ジュンス、ミュージカル「ドラキュラ」最後の公演を終えた感想を語る“大変な時期もあったが…”

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写真=C-JeSエンターテインメント
ジュンスが、ミュージカル「ドラキュラ」4度目のシーズンの最後の公演を終えた。

ミュージカル「ドラキュラ」は、アイルランドの小説家ブラム・ストーカー(Bram Stoker)の同名の小説を脚色した作品で、長い間、1人の女性だけを愛したドラキュラ伯爵のストーリーを描く。ジュンスは、昨年の公演に続き、今シーズンまで支持を得て、「ドラキュラ」で欠かせない象徴的なアイコンとなった。

ジュンスは、「ドラキュラ」4度目のシーズンとなるだけに、ドラキュラの愛とドラキュラの存在そのものの鋭い怒りを行き来しながら、深みのあるキャラクターで観客の前に立った。時には強烈に時には繊細に、ドラキュラの熱さと魂を失った冷たさを表現して、400年を超える純愛を吸引力ある形で伝えた。

「ドラキュラ」のドラマチックな人生に生命力を加えたものはもちろん、ヒロインのミナに対する切ないながらも凄絶な彼の絶叫は、見る人々の心を掴む。彼は、今回も“ドラキュラ職人”という異名を証明するかのように、彼自身の深い感性と魅力で完璧に表現した。

先立って、ジュンスはインタビューを通じて「『ドラキュラ』を通じて、ミュージカル俳優と呼ばれることが恥ずかしくなくなりましたし、もっとミュージカルを近道に感じられるものに導いてくれた作品だと思います。毎回、感動的な公演にするために、今日が最後だという気持ちで臨んでいます」と、作品への格別な愛情を示した。

このような心が観客に通じたのか、彼は毎シーズン、少しずつディテールを変えながら、観客の没入感を高め、公演を続けていった。特に、昨日(1日)行われた最後の公演では、より一層深まったカリスマ性と爆発的な声量で観衆を圧倒し、大盛況のうちに公演を終えて、有終の美を飾った。

観客の熱狂的な声援の中で、最後の公演を終えた彼は「大変な時期もありましたが、観客の方々の温かい関心と熱い応援のおかげで、無事に公演を終えることができました。4度目の『ドラキュラ』を愛してくださって、足をお運びいただいた観客の方々に、もう一度心から感謝申し上げます。ドラキュラは、大切な時間と共に再び長い眠りにつくことができそうです。棺が再び開かれ、永遠な生を叫ぶ、その日を待っていたいです。ありがとうございました」とし、公演を終えた感想を伝えた。

ジュンスは8月17日から11月7日まで、ブルースクエアSHINHANカードホールにて、次回作のミュージカル「エクスカリバー」で観客に会う。

記者 : パク・スイン