放送終了「わかっていても」ソン・ガン&ハン・ソヒ、2人が迎えた結末は?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「わかっていても」放送画面キャプチャー
ハン・ソヒがソン・ガンを許し、恋人になった。

韓国で8月21日に放送されたJTBC「わかっていても」(脚本:チョン・ウォン、演出:キム・ガラム、チャン・ジヨン)第10話では、複雑な感情が絡まっていたユ・ナビ(ハン・ソヒ)、パク・ジェオン(ソン・ガン)の最後の物語が描かれた。

この日ユ・ナビは、パク・ジェオンのとげとげしい言葉に傷つき、「あなたも、このろくでもない関係も、あなたとしたことすべてを後悔している。あなたが言う言葉が少しでも本音ではないだろうかと心が揺れた私がどうかしていた。あなたが前に言ったよね。私たちの関係の選択権は私にあるって。もう私の前に現れないで」と告げた。

パク・ジェオンはユ・ナビを失って初めて、すべてをダメにしたのは自分自身であることに気づいた。パク・ジェオンは傷ついたユ・ナビの表情、泣きそうな声などを一晩中思い出し、一睡もできなかった。その後、パク・ジェオンは学校で会ったユ・ナビに自分から近づいたが、返ってきたのは冷たい無視だった。

ユ・ナビはギャラリー展の作品に関してもアシスタントのパク・ジェオンの手伝いを断った。しかし、すぐに問題が発生した。思わぬアクシデントによりユ・ナビの作品が壊れたのだ。テスト期間まで重なり、期間内に作品を完成させることは不可能と思われた。

その時、パク・ジェオンとユ・ナビの関係を大方知っているユンソル(イ・ホジョン)が現れた。ユンソルはこの事実をパク・ジェオンに伝え、彼は夜遅く、ユ・ナビを探して学校に駆けつけた。パク・ジェオンは茫然として泣いているユ・ナビに「もう一度やってみよう。そして完成したら、二度と君の前には現れない」と話し、彼女へ提案と約束をした。

ユ・ナビはパク・ジェオンと再び作業を始めた。彼女は思っていたよりもリラックスした気持ちだった。パク・ジェオンはユ・ナビに異性的な表現はせず、ただ作業だけを手伝った。そしてユ・ナビはパク・ジェオンの手助けで作品を期限内に復元することができた。

パク・ジェオンはユ・ナビに「君は作業をしている時が一番幸せそうだ。一番キレイだし。ギャラリー展、がんばって」という言葉を残して帰った。彼はユ・ナビに何か言いたいことがあるようだったが、言わなかった。代わりにパク・ジェオンは学校から自分の持ち物を整理し、家に閉じ込めて飼っていた蝶々をすべて解放した。中途半端な関係で傍にいられる自信がないためだった。パク・ジェオンはそのようにして姿を消した。

ギャラリー展当日、ユ・ナビの作品にすべての人の関心が集まった。教授さえもユ・ナビを呼んで「短い間にまたやるのは大変だったと思うけれど、やって良かったでしょう? そんなあなたの気持ち、今回の作品でしっかり感じられた。よくやった」と褒めるほどだった。教授はユ・ナビのパリ行きをポジティブにとらえた。

ヤン・ドヒョク(チェ・ジョンヒョプ)は忙しい中でも時間を割いてギャラリーを訪れた。しかし、ユ・ナビの本当の関心の対象はパク・ジェオンだった。ユ・ナビは遠くで自分とヤン・ドヒョクの姿を見つけては消えたパク・ジェオンを急いで追いかけたが、逃してしまった。

そんな中、ヤン・ドヒョクがユ・ナビの感情に気づいた。ヤン・ドヒョクがユ・ナビに「パク・ジェオンのことが好きなんだろう?」と聞くと、ユ・ナビは「多分」と答えた。彼女はヤン・ドヒョクに「今になってあなたにこんなこと言うのは変だと思うけれど、あなたと一緒だった時間は本当に幸せだった。ありがとう、そしてごめんね」と挨拶した。ヤン・ドヒョクは「僕も君のおかげでこんな気持ちを感じることができて幸せだった。ありがとう」とクールに彼女を諦めた。

ユ・ナビはパク・ジェオンに会いたい気持ちで、夜遅く再びギャラリーを訪れた。そしてそこでついに再会した。ユ・ナビは「運命とか、愛とかもうそんなもの全部信じないと言ったけれど、でもこれはあまりにも非現実的でしょう」と話し、運命と愛を実感した。

ユ・ナビはパク・ジェオンに近づき、「あなた、なぜここにいるの?」と聞いた。彼女の気持ちは彼女の手首につけられたパク・ジェオンがプレゼントしたブレスレットで如実に表れた。ユ・ナビは「あなたが嫌い。あなたは人の気持ちをもてあそぶ悪い奴だってことは知っているのに、目の前に現れたらなんだか息ができる。だから、どこにも行かないで私の傍にいて」とし、「私たち、付き合おう」と自ら告白した。ユ・ナビは「絶対に私を傷つけることを分かっていても、それでも」とし、パク・ジェオンとキスで気持ちを確認した。

そしてユ・ナビとパク・ジェオンは他のカップルと変わらないデートをする恋人になり、ハッピーエンドを迎えた。

記者 : ソ・ユナ