「黒い太陽」の第4弾予告映像が公開された。

韓国で、9月17日午後10時から放送が開始されるMBC創立60周年特別企画の新金土ドラマ「黒い太陽」（演出：キム・ソンヨン、脚本：パク・ソクホ）が本日（10日）、組織内の裏切り者を見つけるために奮闘するナムグン・ミン（ハン・ジヒョク役）の様子が収められた、予告映像第4弾を公開した。初放送を1週間後に控えて、人物同士の葛藤と劇的な展開が鮮明に形を表し、予備視聴者たちの期待を高めている。

先立って公開された予告映像第3弾には、ハン・ジヒョク（ナムグン・ミン）の派手なアクションが含まれている。ハン・ジヒョクの身体のあちこちには傷が残っており、周辺を疑う彼の鋭い目つきは緊張感を高める。

鏡に映った自分を見て、「答えろ。何が起こったんだ」と尋ねる姿を通じて、一年前、同僚がひどい殺され方をした、その日の記憶に恐ろしい秘密が隠されていることを暗示している。ここに、ハン・ジヒョクの派手なアクションと手に汗を握る追跡が続き、人々の好奇心を刺激する。

そして、今回公開された映像には、おぞましい事件を経験する前の過去のハン・ジヒョクと、見えない敵を追う現在の姿が盛り込まれている。同僚を失い、記憶をなくしたまま、1年ぶりに国家情報院に復帰したハン・ジヒョクは、誰かに向かって「お前がしようとしているその復讐、僕に渡せ。どうせ僕は君と同じ敵を追っているから」と言い、真実を暴こうとする強い意志を示している。

また、冷淡でどことなく凄絶な眼差しをしているソ・スヨン（パク・ハソン）と、本音がわからない表情のユ・ジェイ（キム・ジウン）も目を引く。ここにト・ジンスク（チャン・ヨンナム）、カン・ピルホ（キム・ジョンテ）、ハ・ドンギュン（キム・ドヒョン）など、国家情報院の人物たちの姿が交差し、大きな秘密を隠している国家情報院の組織内で、それぞれ利害関係を持つ人々がどのようにストーリーを展開していくのか、関心を集めている。

また、息が詰まるようなスパイ＆アクションシーンが続き、耳と目を釘付けにする強烈なドラマの誕生を予告している。予告映像の終盤、「君の正体は何だ」と敵意を表すハン・ジヒョクの姿は、ストーリーの緊張感を高め、初放送に対する期待を高めている。