ペ・イニョク「九尾の狐とキケンな同居」と「遠くから見ると青い春」で活躍“2作同時に出演できて光栄”

Newsen |

写真=Fides Spatium
デビューからわずか2年にして主演に抜擢されたペ・イニョクは、文字通り“テレビをつけると出ている俳優”になった。「遠くから見ると青い春」から「九尾の狐とキケンな同居」まで、1週間のうち4日も視聴者に会ったのだ。

ペ・イニョクは最近、Newenとの書面インタビューを通じて、KBS 2TV月火ドラマ「遠くから見ると青い春」とtvN水木ドラマ「九尾の狐とキケンな同居」の、同じ時期に2つの作品に出演することになった感想を明かした。

「遠くから見ると青い春」では、1週間にバイトを3つも掛け持ちしなければならない土のさじ(恵まれない環境で育った者を指す新造語で、親の七光りで育った者を指す金のさじの反対語)で、経営学科のアウトサイダーナム・スヒョンを演じた。「九尾の狐とキケンな同居」では、ビジュアルに財力まで兼ね備えた男性ケ・ソヌを演じた。ペ・イニョクは、生まれ育った環境から性格、そしてビジュアルまで、全く異なる2人の人物を通じてギャップのある姿を披露した。

ペ・イニョクは「7日間で4日もテレビに出るのは、簡単なことでは無いと思います。とても良い2つの作品に出演させていただいたのも光栄ですが、このように様々な形でご挨拶ができる機会をいただいて嬉しくもあり、不安もありました。『九尾の狐とキケンな同居』のケ・ソヌと『遠くから見ると青い春』のナム・スヒョンは、相反する背景でも、同じような性格を持つキャラクターであり、下手をすると、どちらもしっかり表現できないと思って不安だったんです。でも、多くの方に好評していただいて、本当に嬉しかったです」と打ち明けた。

また「まだ未熟な部分が多いですが、各キャラクターのありのままの魅力を見てくださって、身に余る声援を送ってくださり、月・火・水・木が幸せな日々でした。そのため、2つの作品が同時じ終わってしまうことが特に寂しいです。清々しくもありますが、すごく残念に思っています」と話した。

ペ・イニョクは、「九尾の狐とキケンな同居」のケ・ソヌより、「遠くから見ると青い春」のナム・スヒョンのほうが実際の自分に似ている部分が多いという。「ケ・ソヌの自己中心的でわがままな人間関係の部分は全く違いますが、好きな人の前で感情表現が下手になって、思い通りにならない部分は似ていると思います。また、僕が長男であり、家族を思う責任感が強い部分や、いつも誰かに気を配ろうとする本能があるのですが、そのような部分ではスヒョンと似ている部分が多いと思います」と明らかにした。

2019年にウェブムービー「LOVE BUZZ」でデビューし、わずか2年にしてドラマの主演に抜擢された気分はどうだろうか。ペ・イニョクは「未熟な自分に身に余る場をいただいたように思います。『さらに頑張れ』という意味だと思っています。たくさんの方が、ペ・イニョクという名前に抵抗を感じず、安心して作品を観られる俳優になりたいです。一歩一歩努力して成長していく俳優になれるよう、一生懸命に、しかし急がずに努力してまいります」と答えた。

ペ・イニョクは、来年韓国で放送予定のSBS新ドラマ「なぜオ・スジェなのか」に出演し、ソ・ヒョンジンと共演する。

記者 : パク・スイン