元Secret ソナ&イ・ワン出演、映画「映画の街」ビハインドストーリー&スチールカットを公開…タイトルの意味とは?

OSEN |

写真=映画スチール写真
駆け引きロマンス「映画の街」の演出を手掛けたキム・ミングン監督が、ビハインドストーリーと共に未公開のスチールカットを公開した。

「映画の街」は、映画のロケーションマネージャーと監督として釜山(プサン)で再会した元恋人のソナ(元Secretのソナ)とドヨン(イ・ワン)の、終わったはずなのに終わってないかのような恋愛映画だ。

9日、キム・ミングン監督は「『映画の街』のシナリオ作業の段階から、釜山を舞台にしていた内容なので俳優キャスティングの際に慶尚道(キョンサンド)の方言を使うことができる俳優たちを念頭に置いて探した。完成したシナリオをソナとイ・ワンに渡して、映画に参加するようになった」と伝えた。

続けて、「『映画の街』は、二つの意味を持つタイトルで、1つ目はソナとドヨンの間に生じた物理的かつ心理的な距離であり、映画の中に登場する街だ。ドヨンの“ヨン”とソナ(ソンファ)の“ファ”を合わせたヨンファ(映画)の距離という意味だ」と伝えた。

2つ目は、釜山海雲台(ヘウンデ)の「映画の街」にちなんだもので、「映画の街に行くと、観客1千万人以上を動員した映画が展示されているが、おそらく映画の中の2人の主人公を含めて、映画に携わっている人にとっては夢の街だと思うので、タイトルに決めた」と明らかにした。

映画にはキム・ミングン監督の自伝的なストーリーが多く反映され、キャラクターの現実感を倍増させた。キム・ミングン監督は「地方の青年たちは、やむを得ずソウルに上京するか、それとも故郷に住むか、悩む瞬間が必ず一度は来る。その選択の道で異なる選択をする恋人を描いたら面白そうだと思い、目標に向かって前だけを見てとにかく直進するドヨンと、目標に向かって走っていきながらも今を楽しむソナのキャラクターが誕生した」とビハインドストーリーを伝えた。

最後にソナとドヨンをそれぞれロケーションマネージャーと映画監督に設定した理由について、キム監督は「釜山は映画の撮影地として有名だし、映画の見どころとして釜山の美しい場所を紹介する上でロケーションマネージャーほど最適な職業はないと思った。そこで別れた恋人と再会したが、彼が勝手に振る舞うことのできない映画監督であれば、2人の職業としてぴったりではないかと思った」と伝えた。

ソナとイ・ワンが共演する「映画の街」は、韓国で9月16日に公開される。


記者 : キム・ボラ