ホ・ジュノ、映画「モガディシュ 脱出までの14日間」の出演は即決?監督への信頼を明かす“台本も読まずに…”

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写真=ロッテエンターテインメント
俳優のホ・ジュノが、映画「モガディシュ 脱出までの14日間」に出演した感想を明かした。

ホ・ジュノは最近、オンラインインタビューを行い、映画「モガディシュ 脱出までの14日間」に関する様々なエピソードを語った。

実話を基にした映画「モガディシュ 脱出までの14日間」(監督:リュ・スンワン)は1991年、ソマリアの首都であるモガディシュの内戦によって孤立してしまった人々の命がけの脱出を描いた映画だ。新型コロナウィルスが発生する前にアフリカ・モロッコでのオールロケ撮影で行われ、異国的な風景を盛り込んだ。

デビュー30周年を超えた演技の達人ホ・ジュノは、「モガディシュ 脱出までの14日間」で在ソマリア北朝鮮大使館のリム・ヨンス大使に完璧に変身した。

彼が演じたリム・ヨンスは大韓民国と国連加盟を争い合い、熾烈な外交を繰り広げる人物だ。当時、韓国より20年前にアフリカ諸国と外交関係を構築してきた北朝鮮の状況を感じられるように、ホ・ジュノは冷徹でカリスマ性溢れる熱演を披露し、作品への没入度を高めた。

彼はリュ・スンワン監督の提案に台本も読まずに「モガディシュ 脱出までの14日間」への出演を決心したという。彼は「所属事務所を通じて、リュ・スンワン監督の連絡を受けました。約束をして、美味しい店で本当に久しぶりに会いました。十何年ぶりに会ったので嬉しかったです」と交流を明かした。

続けて「当時、『モガディシュ 脱出までの14日間』の内容や、現在台本を直している最中だという話をしてくれました。その話を聞いただけでも、すごく面白そうだったんです。その時に北朝鮮大使の役を提案してくださいました。『よく考えてから決めないと』と、後で所属事務所から怒られたましたが、リュ監督の眼差しに信頼を感じました」と深い信頼を示した。

彼は「リュ・スンワン監督は俗語で表現するとしたら“狂っている”だと思います。いい意味で、とてもかっこよく見えました」と絶賛し「私が完璧に演技できないと申し訳ないくらい、撮影現場は徹底的に準備されていました。『モガディシュ 脱出までの14日間』は私が夢見ていたプロダクションだったと思います。夢が叶ったような気がして、4ヶ月間ただ楽しく撮影しました」と特別な意味を語った。

リム・ヨンスという人物について、彼は「傷つきながらも人を助けようとする人物です。役作りのために、作中、北朝鮮の大使館の家族として登場する4人の子どもたちと親しくなって遊んだりしました。元々子どもは好きだが、もっと一緒に時間を過ごそうと努力しました」と語った。

ホ・ジュノは「このようなに大きな作品に私が呼ばれたということ自体がとてもありがたかったです。現場でも年齢が上の方だったので、責任感も感じました。この人たちに迷惑をかけてはいけないと思って、より慎重に撮影に臨もうと努力しました」と伝えた。

記者 : キム・ナラ