KARA出身スンヨン、ドラマ「人生おまけの彼女」放送終了の感想を語る“大変な時期に笑いと感動が伝われば嬉しい”

OSEN |

写真=YG ENTERTAINMENT
KARA出身のスンヨンがドラマ「人生おまけの彼女」を通じて真価を発揮した。

スンヨンは最近放送が終了したウェブドラマ「人生おまけの彼女」でコ・リアとチョン・マンリ役に扮し、一人二役を演じた。彼女は高校生から50代の母親の演技まで、世代を超える幅広い熱演を披露した。

スンヨンは世間知らずの娘コ・リアに扮して10~20代の魅力を披露し、母親のチョン・マンリと魂が変わってから50代の母親の眼差しや言葉遣い、行動などを細かく表現した。2人のキャラクターの立体的な姿をリアルに描いたと評価されている。

それだけでなく、母と娘の魂が入れ替わったことでお互いの人生を理解し、母と娘が真の愛に気づくシーンで流れた彼女のナレーションは、劇中人物の感情と心理の変化を細密に表現し、視聴者から共感を得た。

このようにスンヨンは、優れた観察力と表現力をもとに躍動感あふれる活躍を披露し、好評を博した。

――放送終了の感想はいかがですか?

スンヨン:とても楽しく撮影に臨んだ作品なので、放送終了がさらに寂しいです。でも、ウェブドラマで懐かしい時にいつでも見られるので、もっと大切な思い出になりました。

――魂が入れ替わることを題材にした作品に初めて出演した感想はいかがですか?

スンヨン:コ・リアよりチョン・マンリを演じた時間がずっと長かったです。アフレコの時は、コ・リア役を演じたイ・イルファ先輩の演技に合わせて声の演技をする過程が少し慣れなかったです。お互いに魂が変わった演技をしなければならないだけに、イ・イルファ先輩と一緒に悩んで会話する時間が多くて楽しくて意味のある作業でした。

――世間知らずのコ・リアと様々な経験をしたチョン・マンリを行き来する一人二役をこなしました。それぞれの役を演じながら重点を置いた部分はありますか?

スンヨン:ヘア、メイクアップ、衣装をはじめとするスタイルから口調、行動までそれぞれの人物に合わせて自然に見えるように悩みました。劇中でチョン・マンリは、最近の20代の娘を持つ母親より少し典型的な姿がありましたが、愛らしく自然に見えるよう努力しました。イ・イルファ先輩がそばで本当にたくさんサポートしてくださって心強かったです。

――劇中で記憶に残るシーンやセリフがありますか?

スンヨン:第1話で母親と喧嘩するシーンです。私も分別のない娘として大いに共感しました。ただ、今回は私もかなり大人になったので、娘と母の気持ちに同時に共感しました。若いときは、何でもないことがとても大きく、重要に感じられて親に怒ったことが多かったのですが、今になってその時の状況を振り返りながら演技してみると、仕方がなく残念に思った親の気持ちが分かるような気がして感情を押さえることが難しかったです。

――相手役だったイ・イルファさんとの相性はいかがでしたか?

スンヨン:先輩がとても積極的に撮影に臨んで楽しくしてくださって、私も疲れずに楽しく撮影することができました。お互いの体が変わった状況だったので、その都度また変えて演技してみて、先輩と一緒に悩む時間がとても幸せでした。

――撮影現場であった忘れられないエピソードや裏話はありますか?

スンヨン:劇中でナム・ジュヨンとのデートが終わる頃に、元彼からリアまで全員登場するシーンがありました。とても寒い夜明けに撮影しましたし、コ・リアとチョン・マンリの複雑な状況を見せるためシーンもとても長かったのですが、私が笑いをこらえられなくて何度もNGが出ました。とても難しかったです(笑)。

――これからの計画はいかがですか?

スンヨン:「富川国際ファンタスティック映画祭」で昨年撮影した映画「SHOW ME THE GHOST」が公開されます。コメディホラージャンルですが、この映画ではコ・リアとは全く違う就活生役を演じます。イメージチェンジも楽しみにしてください。

――最後に「人生おまけの彼女」を愛してくれた視聴者の皆さんに一言お願いします。

スンヨン:「人生おまけの彼女」を愛してくださってありがとうございます。新型コロナウイルスで大変な時期に、少しでも皆さんに笑いと感動、そして共感が伝われば嬉しいです。

記者 : チャン・ウヨン