イ・グァンス、映画「シンクホール」で久しぶりにスクリーン復帰“プレッシャーはなかった”

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写真=SHOW BOX
「本業復帰へのプレッシャーはなかったです。また違う姿を見せなければならないというプレッシャーも強くありませんでした。これまでやってきたように、いつも最善を尽くして演技をしていたら、よく見てくださる方々がもっと多くなるんじゃないかと思います」

11年間、SBS「ランニングマン」の中心メンバーとして、人気を引っ張ってきた俳優のイ・グァンスが、久しぶりに本業で帰ってきた。今夏、韓国を代表する大ヒット映画となった「シンクホール」(監督:キム・ジフン)で、職場の上司の引っ越し祝いに招待されたが、不幸にしてシンクホールに落ちてしまったキム代理役を演じた。彼は最近、オンラインインタビューを通じて「パニック映画は初めてでしたが、満足しています」と自ら評価した。

「シンクホール」は11年間、苦労してやっとの思いで購入したマイホームが、地下500mの超大型シンクホール(何らかの化学的な変化によって開く地表にまで到達する大きな穴)に墜落してしまうことから繰り広げられる、パニックコメディ映画だ。108階の超高層ビルで発生した火事を描いた映画「ザ・タワー 超高層ビル大火災」で、動員観客数518万人を記録して、韓国型パニック映画の新しい地平を開いたキム・ジフン監督が演出を務め、雄壮なシンクホールの世界をスクリーンで展開している。

イ・グァンスが熱演したキム代理は、ドンウォン(キム・ソンギュン)のマイホーム購入を祝うため訪れた人物で、ヴィラと共にシンクホールに転落してしまった状況に不満を言うものの、ドンウォンやインターン社員のウンジュ(キム・ヘジュン)、マンス(チャ・スンウォン)などと共に、シンクホールから抜け出すため、積極的に活躍する。イ・グァンスは自信も運もない、現実的な会社員に人間的な魅力、ユーモアを加えて劇に活力を与えると同時に、悔しさと緊張感を感じさせる自然な演技で、面白さと同情心を同時に誘う。

公開2日前、「シンクホール」はコロナ禍の中でも予約率1位を記録し、人々の期待を一身に受けた。「新型コロナが感染拡大している状況の中で、公開できただけでも感謝しています」と口を開いたイ・グァンスは、「劇場へ観に来てください、と頼むのも慎重になります。どういう風に広報すればいいのか、簡単じゃないです」とし「現状況にぴったりな作品です。災難を乗り越えていく人々の希望のストーリーを、愉快に描きました。ポジティブなエネルギーを感じることができると思います」と強調した。

また「韓国初のシンクホールを題材にした作品です。ユニークな題材の作品に参加できて嬉しかったです。撮影中にケミ(ケミストリー、相手との相性)の重要性をたくさん感じて、学びました。私が思うことに挑戦することができる、ありがたい現場でした」と語った。

特に、チャ・スンウォンへの感謝の気持ちを示して「とても心強い存在です。一番年上で先輩なのに、現場の雰囲気を作ってくださって、先に話しかけてくださいました。そのおかげで、みんな気楽な雰囲気で撮影することができました」と述べた。キム・ヘジュンについては「また声をかけたい、愉快な俳優でした。リアクションも良かったですし、現場の雰囲気をいつも盛り上げてくれました」と伝えた。

制作陣は20軒のビルと大規模のクライミングセット、振動をそのまま伝えるため、ジンバルの上にヴィラを立てる大規模のプロダクションを行った。イ・グァンスは揺れるセットで乗り物酔いを感じたとし「これをきっかけに、僕は乗り物酔いが激しいタイプだと知りました」と当時を思い出した。「現場は土ぼこりが多かったですが、スタッフの方々がたくさん配慮してくださいました。冬に、夏のシーンを撮影したので、寒さもすごかったです。制作陣が身体が温まるよう、小さいバスタブを用意して、お湯を入れてくださいました。その配慮のおかげで撮影できたと思います」と述べた。

KBS 1TV「朝の広場」に関するビハインドストーリーも伝えた。最近、チャ・スンウォンと一緒に「朝の広場」に出演したイ・グァンスは、「朝の広場」のシグナル音楽に言及して「週末に聴きました」と言ったが、アナウンサーのキム・ソルヒが「週末はありません」と伝えると「何か間違っているようです」と困惑した姿を見せて、人々を爆笑させた。

イ・グァンスは「最初のボタンを掛け違えたのです。嘘をつくつもりではありませんでした」と当時の状況を説明して、「数日前に出演が決定しました。突然出演することになったので、生放送へのプレッシャーがすごかったです」とし「突然、シグナル音楽が流れて『これを聞いて起きた』と言ったけれど、嘘です。改めて謝罪申し上げます。放送を見て笑ってくださった視聴者が多そうですが、現場の雰囲気は違いました。一瞬、逃げたいと思いました。結果的に面白いシーンが誕生し、『シンクホール』を広報することができてよかったです」と伝えた。

恋人のイ・ソンビンとの恋愛についても率直に語った。SBS「ランニングマン」を通じて縁を結んだ女優イ・ソンビンと、2018年から交際してきたイ・グァンス。過去、公開恋愛によるプレッシャーを告白したことがある彼は「今も同じです」とし「普通の恋愛をしています。外でデートできないとか、そのようなことはないです。美味しい料理を一緒に食べて、幸せに交際しています」と述べた。

2008年MBCシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「あの方がいらっしゃる」でデビューして、翌年MBCシットコム「明日に向かってハイキック」を通じて、圧倒的な存在感を発揮した彼は、ドラマ「大丈夫、愛だ」「アントラージュ」「ライブ~君こそが生きる理由~」、映画「探偵なふたり:リターンズ」「僕の特別な兄弟」など多数の作品で活躍した。最近には、健康上の理由で「ランニングマン」から降板した。

「シンクホール」は韓国で8月11日に公開された。

記者 : ヤン・ユジン