元iKONのB.I、初公判で検察が懲役3年を求刑…麻薬の購入と投与の容疑

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麻薬騒動を起こした元iKONのB.Iが、懲役3年を求刑された。

26日の午前11時、ソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地裁刑事合意25-3部で、B.Iの麻薬類管理に関する法律違反(向精神薬)などの容疑の初公判が行われた。

検察はこの日の公判で、裁判所に対し、B.Iに懲役3年、追徴金150万ウォン(約15万円)の判決を要請した。

B.Iは初公判に先立って25日、裁判部に反省文を提出し、麻薬の購入や投与についても認めた。

B.Iは2015年、YG所属のボーイズグループiKONのリーダーとしてデビューした。翌年の2016年、歌手練習生出身のA氏を通じて大麻とLSDを購入後、一部を投薬した事実が2019年に明らかになり、今年5月28日に起訴された。

麻薬疑惑が浮上した直後、疑惑を否定しながらもiKONからの脱退を発表したB.Iは昨年、法的手続きによって疑惑に関する計9回の厳しい取り調べを受け、薬物反応検査も行った。

B.Iは所属事務所のIOKを通じて「過去の過ちを認め、すでに起こったことを取り返すことはできないが、これからの人生でより正しい社会人として、また世の中に役立つ方向について悩んできました」と伝えた。

またB.Iの麻薬疑惑を隠蔽した疑いが持たれているYG ENTERTAINMENTの元代表プロデューサーのヤン・ヒョンソクは5月、特定犯罪加重処罰法上の報復脅迫などの容疑で起訴された後も、依然として容疑を認めていない。

先立ってA氏は2016年、大麻吸引で逮捕した後、警察の取調べで「YG所属の歌手のB.Iに大麻を渡したことがある」と供述した。

検察によると、ヤン・ヒョンソクは当時YGの経営支援室長だったB氏からA氏の警察供述に関する報告を受けた後、B氏を通じてA氏をYGの事務所に呼び、供述を覆すよう脅迫した疑いが持たれている。現在はB氏も起訴されている状態だ。

さらにヤン・ヒョンソクは、業務上背任容疑(供述を覆す見返りとしてA氏に支払った弁護士費用をYGの資金で支給した疑い)、犯人逃避教唆罪の疑い(A氏がB.I関連の供述をこれ以上できないように、C氏と共謀してアメリカに逃避させようとした疑い)まで持たれている。A氏をアメリカに送った疑いが持たれているC氏は現在、海外に逃避している。

ヤン・ヒョンソクは8月13日、ソウル瑞草区ソウル中央地方裁判所の刑事合意23部で行われた公判準備期日で、法定代理人を通じて検察の公訴内容を否定した。彼はA氏に会って会話したことは事実だが、脅迫はしていないため、無罪だと主張している。

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記者 : ファン・ヘジン