますか?

イェジ:「Chillin Chillin」をおすすめしたいです。今は旅行にも行けないので、聴いているといい気持ちになる曲です。たくさんの方々に聴いてもらいたいです! そして曲の中盤にリアから始まって、リュジン、チェリョン、ユナ、イェジに繋がるパートがあるんですが、「言葉にしなくても眼差しでもわかる」という歌詞がメンバー同士、そしてファンの皆さんとITZYの関係を表現している気がして、愛着が湧いている曲なんです。

リア:「LOVE is」です! 一番好きな曲ですし、今まで歌ってきたITZYの曲の中で一番感性的だと思うので、リスナーの皆さんも共感できるんじゃないかと思います。

リュジン:私のおすすめは「Gas Me Up」です。ITZYが見せてきた色であるようで、新しい魅力がうまく表現された曲だと思います。今までレコーディングしてきた曲の中で、個人的に一番満足度の高い曲ですので、ぜひ聴いてほしいです。

チェリョン:「LOVE is」ですね。ITZYのこれまでの曲とは違う雰囲気の曲です。一風変わった魅力を味わうことができる曲だと思います。

ユナ:「Sooo LUCKY」をおすすめしたいです。「世界でたった一人だけの君は、何より大事!」というメッセージは、ファンの皆さんに届けたいメッセージでもあるからです。

――新曲「LOCO」は作曲家チームGALACTIKA*との3度目のタッグで話題を集めています。

リュジン:初めてのタッグではないので、ITZYというグループの持ち味と音楽に集中して作業できたし、作曲家の先生がメンバーそれぞれの実力についてよく知っているので、スムーズに作業できました。「LOCO」を初めて聴いたときは、「さすが!」と思いましたね(笑)。

チェリョン:「LOCO」を初めて聴いたとき、すごく良いと思いました。3度目のタッグということでレコーディングもスムーズにできた気がします。作曲家の先生は、ITZYについてよく知っているので、メンバーそれぞれの特徴と魅力をうまく引き出してくださったと思います。

ユナ:まず、「LOCO」を初めて聴いたとき、とてもわくわくしました。曲があまりにも素敵だったので、そのわくわくした気持ちを抱きつつ、曲作りの過程に臨むことができました。

――新曲「LOCO」のキリングパート(歌で人の心を掴む部分)、または聴き逃せないポイントを教えてください。

イェジ:曲の導入部とダンスブレイクの中盤に、「LOCO」という言葉が出てきますが、強烈で良いと思います。曲のタイトルでもありますし、短く強烈なので、たくさんの方々が覚えてくださるんじゃないかなと思います。

リュジン:曲の全体的な流れに注目してほしいです。曲のところどころにポイントになる部分が多いですが、最初から最後まで聴いたとき、その流れから感じられる軽快さがあるので、聴き逃さないでほしいです!

チェリョン:とても軽快な楽曲なので、言葉通り“LOCO”と表現したいですね。キリングパートは「I'm gettin' LOCO-LOCO-CO」というパートで、メンバー全員が頭を振るパフォーマンスを披露するのですが、ここの歌詞とパフォーマンスが強烈だと思います。

――タイトル曲のステージにおいて、特に重点を置いたことはありますか? そしてポイントダンスについて教えて下さい。

イェジ:王冠を表現した手振りがあるのですが、「LOCO」と一番ピッタリなポイントダンスだと思います。また元々のダンススタイルとは違うダンススタイルを披露しているので、そこに注目してほしいです。

リア:フックで続けて登場する、複雑な頭の中を表現する“王冠ダンス”です。ITZYのシグネチャーエンディングダンスに似ているようで、グレードアップされた感じの振り付けなので、見る楽しみがあると思います!

リュジン:繊細さはもちろん、メンバーそれぞれの雰囲気を表現したくて、話し合いながら準備しました。ポイントダンスは「オアシス探す kitty」のパートで出てくる“猫ダンス”だと思います。

――本作では、メンバーのイメージチェンジが話題でしたが、コンセプトを見事にこなしたメンバーは誰だと思いますか? そして、今後挑戦してみたいコンセプトはありますか?

チェリョン:みんながすごく似合っていると思いますが、中でも唯一10代のユナが堂々としていて、エネルギー溢れる姿をうまくアピールしていると思います(笑)。新曲はITZYのこれまでの姿に、愛おしさをスプーン1杯入れたようなコンセプトですが、今度は量を増やしてスプーン2杯を入れたビジュアルに挑んでみたいです!

ユナ:リュジンさんだと思います。また今度、機会があれば、ホラーコンセプトに挑んでみたいです。

――新曲「LOCO」のミュージックビデオ撮影時のエピソードと、見どころを教えてください。

イェジ:普段から「“人間の猫”を表現してみたら面白そうだな」と思っていたのですが、今回のミュージックビデオで“人間の猫”に変身しました。本当に不思議で新しい経験でした!

リア:撮影当時、大雨でたくさんの方が長い時間、一緒に苦労してくださいました。ギフトボックス、橋など、大きなセットと恋に酔いしれたメンバーたちの表情が見どころだと思います!

チェリョン:とても大きなギフトボックスの上で撮影しましたが、そのギフトボックスの上に上がるために、はしごを使って登ったことが記憶に残っています。

――タイトル曲「LOCO」と収録曲「SWIPE」、2本のミュージックビデオを公開する理由は何でしょうか?

イェジ:フルアルバムを待っていてくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて、初めて収録曲のミュージックビデオを撮影しました。最近の流行でもありますし、メンバーたちも楽しく撮影して、良い思い出として残っています。タイトル曲と収録曲のミュージックビデオは、それぞれ違う魅力があるので、2作とも楽しんでもらえると嬉しいです。

ユナ:初めて収録曲のミュージックビデオを制作しましたが、世界中のファンの声援に応えるために準備しました。

――韓国国内外のファンからの愛情を実感するときはいつですか?

チェリョン:(ファンからの)書き込みを読んでいると、元気になるし、愛情を実感します。本当にありがとうございます。ファンの皆さんにはよく伝えていると思いますが、もっと正確にこの気持ちを表現できればいいのにと思うほど、感謝しています。

リュジン:残念ながら、最近はファンの皆さんに直接触れ合うのは難しい状況なので、ビルボードのメインチャート入りのように、ファンの皆さんのおかげで得た成果を見てファンの愛情を大きく実感したり、驚かされたりします。早く海外のファンの皆さんに会いに行きたいです!

――リード曲「LOCO」は、ラテン語から由来した“Crazy”の別の言葉ですが、最近夢中になっていることはありますか?

リュジン:最近、ドラマと映画に夢中になっています。一週間で3シーズンもあるドラマを見ました! 面白いドラマや映画が本当に多いです!

チェリョン:私は新曲に夢中になっています。初のフルアルバムということもあって、成功裏に活動終了を迎えられるように集中しています。

ユナ:私はメンバーたちに夢中です。時間が経てば経つほど、一緒に居てくれるだけで大きな力になるんです!

――今回のアルバムで、Z世代ならではの魅力がよく表現されたポイントがありますか?

イェジ:堂々とした魅力を持つITZYというチーム自体が与えるエネルギーがかなり大きいと思います。表現したい感情を素直に表現するチームの魅力を皆さんがわかってくれたと思います。堂々としている姿と自信は、ITZYだけのはっきりとしたカラーなので、これからそれを守っていきたいと思います。また、実力的にも引き続き成長して、より良い姿をお見せできるように努力します。

リュジン:私が何を望んでいるかを正確に知り、他人からの視線や意見を恐れるよりも、目標に向かって邁進していく姿をお見せしたいです。

――今回の活動目標とニューアルバムを通じて成し遂げたい成果はありますか?

イェジ:ITZYの持つ魅力をより多くの方にアピールしたいです。ITZYは引き続き成長しており、限界がないということを見せたいです!

チェリョン:たくさんのファンにエネルギーと喜びをお届けすることが最大の目標です。そして、もっと多くの方々が“ITZY=本当にカッコいいグループ”だと思っていただけるように、一生懸命に努力します。

ユナ:メンバー全員が怪我をせずに元気に活動できたら良いです。ファンの皆さんに、素敵なアルバムとして記憶されたいし、今回の活動を通じてもっと活発にコミュニケーションを取りながらファンとより近い関係になりたいです。

――1stフルアルバムを待ってくれたファンに一言お願いします。

リア:フルアルバムを待ってくださったファンの皆さんを考えながら、一生懸命に準備しました。MIDZY(ファンの名称)がアルバムを聴いて、喜んでくれたら嬉しいです。これからも、お互いを信じて頼りながら一歩一歩前に進んでいきましょう。いつも感謝しています。

リュジン:デビューして2年7ヶ月ぶりにフルアルバムを発売することになりました。待ってくださってありがとうございます。良い曲をたくさん収録しましたので、思う存分楽しんでください。少しずつ寒くなってきましたが、健康に気を付けて、今回の活動も一緒に楽しみましょう!

チェリョン:待ってくださってありがとうございます。ファンの皆さんを思いながら一所懸命に準備したアルバムです。たくさんの関心と応援をお願いします! いつも応援してくださっている分、私たちもMIDZYの皆さんをいつも応援しているということをぜひ知っていてください(笑)! 健康に気をつけて、いつも幸せなことばかりでいっぱいになるように祈っています。愛してます!

記者 : オ・ユンジュ