「発信制限」チョ・ウジン“デビュー後初の単独主演…ポスターを見て涙が出た”

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写真=CJ ENM
俳優のチョ・ウジンが、映画「発信制限」に出演し、デビュー後初めて単独主演を務めた感想を伝えた。

チョ・ウジンは最近、オンラインインタビューを行い、韓国で6月23日に公開された映画「発信制限」について、さまざまなエピソードを伝えた。

「発信制限」は、2016年に韓国で公開されたスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」をリメイクした作品だ。銀行のセンター長ソンギュ(チョ・ウジン)が子供たちを登校させていた朝の出勤途中、「車から降りた瞬間に爆弾が爆発する」という謎の発信番号からの表示制限(非通知発信)電話を受けることで危機に陥る“都心追撃スリラー”だ。「テロ,ライブ」(2013)、「最後まで行く」(2014)など多数のスリラー作品で編集スタッフとして活躍してきたキム・チャンジュ監督がメガホンを取った。

特に「発信制限」はチョ・ウジンが1999年のデビューから22年で初めて単独主演を務める作品として注目を集めた。彼は映画「インサイダーズ/内部者たち」で顔を知らせ、「保安官」「鋼鉄の雨」「国家が破産する日」「鳳梧洞戦闘(ポンオドンセントウ)」「SEOBOK/ソボク」、ドラマ「トッケビ」など多彩な作品で活躍し“忠武路(チュンムロ、韓国映画界の代名詞)の代表俳優”となった。

チョ・ウジンは「発信制限」で昇進を控えている銀行のセンター長ソンギュ役を演じた。ソンギュはいつもと変わらない出勤途中で、彼の車の中に爆弾が設置されているという非通知電話をもらい、後ろに座っている子供の命を脅かす爆弾の存在に混乱する。さらに爆弾テロの容疑者という濡れ衣を着せられる人物である。

チョ・ウジンは「発信制限」について「台本が持つスピード感が気に入りました。だから『胸倉を掴んで引っ張っていくシナリオ』と表現したのです。『車とシナリオが一緒に走る』という点に魅力を感じました」と自信を示した。

「発信制限」の中心に立ち作品を引っ張っていったため、プレッシャーもあった。極限の状況に見舞われたキャラクターに入り込んで、降圧薬まで服用するほど情熱を燃やしたチョ・ウジンだった。

チョ・ウジンは「よく悪夢を見ました。ものすごい緊張感と恐怖、プレッシャーを持ちながら撮影に参加するので、よく眠れませんでした。現場では私が何を考えているのか、何を感じているのかもよく分からないほどでした」とし「『このままだと精神病になるかも』と思われるほど大変だった時が、各テイクごとに訪れました」と告白した。

彼は「しかし、制作陣に迷惑をかけてはいけないという気持ちで臨みました。彼らの指示通りにすれば必ず良い作品が生まれるだろうし、それが観客の皆さんにも通じるだろうと思いました。華やかではないけれど熱く、そんな覚悟で撮影しました。私はマルチタスクができない性格ですが、高度の集中力と想像力を発揮しました。結局答えは単純でした。『想像力に頼ろう』でした」と述べた。

約16年間の無名生活を乗り越えて、ついに単独主演を務めることになった感想はどうだろうか。チョ・ウジンは「『発信制限』の予告ポスターが公開された時、静かに泣きました。何も思いつかず、ただ泣きました」と伝えた。

試写会の後に聞いた好評については「感無量でした。本当に奇跡のような気がします。公開した瞬間から、すべてがです。昨日も今日も奇跡のようだと思います」と感謝の言葉を伝えた。

そして彼は「自分の演技に満足はしません。これから耐えなければならないこと、改善しなければならないこと、もっと悩まなければならないことが多いなと思いながら鑑賞しました。正直に言うと、これ以上反応が良かったら逃げたくなったかもしれません」と謙遜した。

共演したイ・ジェイン、チ・チャンウクには賛辞を送った。チョ・ウジンは「俳優は相手役とのケミ(ケミストリー、相手との相性)が大事な仕事ですが、ベテランと共演すると、そのままついて行く瞬間があります。これまで私は幸いに、そのような方々と共演してきました」とし「今作でイ・ジェインさん、チ・チャンウクさんは僕が先輩にはなりますが、2人にたくさん頼ったところがあります。2人が私の傍でよく耐えてくれてありがたいと思っています」と信頼を示した。

娘ヘイン役のイ・ジェインについて彼は「現場での態度や演技を見て、探求精神がすごいと思いました。これを上手くやるためには、自分が何をしなければならないのかを正確に分かっていて、これを現場で発揮する瞬発力も持っています。そのような俳優と親子を演じたので、密閉された車の中でも耐えることができました。スタッフにも途中に言ったことがあります。イ・ジェインさんの演技がすごいと。スタッフもイ・ジェインさんの演技を絶賛していました」と語った。

続いてチョ・ウジンはジヌ役のチ・チャンウクについて「定規で測ったような演技力を披露したという表現がぴったりだと思います。お互いの実力に関係なく、ケミから快感を感じたのは初めてでした」と感心した。

彼は「お互いの感情が絡み合い、ぶつかる過程で出てくるケミがすごかったです。モニタリングする時にもチ・チャンウクさんの強いエネルギーが感じられました。その正確な演技のおかげで、私が色々挑戦することができたのではないかと思います」と述べた。

記者 : キム・ナラ