Samuel、Braveエンターテインメントと専属契約紛争をめぐる初公判で激しく対立

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Braveエンターテインメント(以下、Brave)の代表である勇敢な兄弟とSamuelが、専属契約紛争をめぐる1回目の公判で、激しい意見の対立を見せた。

ソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地方裁判所で8月25日、SamuelがBraveを相手に起こした専属契約不存在確認民事訴訟の1回目の弁論期日が行われた。

2015年、Brave所属の男性デュオ1PUNCHとして音楽界にデビューしたSamuelは、メンバーだったONEが脱退した後、Brave所属のソロ歌手として活動を続けてきた。その後、Braveと対立が続き、2019年に専属契約不存在確認訴訟を提起した。

Samuelは初公判で、Braveからまともな精算書をもらったことがないと主張した。BraveがSamuelにブロックチェーン関連イベントへの参加などを強制したという主張も続けた。また、BraveはSamuelの父親に精算書を渡しており、彼が活動を通じて損益分岐点を超えていないと主張した。

Samuelは今回の訴訟とは別に、勇敢な兄弟を詐欺、横領、私文書偽造の疑いで刑事告訴した。警察は6月28日、勇敢な兄弟の疑いに対して、嫌疑なしの不送致決定を下した。

これについてSamuelは6月30日、「警察に再捜査を要請する予定だ」と明らかにした。Samuelは「不送致決定が事件の終結を意味するものではなく、検察に早急に異議を申し立て、不十分な部分はなかったか、徹底的に調査されているか、細かく見てもらえるように要請する予定だ。不送致の決定が間違っていることを証明する十分な証拠を確保しているので、再捜査も要請しようと思う」とし、「今回の刑事告訴件は、現在進行中の専属契約不存在確認訴訟をしていた中、会社がアーティストにその事実を知らさずに隠蔽しようとした部分が発見され、その確認のために刑事告訴を進行したのだ」と説明した。

さらに、「Braveは、当時未成年者だったSamuelに、根拠すら明確ではない10億ウォン(約1億円)の損害賠償を要求し、自分たちは何ら間違いもないのに、僕が悪質に訴訟を提起したという公式コメントを公表するなど、事実ではない内容で人々に混乱を招き、僕のイメージを失墜させた」と付け加えた。

提訴されたBraveは「当社はSamuelと2014年にマネジメント専属契約を結んだ後、現在まで着実なサポートと共にあらゆる方面で誠実にマネジメント会社としての任務を遂行してきた。マネジメント業務とアーティストの成長のために、投資を惜しまずにあらゆる面で忠実に業務を行ってきた。Samuelと適法な契約を維持しており、いかなる不当な待遇もしていない。適法な手続きの中で法的対応をしていきたい」と反論した。

記者 : ファン・ヘジン