カン・ヒョンソク、新ドラマ「海街チャチャチャ」「人間失格」に相次いで出演決定“父の勧めで俳優を始めて…”

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俳優カン・ヒョンソクの主な舞台は、演劇とミュージカルだった。演劇「不埒なロマンス」とミュージカル「EVIL DEAD(死霊のはらわた)」などで観客に会い、演技が与える楽しさと喜びを味わった。演技にすっかり夢中になって、ひたすら俳優の道だけを追求してきた彼は、tvN「愛の不時着」をきっかけにテレビ進出し、視聴者と向き合う俳優として再び試験台に上がった。KBS 2TV「ドドソソララソ」のアン・ジュンホ役で強烈なインパクトを残し、tvN「海街チャチャチャ」とJTBC「人間失格」に相次いでキャスティングされ、視聴者たちに挨拶をする準備を終えた。大学2年の時に参加した演劇の舞台のときめきを鮮明に記憶している、演技に対しては200%本気の新人俳優カン・ヒョンソクに会った。

――初のグラビア撮影でしたが、感想を教えてください。

カン・ヒョンソク:初めてやることは常に心地の良い緊張感とときめきが共存していると思います。今日のグラビアがそうでした。グラビア撮影にもっと慣れる必要があると思うと同時に、このような経験をたくさんしてみたいと思うほど楽しかったです。

――「海街チャチャチャ」から「人間失格」まで、出演が確定しましたね。

カン・ヒョンソク:本当にありがたいことに、素晴らしい方とご一緒できる機会が相次いでやって来ました。撮影も同時期に始め、両方を行き来しながら熱心に撮影しているところです。一生懸命に撮影しているだけに、良い姿を見せたいです。

――「海街チャチャチャ」ではどのような姿に期待できそうですか。

カン・ヒョンソク:ウンチョル役はとても不器用で空気を読めず、融通もきかないキャラクターなんです。代わりに誰よりも純粋で嘘がなく、何事にも全力を尽くす青年の姿を見せることができると思います。

――「人間失格」では「海街チャチャチャ」とは正反対の姿を見せることができそうですね。

カン・ヒョンソク:そうですね。「人間失格」のジュンヒョクは厚かましくて社会生活に長けていて、自由に女性と付き合う人物です。「海街チャチャチャ」とは完全に別のキャラクターです。似たような時期に相反するキャラクターを演じるので、視聴者にとっては大きな楽しみになりそうなので、期待しています。

――同時に正反対のキャラクターで2つの作品を撮影すると、混乱することもあるのではないですか?

カン・ヒョンソク:それはないです。むしろ性向が全く違うので、人物を表現する部分やさまざまな状況を演技しながら、より楽しく撮影できました。

――前作「ドドソソララソ」ではAraさんに執着しているストーカー役として活躍しましたね。

カン・ヒョンソク:ドラマデビューの後、最も大きな役割だったんです。端役が多かったので、配役に名前がない場合がほとんどでした。誰かの部下、誰かのマネージャーだったのですが、「ドドソソララソ」でデビュー後初めて「アン・ジュンホ」という名前を持てるようになりました。出演のニュースを聞いて、家族と一緒にマッコリを飲みながらお祝いする時間を作ったほどでした。何よりも両親が本当に喜んで、その日の記憶が強く残っています。

――正体を隠しながら、少しずつ本性を現して、Araさんが引き受けたク・ララを誘拐する人物でした。どんな点に重点を置いて演技をしましたか?

カン・ヒョンソク:アン・ジュンホという人物の言葉と文字を理解することは簡単ではありませんでした。あまりにも常識では考えられない人物でしょう。ク・ララへの“所有意識”という単純な目標を定めて演技しようと思いました。目標を決めて話したり、行動をしてみると、アン・ジュンホが持っている感情が自然についてきてくれました。

――ドラマ「愛の不時着」以降、お茶の間に活動領域を広げました。どのようなきっかけでそのようになったのですか?

カン・ヒョンソク:演劇映画科を卒業し、演劇やミュージカルの舞台で演技を自然に始めました。そんな中、偶然キャスティング担当者とミーティングをしました。当時、その方の情報が一つもなかったのですが、与えられたセリフを一生懸命読みました。後で「愛の不時着」のキャスティングを担当していた方だと知り、僕のことを評価してくれてオーディションにつながり、ドラマでも始動できるようになりました。

――「愛の不時着」ではどのような役割でしたか?

カン・ヒョンソク:北朝鮮の将校チョ・チョルガン(オ・マンソク)の部下役でした。セリフも少しあったのですが、少しの分量だったのに震えて、本当にたくさん練習したことを覚えています。

――ご両親が俳優になることをすごく応援してくれたと聞きました。

カン・ヒョンソク:当初から積極的に応援してくれました。実は俳優になったきっかけは、父の影響が大きいんです。父が俳優という職業を勧めました。父が演劇映画科出身なので、成し遂げられなかった夢を息子に叶えてほしいという思いがそれとなくあったようです。その願いが僕の心と一致して、家族が応援してくれて俳優を始めることができました。

――息子のどんな面が父に確信を持たせたのでしょうか?

カン・ヒョンソク:すべての両親は、子供のすべての面を良く見ますが、僕の場合は声、外向的なイメージ、性格などが俳優に合うという話をたくさんしてくれました。良い励ましのおかげで、自信がたくさん積み重なって、積極的に演技をするようになりました。

――舞台上の演技とカメラの前での演技の魅力は何でしょうか?

カン・ヒョンソク:舞台での演技の最大の魅力は、観客とずっとコミュニケーションしている感じがすることです。皆が一緒にやっているような、心地良いドキドキがあります。ミスがあっても生で一度だけ行われるものなので、同僚たちだけが分かるしっかりとした一体感が生まれます。それが最大の魅力です。カメラの前での演技は、まだ学んでいる途中なので、話すのには慎重になります。最も良い演技のために、同じシーンを何度も繰り返すことができるのが最大の魅力だと思います。精巧な作業で最高の結果を得た時の達成感も大きいです。

――ミュージカル、演劇を合わせて最も愛着のある舞台は何ですか?

カン・ヒョンソク:最も記憶に残っている舞台は、大学2年の時に同じ課の友人同士でやった演劇「私たちの町内」という作品です。当時の小劇場の匂いと仲間たちの目をいまだに鮮明に覚えています。下手でしたが、その時ほど純粋で、情熱溢れる演技をしたことがあるだろうかと思うほど、幸せに臨んだ作品です。初めて主人公を引き受けた作品なので、より記憶に残っているのだと思います。

――俳優としてカン・ヒョンソクだけの強みを挙げるとしたら?

カン・ヒョンソク:客観的に自分を見ようと、節制しようとするところが長所だと思います。理性的な節制と、計算せずに感情の流れに沿って演技する時がありましたが、絶対に良い演技ではなかったのに、自分としては満足したことがあります。とても怖く、恐ろしい感情まで感じました。その後、さらに徹底的に節制しようと努力しています。最小限の表現だけで最大限劇的に見える方法を見つけるために努力しています。そのようなプロセスが僕をさらにしっかりとした俳優にしてくれているようです。

――カン・ヒョンソクの真価を一番よく発揮できるジャンルは何ですか?

カン・ヒョンソク:男性俳優なら誰もが一度は夢見る「ノワール」に一度会いたいです。僕の真価を発揮できるという確信よりも、ノワール作品に参加した僕を想像すること自体が非常に楽しいことです。より俳優として熟した演技を披露することができる時、必ず共にすることができたらと思います。

――ロールモデルはいますか?

カン・ヒョンソク:イ・ビョンホン先輩です。長い間変わらない僕のロールモデルです。ユーモアを伴ったカリスマ性や、節制された演技が画面ではとても劇的に表現されるところなどを見習いたいです。

――どのような俳優になりたいですか?

カン・ヒョンソク:周りにいそうな親しみやすいイメージを持った俳優です。人から見た時に距離感がなく、どのような役を演じても、視聴者が共感できる力を持った俳優になりたいです。

記者 : イ・ミンギョン