ポン・ジュノ監督が審査委員長!「第78回ベネチア国際映画祭」が本日開幕…チョン・ジョンソのハリウッド進出作も

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写真=Newsen DB
ポン・ジュノ監督が、韓国人としては初めて審査委員長を務める「第78回ベネチア国際映画祭」が開幕する。

「第78回ベネチア国際映画祭」は9月1日(現地時間)から11日まで、イタリア・ベネチアで開催される。開幕作は、スペインのペドロ・アルモドバル監督の映画「パラレル・マザーズ」だ。

「ベネチア国際映画祭」は、「カンヌ国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」と共に世界3大映画祭に挙げられている。今年のコンペティション部門には、全24本の作品が出品されたが、韓国映画は出品されていない。しかし、映画「バーニング 劇場版」「ザ・コール」に出演した女優のチョン・ジョンソのハリウッド進出作「Mona Lisa and the Blood Moon」がコンペティション部門に出品されて目を引く。

アナ・リリ・アミリプール監督の新作「Mona Lisa and the Blood Moon」は、米ニューオーリンズを背景に、非凡ながらも危険な力を持っている少女が、精神病院から逃げ出すことから繰り広げられるストーリーだ。アナ・リリ・アミリプール監督は2014年「サンダンス映画祭」で映画「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」で注目を集め、2016年には映画「The Bad Batch」が「ベネチア国際映画祭」で審査委員特別賞を受賞した。

デビューと同時に「バーニング 劇場版」で「カンヌ国際映画祭」に進出したチョン・ジョンソは昨年、Netflixを通じて世界190ヶ国に公開された映画「ザ・コール」(監督:イ・チュンヒョン)で演技力を認められた。イ・チャンドン監督の映画「バーニング 劇場版」でのチョン・ジョンソの演技に注目したアナ・リリ・アミリプール監督が今回ラブコールを送ったという。

記者 : ペ・ヒョジュ