オム・テグ、ユーモア溢れるグラビア&インタビュー「恋愛ドラマに出演したい」

OSEN |

写真=「COSMOPOLITAN」
tvN水木ドラマ「ホームタウン」で戻ってきた俳優オム・テグの意外な魅力が公開された。

「COSMOPOLITAN」10月号のグラビアとインタビューでオム・テグは、これまで演じてきた強烈なキャラクターと「ホームタウン」で演じた連続テロ犯とは正反対なユーモアセンスを余すところなく発揮した。

彼は「これまで不本意ながら体を使う役をたくさんしてきましたが、チョ・ギョンホは無期懲役囚で服役中で、主に座って話だけする人物で興味深かったです」と冗談を言った彼は「(一緒に出演する)ユ・ジェミョン、ハン・イェリの2人が本当に(走り回って)たくさん苦労します。現場でたまにお会いしたら訳もなく申し訳ない気持ちになります。その代わり、僕も座っている時のセリフがとても多いです。ただ話すだけの役ですから」とウィットに富んだコメントを残した。

オム・テグは最近、バラエティ番組でも突飛な本当の姿が公開され、ギャップのある魅力で愛されている。今回もう一度、強烈な人物を演じることになったことに対し、「僕も明るい役がしてみたいです。恋愛ドラマがしたいです」と恋愛ジャンルへの意志を明らかにした。

また、「映画『Trivial Matters』に面白い要素がたくさんあります。そういえばロマンスは1作品しかありません。恋愛、ロマンス、本当にやってみたいです」と付け加え、ロマンス俳優として彼の真価を再発見できる過去の作品「Trivial Matters」を紹介した。

オム・テグは、普段製品や店の名前をよく覚えていない場合が多いため、ファンの質問に「名前は覚えてないんだけど……」と答えることがしばしばあったという。

彼は「名前が思い出せないという香水の名前は一体何ですか」という読者の質問に対し、「今日は香水の名前を覚えるため、撮影現場に来る途中、何度も検索しました。ずっと忘れてしまっていたので。香水の名前はディメーターです。こんなに簡単な名前を忘れてたんです。それで車の中で台本を覚えながらも『ディメーター……ディメーター……』と何度も繰り返しました」と些細な質疑応答のひとつからファンを思う繊細でスイートな姿を見せた。

一日中香水の名前を覚え、頭の中が香水の名前でいっぱいだったというオム・テグは、「本名の代わりに芸名を使うことができたら、どんな名前を使ったか想像したことはありますか」という質問に対し、「オム・テグは芸能人の名前のようじゃないですか?(笑)アイドルの中にもオム・テグという名前がいるかもしれないじゃないですか(笑)。クという字が入るから、ヨング、メングのような感じでしょうか。では、僕の選択はディメーター(笑)」と話し、インタビューの雰囲気を和ませるセンスを発揮した。

オム・テグはインタビューで、「ロールモデルとしてキム・ヘジャ先生を挙げたことがあります。以前、演技がうまくいかなくて悩んでいました。ある日、扮装の車に乗りましたが、テレビでキム・ヘジャ先生が出演した番組が放送されていました。キム・ヘジャ先生が『私はまだ演技がうまくいかなければ家に帰って泣くよ』とおっしゃいましたが、それがすごく慰めになりました。10年以上前のことだと思いますが、まだその状況が記憶に残っています。『僕もあんなに頑張って成長していくのが当たり前なんだ』と思いました」と話し、演技への愛情と先輩俳優キム・ヘジャへの尊敬の意を表した。

今の俳優オム・テグが存在するまで、黙々と演技をしてきた過去のオム・テグに言いたいことはあるかという質問に対しては「軍隊に行くと言う、ただの知り合いの弟を見る感じです。『はぁ……』こんな感じです(笑)。『はぁ……これから苦労するだろう』という感じです。昔、僕が入隊すると言ったら知り合いの兄さんがいきなり抱きしめてくれた覚えがありますが、ちょうどそんな感じです。ずっとため息が出ます。はぁ…… どうしよう……(笑)。はぁ……ファイト! ため息ばかり出ます」と笑った。

オム・テグのユーモアセンスが輝いたインタビューと未公開のグラビア、映像などは「COSMOPOLITAN」2021年10月号とウェブサイトで見ることができる。

記者 : チェ・ナヨン