Vol.1 ― Rocket Punch、ついに日本デビュー!高橋朱里が韓国から再び日本へ「以前よりも少しだけ自信をもってステージに立てる」
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韓国の人気6人組ガールズグループRocket Punch(ロケットパンチ)の日本デビューが決定!! 8月4日に日本デビューミニアルバム「Bubble Up!」をリリースし、この夏、日本でさわやかな旋風を巻き起こすこと間違いなしの彼女たちにリモートでインタビューを実施。
日本デビューへの意気込みや、アルバムの収録曲の紹介、メンバーの性格や普段の様子など、たっぷりと語ってくれた。日本語を猛勉強中とのことで、会話はほぼ日本語。言いよどんだ時は、日本人のジュリがフォローし、チームワークの良さ、仲の良さが伝わるインタビューとなった。
Vol.2 ― Rocket Punch、初来日のイベントを振り返る「女性の黄色い声援を受けたのが初めてで…」
スユン:会社で「Ring Ring」のシングルを準備している時に聞きました。本当にびっくりして、ドキドキしました。
ユンギョン:スケジュールを共有する団体トークルームで日本アルバムの収録曲「JOLLY JOLLY」が公開されて、この曲から日本デビューの準備を始めるという話を聞きました。聞いた時はうれしくて「本当に私たちが日本デビューするの?」って思ったし、とても緊張しました。
ヨンヒ:私も初めは緊張して「私たちが本当にやれるのかな~」って思いました。でも今は、日本語もダンスもたくさん練習したから自信がありますし、ワクワクしています。
ソヒ:本当にうれしくて、笑顔になるのを隠せなかったです(笑)。両親にもすぐに連絡しましたが、私以上に喜んでくれて幸せでした。
ダヒョン:今もワクワク、ドキドキしています。私たちの魅力を日本でもお見せできると思うと楽しみです。
――日本活動の意気込みを聞かせてください。
ソヒ:日本語の発音の練習をもっと頑張ります。
ダヒョン:日本のファンの皆さんとコミュニケーションをとりたいけれど、日本語が未熟なので、もっと頑張ります。
ユンギョン:まだ日本でお見せできていない姿がたくさんあるので、それをすべてお見せしたいです。
ジュリ:日本のファンの皆さんにRocket Punchをたくさん覚えていただきたいし、世界中の皆さんにもエネルギーを与えられたらうれしいです。
――ジュリさんはAKB48のメンバーとして日本で活動したのちに、韓国でRocket Punchとしてデビューしたので、今回の日本デビューを待っていた人がたくさんいますよね。周囲からはどんなことを言われましたか?
ジュリ:日本でもネットのニュースでデビューを知ってくれて、お友達が連絡をくれたり、以前のスタッフも「おめでとう」って祝福してくださいました。両親も日本デビューを待っていたので、すごくよろこんでくれました。新型コロナウイルスの影響で韓国での活動が多くなって、元々のファンの方々や両親に寂しい思いをさせてしまっていたので、こうして日本でデビューできることがとてもうれしいし、応援されているのを感じるので、頑張ろうって思います。
――改めて振り返って、日本から韓国に渡って大変だったこと、うれしかったことは?
ジュリ:デビューが決まってから時間がなくて、韓国語が未熟なままで活動を始めたのは大変でしたが、メンバーが助けてくれたからできたと思います。うれしかったのは、日本で8年くらい芸能活動をしましたが、韓国でデビューしたことをきっかけに世界中の人が私のことを知ってくれて、自分をアピールできたことです。日本で活動していた時よりも少しだけ自信をもってステージに立てているというか、自分が変われたことがうれしかったです。
「Bubble Up!」ふわふわという歌詞の雰囲気がかわいくて…
ジュリ:すごく爽やかで夏にピッタリの曲で、私たちの爽やかな魅力やエネルギーを存分に楽しんでいただけると思います。振り付けもマネしやすいので、一緒に踊って楽しんでいただけたらうれしいです。
ソヒ:かわいくて私たちのエナジーをたくさん見せられる曲です。個人的な見どころは、私のラップパート。かわいいと思います(笑)
ダヒョン:「Bubble Up Up!」というところで、はじけるような振付けがあります。
ジュリ:しゃぼん玉がはじけるような感じがしてかわいいです。
ユンギョン:私はサビの部分でメンバー全員一緒に踊るところがポイントだと思います。
――「Bubble Up!」のMVの見どころシーンや、撮影ビハインドを教えてください。
スユン:ボールがたくさん出てくるんですけど、本当に飛んできてみんなびっくりしました。でも、すごくきれいに撮れたのでうれしかったです。
ダヒョン:ボールを投げながら揺れるシーンがたくさんあるのですが、実際には揺れていないのに、揺れるフリをしました。そんな演技をするのは初めてだったので、最初は難しかったけど、おもしろかったです。
ソヒ:大きな綿の上で寝転がったり、綿をちぎって投げるシーンの時は、ほこりが服についてしまって、1回撮ってはまたほこりをとってという感じで、すごく時間がかかりました。
ユンギョン:1人ずつ悩み相談をするシーンがありましたが、実際には絵を描いたり、遊びながら撮影したのがおもしろかったです。
ヨンヒ:MV撮影の頃、すごく忙しくてみんな眠かったんです。なので、MVの中で誰が一番眠たそうな眼をしているかを探してみるのもおもしろいと思います(笑)。
ジュリ:眠たい目のところは使われてないんじゃない? あ、でもメイキング映像があれば映っているかも。ヨンヒが一番眠たいって言ってたよね(笑)。
ジュリ:「Bubble Up!」は、はじけるような魅力がありますし、歌詞に“始まりの鐘”というのがあるのですが、私たちもデビューして“始まりの鐘”を響かせることができるのかなって思って、お気に入りですね。
ヨンヒ:「SUMMER DAYS」は夏ソングだから、皆さんが夏に聴いたら、爽やかに過ごすことができると思います。“叫ぼう~”って歌詞にあるように、エネルギーにあふれた曲です。
ソヒ:私も「SUMMER DAYS」です。遊ぶような感じがして、夏に楽しく聴ける曲です。
ダヒョン:私も~。この曲はRocket Punchのみんなが好きな曲です。旅行とかドライブに行く時に聴いたらいいと思います。
スユン:その2つの曲もすごく好きですが、それ以外の曲を挙げるならば「Letʼs Dance」です。初めて聴いた時に、すごく気分が良かったです。
ジュリ:スユンは踊るのが好きだからね(笑)
スユン:日本の皆さんも聴いたら、きっと私たちと同じ気持ちになると思います。
ユンギョン:私も「Letʼs Dance」が好きです。「一緒に遊びましょう」という楽しい曲だからです。
――日本語の歌詞で、おもしろい言葉などありましたか?
ヨンヒ:私が日本語でかわいいと思うポイントがあるんですけど“ふわふわ”とか“まるまる”とか。そんな表現が本当にかわいらしくてハマっています。「Bubble Up!」でも“ふわふわ”という歌詞があるのですが、とても好きです。
ダヒョン:私も“ふわふわ”の雰囲気がかわいくて、不思議に感じました。
――“ふわふわ”がどんな感じなのか、ジュリさんに聞いたりしましたか?
ジュリ:はい!! (置いてあるクッションを触りながら)「これが“ふわふわ”だよ~」って説明したり(笑)。
スユン:タ行とハ行の発音が難しくて、何度も何度も確認しながらレコーディングしました。「この発音をしながら歌うことができるの?」って思ったし(笑)、たくさん質問もしました。
ダヒョン:私はンの発音が難しくて、ずっと練習しました。
ユンギョン:「BIM BAM BUM Japanese ver. 」の私のラップパートで“君もきっと素直になれるから”という部分がとても速くて苦労しました。
ソヒ:「SUMMER DAYS」のラップパートで“全部忘れちゃえ”という歌詞があって、初めて聴いた時に歌詞が直接的で楽しい感じがしましたが、それをうまく伝えられたのではないかと思います。
――韓国デビュー曲の「BIM BAM BUM 」は日本語バージョンで収録されますが、日本語にしてみて感じたことは?
ダヒョン:韓国語で“オルラ オルラ(高く飛び立て)”という歌詞の部分が、日本語バージョンでは英語の“ALRIGHT ALRIGHT”に変わっていたのが不思議でした。
ユンギョン:レコーディングを終えて聴いた時に、メンバーの声がデビューの頃から雰囲気が変わっていて、違う印象を受けました。
――「Bubble Up!」はハッピーな楽曲ですが、皆さんにとって「これがあればハッピー」というものは?
ヨンヒ:明るい空があれば幸せです。空が大好きで、いつもみんなに「空を見てみて!!」って言っています。だから明るい空と、おいしいチョコレートがあれば本当に幸せです(笑)。
ジュリ:私は笑っている瞬間です。今も、このように私たちが話していることに記者の皆さんが笑って反応してくださるのもうれしいし、メンバーたちの日本語もおもしろいです。
スユン:Rocket PunchのスユンとしてはKETCHY(Rocket Punchのファンの名称)への愛ですけど、キム・スユンとしてはパンです!! マンモスパンって知っていますか? 本当においしいので、ぜひ食べてみてください。
ソヒ:チョコミントを食べたら幸せになります。ダイエット中はあまり食べませんが、甘いものを食べたい時によく食べています。
ダヒョン:私もお菓子が好きですが、日本のしあわせバターが本当に好きなので、日本に行くことがあったら必ず買います。韓国のハニーバターとは味が少し違うんです。
ユンギョン:スムージーやタピオカドリンクを飲んでいる時が幸せです。タロイモ味のタピオカが好きです。
メンバーの意外な魅力「ジュリからよくシブいって言われています(笑)」
ヨンヒ:白です。いつも白が好きだと言っているのですが、その理由はどんな色にもなれるからです。だから私はWHITE PUNCHです。
ジュリ:私は赤が好きなので、「RED PUNCH」の活動の時はうれしかったですね。情熱があると思うので、いつも熱いぞって意味を込めてRED PUNCHです。
ソヒ:私はピンクが好きですが、ピンクよりもレッドがもっと強いイメージなので、私もRED PUNCHになりたいです。
ダヒョン:私はBLACK PUNCHです。シックなイメージだから似合うと思います。
ユンギョン:YELLOW PUNCHです。ビタミンとか、明るいエナジーを皆さんに与えたいからです。
スユン:私はBLUE PUNCHです。周りから青が似合うと言われるし、私自身でもそう思います。性格も歌もダンスもクールで爽やかだってよく言われるから、BLUEにしたいです。
――それぞれが違った魅力を持った皆さんですが、自分自身の意外な魅力「~に見えるけど、実は~だ」というものを教えてください。
ヨンヒ:仕事の時はカリスマリーダーですが、実はチョコをもらったら友達になれちゃいます。
ジュリ:ヨンヒは誰とでも仲良くなれちゃうし、チョコレートがあれば幸せなんだよね(笑)。私は、実はせっかち!! です。韓国人ってみんな「早く、早く」って急いでいるイメージがあるのですが、実は私が一番せっかちで、いつもメンバーに「早く、早く」ってせかしています。
――ちなみに一番遅いのは?
ジュリ:リーダーじゃない?
ヨンヒ:最近は少し早くなりましたよ~。
ジュリ:今は末っ子(ダヒョン)とヨンヒが同じくらいかな。
ヨンヒ:ダメ~、嫌~!!
スユン:私は背が高いし、ジュリからよくシブいって言われていますが(笑)、実は人見知りで穏やかな性格です。
ジュリ:スユンはクールなイメージだけど、本当はおっとりして穏やかな性格ですね。背が高いし、優しくてキリンみたいなイメージ。
ソヒ:私はよく犬みたいだと言われますが、実は猫になりたいです。犬はかわいい感じですが、猫は目が切れ長でシックなので、私もステージの上では猫みたいにかっこいい姿を見せたいからです。
――今は犬で、猫になりたいという意味ですか?
ソヒ:いいえ、今も猫です。でもみんなが認めてくれないです。認めてほしいです(笑)。
ダヒョン:私はステージの上ではカリスマな末っ子ですけど、普段はかわいいのではないかと思います。そのギャップがあります。
ソヒ:ダヒョンはカカオトークのプロフィールの言葉とか写真を見ると、とてもかわいらしいので「やっぱり、まだ赤ちゃんだな~」と思います(笑)。
ユンギョン:ステージが終ると「お姉ちゃん~」みたいな感じで甘えてくるところもかわいいです。私は無表情の時は冷たく見えるかもしれませんが、実は明るくよく笑うひまわりみたいな人です。
ソヒ:本当に豪快に笑います。
ユンギョン:(爆笑)
――個性にあふれ、それぞれが違った魅力を持った皆さんですが、他のメンバーの「ここがうらやましい」と思う部分は?
ヨンヒ:ダヒョンの身長(涙)!
ジュリ:スユンの身長!
スユン:ヨンヒ姉さんの回復力??? 体調が悪い時とかのことではなく、本当にポジティブですぐに明るくなれるので、その部分が羨ましいし、学びたいです! みんなが明るく、嬉しい気持ちで生きていければとても幸せじゃないですか。
ユンギョン:私はヨンヒ姉さんの愛嬌が本当に羨ましいです!!! 私も愛嬌がうまくなりたいです……お姉さん羨ましい……。
ソヒ:ユンギョンお姉さんの美貌が本当に羨ましい!
ダヒョン:スユン姉さんの高い身長!! ジュリお姉さんの言語能力!
――性格的な面においてのグループにおける自分の役割は?
ヨンヒ:う~ん、友達? 友達でありながらリーダーでありながら、先生くらいかな……(笑)。
ジュリ:性格は自由奔放な方ですが、メンバーといる時、ちゃんとしないといけない時とか楽しくふざけても良い時とか、シチュエーションによって空気を変える役割をしてるかもしれないです。そして、とにかく家を清潔に保つ!
スユン:ツンデレじゃないかと思います。何かをしたとしても、それを自分がやったと話すのがちょっと恥ずかしいんです。だから静かに、裏でメンバーたちをお世話します。
ユンギョン:私には2つの役割があります。マネージャーさんから聞いたことをメンバーたちに伝えるオウム役をやることもあるし、また違う時にはそそっかしい性格のせいで、メンバーたちからお世話される末っ子のような姿もあります……(笑)。
ソヒ:いたずらっ子と天然、それからユーモア? を担当していると思います(笑)。
ダヒョン:お姉さんメンバーたちと遊ぶことが好きないたずらっ子! ストレートな発言、そして落ち着いています。
宿所での暮らしぶりも公開!ベッドの周りぬいぐるみだらけ!?
ジュリ:半身浴です。韓国人ってあまり入浴しないみたいで、メンバーはシャワーだけなんですよ。だからメンバーが入っている隙を狙ってのんびり30分くらい入浴してストレスを解消しています。
スユン:私は散歩です。漢江を12kmくらい、音楽を聴きながら歩くのが好きでヒーリングしています。
ヨンヒ:私も散歩が本当に好きです。風を感じながら、空を見て、花を見て、写真を撮ってメンバーとのカカオルームにアップしています。あとは、ベッドの上でリラックスしながら携帯をいじるのもヒーリングになります。ワンちゃんの動画をよく見ています。
ダヒョン:私は悩み事が多い時は運動をします。なにも考えずにランニングをするとストレスが解消されます。
ソヒ:私は悩みをため込んでしまうタイプなので、あえてためこんで込んでおいて、一気に思い切り泣いて放出してリセットします。
ユンギョン:以前はおいしいものを食べる時が幸せでしたが、今は楽にベッドに横たわって何も考えないとか、家族と連絡することで解消します。
――ちなみに好きな食べ物は?
ユンギョン:たくさんありますが、麺類が好きです。フォーがめちゃくちゃ好きです。
――宿所での暮らしぶりが気になります。自分のベッドの周りはどんな感じですか?
ソヒ:ベッドを見たらメンバーの性格がわかるといってもいいくらいに特徴があります(笑)。ダヒョンは本、ぬいぐるみ、メモとか、いろいろあって学生という感じだし、ユンギョンは無彩色が好きで、布団もグレーと紺で、ぬいぐるみもあるけど、かわいいというよりも寝る時に足に挟んで楽な実用的なものを使っています。
ユンギョン:(爆笑)
ソヒ:そして私はピンクが好きで、布団もピンクです。スッキリとしつつもかわいいのが好きで、シンプルだけど必要なものはすべて揃っているベッドです。ベッドの下の引き出しにも必要なものがすべて入っています。
ヨンヒ:私はぬいぐるみがたくさんあります。でも、実家にはもっとたくさんあります。
ジュリ:20~30個はあるよね。ヨンヒは生まれてからずっと、誕生日にはぬいぐるみをプレゼントにもらっているんだそうです。
――そんなにあって、寝る空間はあるのですか?
ヨンヒ:ちょっと小さくなって寝ます(笑)。でも最近、部屋を整理して少し広くなりました。
スユン:ヨンヒのルームメイトの私は大変ですよ。2人の物が半分、半分ではなくて、ヨンヒのものがすごく多いから。でも整理してよくなりました(笑)私はヨンヒと逆で、ベッドには日記帳以外は何も置いていません。日記を毎日書いていて、書いたらすぐに寝ます。
ジュリ:私も自分が寝るスペースをとても大事にしています。あとは匂いフェチなので、自分の空間を香りでいっぱいにしています。棚にアロマキャンドルをたくさん置いています。
取材:安部裕子
■リリース情報
日本デビューミニアルバム「Bubble Up!」
2021年8月4日リリース
<CD収録内容>
M1:Overture
M2:Bubble Up!
M3:JOLLY JOLLY
M4:SUMMER DAYS
M5:Let's Dance
M6:BIM BAM BUM Japanese ver.
Rocket Punch JAPAN OFFICIAL WEBSITE:https://rocketpunchjapan.com/
記者 : Kstyle編集部