ONF、タイトル曲「POPPING」MVを公開…6人6色の爽やかなエネルギーに注目

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写真=WMエンターテインメント
ONFが、聴くだけで涼しくなるような夏にぴったりの新曲でカムバックした。

ONFは昨日(9日)午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトを通じて、夏のポップアップアルバム「POPPING」を発売した。

「POPPING」は、ONFが1stフルアルバムのリパッケージアルバム「CITY OF ONF」以来、4ヶ月ぶりに披露するニューアルバムだ。2月に1stフルアルバム「ONF:MY NAME」で活動したONFは、4月の「CITY OF ONF」から8月の「POPPING」まで、6ヶ月間で3つのアルバムをリリースして、精力的に活動を行ってきた。

今回のニューアルバムは2017年8月、1stアルバム「ON/OFF」で活動を始めたONFが、デビュー4年にして、初めて発売するサマーソングという点で、発売前から話題を呼んだ。アルバムの全面に押し出した「POPPING」は、ファンキー・ディスコジャンルをK-POPスタイルで再解釈した楽曲となっている。

ONFは「Complete」「We Must Love」など、彼らの代表曲を誕生させたプロデュースチームMonotreeのファン・ヒョンと“名曲マッチプ(美味しいお店)”というニックネームにふさわしいコラボを完成させた。ファン・ヒョンが作曲・作詞・編曲を担当し、メンバーのワイアットが今回もラップメイキングに参加して、ONFだけの色を加えた。

新曲のテーマは「夏にハマった君と僕」だ。ONFは、彼らだけの都市の真ん中で青春と自由を叫んでいる。「今、夏が降り注がれる / Popping Popping Popping / 夏が降り注がれる / Popping Popping Popping / 夏にすっぽりハマった僕」「季節が過ぎてこの空気が冷えていっても / 君と僕の心の中はいつも夏 / 氷河期が再び戻っても心配しないで いつも一緒だから」と歌っている。ONFならではの爽やかなボーカルと楽しいラップが、ピアノ伴奏と調和した合唱、ドロップパートのフルートの音とマッチしている。

収録曲のクオリティもタイトル曲に劣らない。「君と僕が書いていく若き日の詩」というテーマの「Summer Poem」、それぞれの夏の形が違うというテーマを描いた「Summer Shape」、IZ*ONE、SHINeeのテミンなど多くのK-POPアーティストの楽曲を手掛けた作曲チーム13とコラボして誕生した「Dry Ice」、夏の終わりに感じる寂しい気持ちと、次の季節に備える状態をシティポップに描いた「Summer End」など、ONFが様々な収録曲で夏を感じさせる。

新曲のミュージックビデオの演出は、これまでB1A4やOH MY GIRL、ONFの数々のヒット曲だけでなく、IUがリリースした「Coin」のミュージックビデオも手掛けたSunny Visualのユ・ソンギュン監督が担当した。この映像には、晴れやかで爽やかなメンバーたちの6人6色の魅力、広大な雪原を探索する宇宙船などがリアルに表現されており、注目を集めた。

中毒性のある音楽と完成度の高いステージ、ユニークなコンセプトを武器に、着実に成長してきたONFは、昨年「Sukhumvit Swimming」でデビュー3年にして初めて音楽配信チャート1位を獲得した。

今年発売した1stフルアルバムでは、韓国国内外の音楽配信チャート1位を席巻し、デビュー4年にして初の音楽番組1位のトロフィーを手にした。アルバム初動(初週)売上の自己新記録まで打ち立て、凄まじい勢いで成長を遂げている。米経済専門誌フォーブス(Forbes)など、海外の有名メディアから大々的に報じられ、人気を高めているだけに、新曲でどのような成果を収めるか注目される。

記者 : ファン・ヘジン