YGヤン・ヒョンソク前代表、元iKONのB.Iの麻薬投与隠ぺいの容疑を否定

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写真=Newsen DB
YG ENTERTAINMENT(以下、YG)の元代表プロデューサーヤン・ヒョンソクが、元iKONのB.Iの麻薬投与を隠そうとした疑いを否定した。

本日(13日)午前、ソウル瑞草(ソチョ)区のソウル中央地方裁判所刑事合議23部(部長判事:ユ・ヨングン)で、特定犯罪加重処罰法上の報復脅迫などの容疑がもたれているヤン・ヒョンソクに対する公判準備期日が開かれた。

同日、ヤン・ヒョンソクは裁判所に登場しなかった。公判準備期日は、今後の裁判を進行する手続きを議論する場で、被告人が出席する義務がないため、代わりに法定代理人が出席した。

ヤン・ヒョンソクは、YGの代表プロデューサーだった当時、所属歌手だったB.Iの麻薬喫煙容疑を隠そうと試みた容疑で、今年5月に起訴された。

2015年、YG所属のボーイズグループiKONのリーダーとしてデビューしたB.Iは、2016年にA氏を通じて大麻とLSDを購入し、一部を投薬していたことが2019年に明らかになり、今年5月に起訴された。麻薬容疑が浮上した直後は容疑を否定したが、警察の取り調べで一部の容疑を認め、現所属事務所のIOKを通じて公式謝罪文を発表している。

ヤン・ヒョンソクは、A氏が2016年夏に麻薬喫煙の容疑で逮捕され、警察の取り調べを受けていた時、B.Iに大麻を渡したことがあると供述すると、A氏を懐柔および脅迫し、供述を覆すようにした容疑が持たれた。当時、YGの経営支援室長だったB氏から警察での供述に関する報告を受けた後、B氏を通じてA氏をYGのオフィスに呼びだし、供述を覆すよう脅迫した疑いが持たれている。Bも起訴されている。

この他にも、業務上背任の疑い(陳述を覆す代価としてA氏に支給した弁護士費用をYGの資金で支払った疑い)、犯人逃避教唆罪の疑い(A氏がB.Iに関する陳述ができないように、アメリカに逃避させようとした疑い)も持たれている。A氏をアメリカへ逃避させようとした疑いが持たれているC氏は海外に逃避している。

しかし、同日の公判準備期日で、ヤン・ヒョンソクは法定代理人を通じて検察の公訴内容を全面的に否定。A氏に会って話し合ったことは事実だが、脅迫はしたことがないため無罪だと主張した。

ヤン・ヒョンソクが容疑を否定している中、B.Iが初公判でどのようなコメントを明らかにするのか注目される。B.Iの麻薬類管理に関する法律違反(向精神薬)など容疑関連の初公判は今月27日、ソウル中央地裁・刑事合意25-3部で行われる予定だ。

ヤン・ヒョンソクは度重なる騒動でYGの代表プロデューサーから退いた。彼は、元BIGBANGのV.Iと共に、億ウォン(千万円)台の遠征賭博で波紋を起こした前歴もある。賭博容疑に対しては昨年12月、1500万ウォン(約150万円)の罰金刑を受けた。

性的接待の疑い(売春斡旋の疑い)関連でも各種の疑惑が浮上したが、結果的に嫌疑なしの処分を受けた。

また、2014年にソウルのある高級レストランでマレーシアの資産家ジョー・ローらに性接待をした疑い(売春斡旋容疑)で2019年7月、立件された。

検察は売春斡旋などの容疑と関連し、売春の状況を裏付ける供述や物的証拠がないという理由で2019年11月、このような結論を下した。ヤン・ヒョンソクとともに検察に渡された東南アジアの事業家1人、風俗店関係者1人、従業員1人も証拠不十分を理由に不起訴処分を受けた。

記者 : ファン・ヘジン