タン・ジュンサン「ラケット少年団」で天才バドミントン選手を熱演“東京五輪にも関心を持って…”

Newsen |

写真=CLNカンパニー
「ラケット少年団」でバドミントンの天才であるユン・ヘガン役として熱演した俳優のタン・ジュンサンが、バドミントンについて自信を見せた。

最近韓国で放送が終了したSBS月火ドラマ「ラケット少年団」でタン・ジュンサンは、主人公のユン・ヘガン役に扮し、大きな人気を博した。

タン・ジュンサンはNewsenとのインタビューで「本当に長かった撮影の末に、主演として参加したドラマが終わって正直寂しい気持ちが一番大きいです」と感想を述べた。

彼は「個人的にはもっと上手く、いい演技ができただろうに、そうでなかったシーンが残念です」とし「友人たち、先輩たち、スタッフと6ヶ月間、家族よりもたくさん毎日会って撮影をしたのに、放送が終了して会えなくなったので寂しいし、会いたいです」と共演者やスタッフへの愛情をアピールした。

また「もうバドミントンがしたくて我慢できないです」と言って笑った。

劇中でユン・ヘガンは、短気でデリケートな少年だが、実は義理堅く温かい、可愛いらしい人物で、負けず嫌いで見栄っ張りだが、実力も優れたバドミントンの天才だ。

「ラケット少年団」の俳優たちはドラマでバドミントン選手となり、バドミントンの練習や試合に参加する姿を見せる必要があったため、撮影前からバドミントンの練習に邁進した。

タン・ジュンサンは「バドミントンの天才選手役であり、バドミントンドラマなので、フォームが選手みたいに出ないといけなく、それが一番重要だと思いました。数ヶ月前から必死に、選手のようにいい姿を見せられるように重点を置いて練習しました」と明かした。彼は「週に3~4回、1日に2~3時間はやりました。撮影開始の数ヶ月前から着実に学んでいき、練習がない日は家の前の空き地で復習をしたりしました」と付け加えた。

バドミントンの練習でタン・ジュンサンは真剣だった。彼は「ただバドミントンを学ぶのではなく、選手並みの姿でないといけません。なので、実際の選手たちみたいにバドミントンのコーチと1対1、2対1で厳しい特訓をしました」と話した。

また「バドミントンを本格的に学ぶ前は、上手いほうだと思っていたけれど、実際に学んでみたら本当に月とスッポンの差でした。選手と同じレベルの練習を何時間もしたら、全身が筋肉痛で大変で、本当に苦労しました」と打ち明けた。

タン・ジュンサンは「肉体的にはとても大変だったけれど、どんどんきちんとしたフォームで打てるようになり、画面にも僕が望んでいた姿、素敵なフォームで綺麗に映っていたので達成感がありました」と振り返った。

普段から運動が好きだというタン・ジュンサンは、自然と最近行われた「2020東京五輪」でもバドミントンを他の競技より関心を持って観ていたという。

タン・ジュンサンは「今回の五輪はバドミントンだけでなく他の競技も多く見たけれど、特にバドミントンはより関心を持って観ていました。ドラマでもシングルスやダブルスの試合があり、僕も学んでいたので。当たり前ですがレベルが違っていました。僕たちは赤ちゃんの遊びに過ぎなかったです」と言って笑った。

彼は「僕はそこまで速いボールを実際に受けるのは無理だし、打つこともできません。そう打つためにたくさんの時間と努力が必要であることをよく知っているので、代表の選手たちがどれだけ厳しい練習をし、汗と涙を流したのか実感できました。大変お疲れ様でした」と拍手を送った。

同年代の俳優が集まった撮影現場は、仕事先というよりは遊び場のような感覚だったそう。親しくなるにつれて顔だけ見ても笑えてNGになるくらいだったという。

エピソードを質問されると、タン・ジュンサンは「僕もそうだけれど、メンバー全員勝負への執念がとても強いんです。僕たち同士で競争したりしました。『ラケット少年団』のバドミントン順位を整理しようと1対1で試合をしたりしたけれど、負けるととても悔しがって、勝つとすごく喜んでからかったりしました。順位が変動する僕たちだけのリーグがありました」と明かした。

また「互いをからかうのも面白かったです。撮影で大変でも、休憩時間があればいつもラケットを持って打っていました。常にそうやって一緒に運動をしながら遊んだのが楽しい思い出で、忘れられません」と付け加えた。

「ラケット少年団」のバドミントン順位で何位だったか質問されると、指を一本見せたタン・ジュンサンは「実はまだ終わっていません。僕たちの間で認められないものが互いにあったり、正確に終わっていなくて、エアコンの風で不利だった試合もありました」と説明した。それでも「最も最近の試合から言うと、僕が1位でした。2位はチェ・ヒョヌクさんかな?」と話した。

タン・ジュンサンは「僕たちはコンテンツを通じて順位を整理する姿を見せたいととても願っています。実現できたら嬉しいですね」とし「僕が1位になると思います!」とユン・ヘガンに負けない勝負への執念を見せた。

彼は視聴者に「『ラケット少年団』という作品を通じてとても多く愛されました。愛情と関心に心より感謝しています。これから出る作品も期待してほしいです。よろしくお願いします」と挨拶した。

記者 : イ・ミンジ