篠原涼子ら出演、映画「人魚の眠る家」10月7日に韓国で公開決定…メインポスターを公開

OSEN |

写真=「人魚の眠る家」
東野圭吾デビュー30周年記念小説を原作とした映画「人魚の眠る家」が、韓国で10月の公開を決め、メインポスターを電撃公開した。

生と死に関する問いを投げかける映画「人魚の眠る家」が10月7日の韓国公開を決定し、ストーリーへの関心を高めるメインポスターを公開した。「人魚の眠る家」(監督:堤幸彦)は、一瞬にして悲劇の主人公になってしまった母の薫子が、意識不明の娘のために避けられない選択をした後、彼女を取り巻く周辺人物の隠された秘密、そして衝撃的な真実を追うミステリーだ。

25日に公開されたメインポスターは、秘密を隠しているような母親の薫子(篠原涼子)の姿で目を引く。薫子はまるで子供を抱いているような姿勢で観客の好奇心を刺激する中、ここに「その日、うちの娘は死ななかった」というキャッチコピーが登場し、果たして彼女の娘に何が起こったのだろうか、ミステリアスなストーリーが気になる。

「人魚の眠る家」は日本の推理小説界を代表するベストセラー作家、東野圭吾のデビュー30周年を記念して発刊された同名の小説を映画化した作品で、早くから映画ファンの注目を集めている。

「ナミヤ雑貨店の奇跡」「さまよう刃」「白夜行」など、数々の傑作を生み出した東野圭吾は、愛する娘に降りかかった悲劇的な運命によってやむなき選択を強いられる母、薫子の物語を特有の緻密な展開と没入感を与える文体で完成させ、絶賛された。

また「トリック」「SPEC」シリーズなど、推理物で頭角を現した映像演出の大家、堤幸彦監督がメガホンを取った。彼は生死の境目に立った人間の心理を鋭く捉えたストーリーを没入感のある演出で描き出し、完成度を高めた。注目を集める各分野の巨匠たちが出会った作品であるだけに、どれほどの相乗効果が発揮されただろうか、期待が高まっている。

母親の薫子役は「ハケンの品格」「アンフェア」シリーズなどに出演した篠原涼子が演じ、父親の和昌役は日本だけでなく、韓国の映画関係者らとも活発にコミュニケーションし、演技派俳優として認められている西島秀俊が務める。

また「君と100回目の恋」「今夜、ロマンス劇場で」などで、韓国でも人気が高い坂口健太郎がこれまで恋愛ドラマでは見せたことのない重厚な演技を予告し、期待を高める。このように日本の人気俳優たちが大勢出演する「人魚の眠る家」は、原作が持つドラマと感動を最大化し、観客に強烈な余韻を与える予定だ。

今秋、最も衝撃的な現実と向き合うミステリードラマ「人魚の眠る家」は10月7日、韓国で公開される。

記者 : キム・ボラ