女優イ・ヨニが演劇舞台に初挑戦する。

彼女が演劇「リア王」の舞台に上がる。同作は劇団管楽劇会と芸術の殿堂が共同主催する作品だ。シェイクスピアの4大悲劇のうち、最も崇高で圧倒的だと評価される作品で、傲慢さに目がくらみ、真実と嘘が分別できない愚かさがもたらす葛藤と混乱が描かれている。

イ・ヨニはリア王の三女コーディリア役に扮し、演技舞台に初挑戦することになる。コーディリアはお父さんを心から愛する娘で、美しさと賢明さを兼ね備えた前向きで堂々としたリーダーの姿を演じる。

彼女は今作で道化役まで同時に演じ、注目が集まる。道化は最後までリア王のそばを守るおどけた助人であり、彼の心をいたわる治癒者（ヒーラー）として象徴される人物だ。

イ・ヨニは昨年、VASTエンターテインメントと契約を結び、新しい跳躍を知らせた。移籍後初めての作品が演劇ということで新鮮さを与える。今まで様々な作品に挑戦し、変化と成長を繰り返した彼女であるだけに、初めての演劇舞台という新しい選択と歩みに応援と関心が集まっている。