GHOST9「“高層ドル”というニックネームが一番好き…僕たちにはとても意味のあるもの」

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“高層ドル(高層+アイドル)”から“ヨルイル(一生懸命仕事をするという意味)アイドル”“開拓アイドル”“初恋召喚アイドル”まで。ニックネームをたくさん持つGHOST9が9人9色の魅力をアピールした。63ビルの屋上でデビューショーケースを開催し、話題になったことを皮切りに、新人とは思えない完成度の高いステージで韓国国内外のK-POPファンの心をノックする9人の少年たち。「Up All Night」の活動では、これまで見せたことのない明るく爽やかなコンセプトをこなしたことはもちろん、より一層成熟したビジュアルとグレードアップした実力を披露し、“成長するアイドル”というもう一つのニックネームを得た。コロナ禍でも人気の高さを証明し、“第4世代アイドルの代表走者”として順調に成長しているGHOST9に出会った。

――今日の撮影はどうでしたか?

ソン・ジュンヒョン:今日初めて爽やかなコンセプトでグラビアを撮りました。明るい雰囲気がよく合うメンバーもいましたが、GHOST9の新しい姿を見つけた感じでよかったです。

チェ・ジュンソン:活動する時、一番楽しい瞬間がグラビアを撮影する時とアルバムのジャケットを撮る時だと思います。僕たちは普段はクールで神秘的なコンセプトの撮影が多かったのですが、今日は明るくて涼しい雰囲気で撮ったので違う感じでした。表情を明るくしたので雰囲気も良くて楽しかったです。

イ・ウジン:笑うのが不自然で最初は難しかったのですが、雰囲気が良くてとても楽しく撮影しました。

――「Up All Night」で4週間の活動を終えました。すっきりした気持ちと寂しい気持ちが共存すると思いますが、いかがですか?

チェ・ジュンソン:その通りです。デビューしたのが昨日のようですが、もう4thミニアルバムの活動まで終えました。前のアルバムまではクールで強烈な表情でしたが、今回は笑って楽しむことができて、メンバー全員が楽しくステージに立ったと思います。ファンの皆様もすごく喜んでくださいました。

イ・ガンソン:3rdアルバムまではクールで強烈なコンセプトをしてきましたが、今回は正反対な魅力を見せる活動でした。今回の4thミニアルバムの活動は、本当に充実していたと思います。デビューして初めて対面ファンサイン会をしましたし、75分間のコンサートもしました。不思議で新しい経験をたくさんしたからか、デビューした頃に戻ったかのような気がしました。

――今回の活動期間には、デビュー後初めて対面でファンサイン会を行いました。ファンの皆さんと直接会った感想はいかがでしたか?

イ・シン:テレビ電話でちょっとだけお会いしたファンの皆様と実際に会ったら特別な気分でした。ファンの皆様のエネルギーを、そのまま感じることが出来てとても幸せでした。Ghostie(GHOST9のファン)ともっと近くなるきっかけになったようで嬉しかったです。

ソン・ジュンヒョン:まるで長年の友達に会ったように楽しかったです。同窓会に行った感じ(?)です。ハハハ。そう感じられるほど気楽で幸せな時間でした。

イ・ウジン:TEEN TEENでの活動以来、2年ぶりのファンサイン会でしたが、初めてやったかのように緊張しました。ファンサイン会で感じたファンの皆様のエネルギーと活力を、これから音楽番組でも感じてみたいです。そんな日が早く来てほしいです。

――以前は強烈でパワフルなパフォーマンスを披露しましたが、今回はステージで明るくて爽やかな少年らしい姿を見せてくれました。どちらがより似合うと思いますか?

イ・シン:果たして僕が可愛らしい雰囲気をうまく表現できるだろうかと思って心配していました。ところが、ステージに立ってみると、意外と僕とよく合っていました。振り付けをする途中、メンバーたちと冗談も言ってフレンドリーで楽しいステージをお見せすることができたと思います。

イ・ジヌ:僕は意外と笑うのが苦手で心配しましたが、ジュンソン兄さんを見ながらステージの上でエネルギーをたくさんもらいました。わざと兄さんと面白い表情も見せながらステージを楽しもうとしたと思います。

ソン・ジュンヒョン:ジュンソンとプリンスがステージの上で本当によく遊びます。僕のお尻にタッチして逃げたり、いたずらっ子たちです。おかげでメンバーたちがもっと自由で活気に満ちたステージを見せることができたと思います。

チェ・ジュンソン:僕は途中でメンバーたちとアイコンタクトする瞬間が多いです。メンバーたちといたずらしたり、遊びながらするので、ステージの上が遊び場のように楽しくて面白いです。

――ジュンソンさんがグループでムードメーカーのようですね(笑)。

メンバー一同:そうです。

チェ・ジュンソン:僕もそうだと思います(笑)。これからもっと頑張って、グループの雰囲気を盛り上げます!

――メンバーたちが一番好きな「Up All Night」のキリングパート(歌で人の心を掴む部分)はどこですか?

ソン・ジュンヒョン:ドンジュンさんが歌ったサビがキリングパートですが、特に「山に登る」の部分がファンの皆さんからの反応が熱かったです。そのパートでメンバーたちが、山を作って登るようなパフォーマンスをするんです。ダンスをする僕たちも面白いし、ファンの方々も気に入ってくださって、今回の楽曲の一番キリングパートじゃないかと思います。

――今回のアルバムコンセプトと最もよく似合うメンバーは誰ですか?

イ・シン:予想外にドンジュンさんが一番ぴったりでした。明るくて軽快なコンセプトが、一番ぎこちないと思ったんですが、意外とメンバーの中で一番よく似合っていました。

チェ・ジュンソン:皆さんはあまりご存じないですが、実は僕たちだけで遊ぶ時はドンジュンさんが一番いたずら好きです。今回のアルバムで、ドンジュンさんの明るくポジティブなエネルギーが爆発したんじゃないかと思います。

ファン・ドンジュン:メンバーたちが僕を選んでくれましたが、僕の考えは違います。ウジンが今回のアルバムと一番よく似合っていたと思います。髪も青く染めて、ステージでもウジンを見ると本当に楽しんでいる姿です。

――“高層ドル”“開拓アイドル”“初恋召喚アイドル”などニックネームがたくさんありますが、最も気に入ったものは何ですか?

ソン・ジュンヒョン:あっ、“ヨルイルアイドル”というニックネームが抜けているようです(笑)。ありがたいですが、僕たちは“高層ドル”が一番好きです。デビューした頃からあったニックネームでプライドもありますし、僕たちにとってはとても意味のあるものだと思います。

――GHOST9は「地球空洞説」の世界観を示しています。どんな意味があるのか、メンバーたちに直接聞いてみたかったです。

ソン・ジュンヒョン:僕たちのソウルメイトで公式キャラクターでもあるGLEEZと関係があります。「地球空洞説」は、地球の中にまた違う地球があるということです。地球の内部世界に住んでいるGHOSTのキャラクターと地球に住んでいるGHOST9のメンバーらが出会う旅路を描いた世界観です。世界観が奥深くて難しいでしょう。最初は僕たちも理解するのに少し時間がかかりました。

イ・シン:「地球空洞説」の世界観のように、全世界のファンとコミュニケーションをとり、ソウルメイトのGLEEZといかなる苦難や逆境も乗り越え、希望を与えるグループになりたいです。

――K-POPアーティストの中で初めて63ビルでデビューショーケースをしました。63ビルに続いて84階のヘリポートでも公演をしましたね。次に立ってみたい“高層ステージ”はありますか?

ファン・ドンジュン:宇宙ステーションです。一番高い所じゃないですか。いつか宇宙ステーションで公演をする最初のアイドルになれたらと思います。

イ・テスン:宇宙ステーションに行く前にアメリカにあるエンパイアステートビルのてっぺんでも公演をしてみたいです。

イ・シン:世界で一番高いドバイのブルジュ・ハリファでも必ず公演をしたいです。

イ・ウジン:とりあえず、韓国で一番高いところには行かないとダメでしょう。国内で一番高いと言われているロッテワールドタワー123階のてっぺんでも公演を必ずしたいです。

ソン・ジュヒョン:整理すると、まずロッテワールドタワーで公演をしたくて、その後エンパイアステートビルとブルジュ・ハリファを経て、最終的に宇宙ステーションでも公演をできる日が来たら嬉しいです。

イ・ガンソン:僕は意見が少し違います。メンバーたちは高いところが好きみたいですが、全く反対に地下でも公演をしてみたいですね。

イ・ジヌ:地下良いですね。僕たちの練習室も地下なので、上手なステージをお見せできると思います。

――“ヨルイルドル”らしく、デビューから1年も経っていないのにアルバム4枚をリリースしました。タイトなカムバックスケジュールですが、余裕がないと思ったことはありませんか?

ソン・ジュンヒョン:大変じゃないと言ったら嘘になります。体力的に大変なときも多いですが、スケジュールがタイトなおかげでメンバー皆が自己管理をもっと一生懸命するようになりました。どうやって体力を維持して管理しなければならないか、皆ノウハウができました。

イ・シン:忙しくアルバム活動をできること自体がありがたい事だと思います。デビューをしてアルバムを出せる機会自体が本当に大切じゃないですか。新人でも何度もアルバムを出せる機会を得て、本当に嬉しいです。

プリンス:スケジュールがいっぱいで、僕たちは本当に嬉しいです。短い間でも多くのステージに立ってみて確かに余裕が出来て実力も伸びてきている感じがします。

――コロナの時期にデビューしました。ファンの方々と会えなくて残念に思うことが多いと思います。ファンの方々とどのようにコミュニケーションしていますか?

イ・ガンソン:まだ新人なのに様々な活動を繰り広げられて本当に感謝しているし、嬉しいです。しかし、ファンの方々とのコミュニケーションにおいては、残念な気持ちが大きいです。状況が状況なので、ファンの方々とお会いできる機会がほとんどありません。親近感のある人間的な姿をたくさんお見せしたいのに、直接お会いできないので、他のコンテンツを通じて近づこうとしています。ジュンヒョン兄さんは毎週NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」でボイス配信を進行していて、僕たちも美味しいお店を紹介する自己制作コンテンツをこつこつとしています。

ソン・ジュンヒョン:皆さんにメンバーたちのリアルな魅力をお見せできるコンテンツの量を最大限増やそうとしています。カバー映像だったり、生配信などを通じてファンの方々とコミュニケーションしようと努力しています。

――新型コロナウイルスの状況が良くなったら、一番やってみたいことは何ですか?

イ・テスン:状況が状況なので、今は韓国国内でしか活動ができませんが、新型コロナウイルスが終息したら、様々な海外活動を展開したいです。公式ファンコミュニティを見ていると、海外ファンの皆さんからのメッセージが多くて、感謝しながらも、一方では直接会えないことが申し訳ないです。新型コロナウイルスの状況が良くなったら、海外のファンの皆さんに会いに行きたいです。

ファン・ドンジュン:外国に住んでいる韓国人のファンの方も多いんですよ。新型コロナウイルスが終息したら、ぜひ海外に行って韓国人ファンの皆さんや、海外ファンの皆さんにお会いしたいです。

イ・ガンソン:しばらく前に対面ファンサイン会をしたものの、マスクも着けて前に透明な幕も用意されていたんですよ。声もよく聞こえず、顔も隠されていて、正常にコミュニケーションが取れませんでした。新型コロナウイルスが終息したら“本当の”対面ファンサイン会をしてみたいです。

イ・ジンウ:音楽番組の収録をする時も、今ではファンの皆さんと一緒にすることができなくて残念です。近いうちにファンの皆さんの応援を聞きながら、一緒にステージを楽しむことができる日が来たら良いなと思います。

イ・シン:無観客公演も、もちろんありがたい機会ですが、お互いのエネルギーをやりとりする公演を必ずしたいです。

プリンス:僕はタイ人ですが、新型コロナウイルスのせいで実家に帰れなくなって、かなり長い時間が経ちました。早く状況が良くなって、マスクを着けずにタイに行くことができるようになったら嬉しいです。タイのファンの皆さんにも是非お会いしたいです。

イ・ウジン:今まで、韓国でのみミュージックビデオを撮影してきました。新型コロナウイルスの状況が良くなったら、海外で素敵なミュージックビデオを撮影したいです。全世界を回りながら、様々な国の風景を映像に収められれば、本当に素晴らしいと思います。

――GHOST9はどんなメンバーの組み合わせでも相性が良いことで有名ですよね。チームワークの良さで自慢できる部分はありますか?

ソン・ジュンヒョン:GHOST9には、チームワークという言葉が必要ありません。お互いの目を見ただけでも理解できる間柄なので(笑)。

ファン・ドンジュン:365日、静かな日がありません。皆「too much talker」なので、言葉数が本当に多いんです。会話をたくさんするからそうなのか、メンバー同士の中が特に粘着性があるんだと思います。

――実際に話してみると、メンバー全員のテンションがものすごく良いですね。バラエティに出演したら大成功を収めると思います。

ファン・ドンジュン:メンバーの1人にぜひ出演してほしい番組があります。MBN「私は自然人だ」にジュンソンさんが出演してくれたら嬉しいです。彼は「私は自然人だ」の大ファンなんですよ。「何しているのかな?」と思って彼を見ると、常にこの番組を 観ているんです。ぜひ僕たちのジュンソンさんにオファーが来たら嬉しいです。

チェ・ジュンソン:都心でスケジュールをこなしながら夢中で生きていると、自然を見た時にすごく癒やされるんです。この番組に出演して、日常からかけ離れた安心感を見いだす時間を過ごしてみたいです。

ソン・ジュンヒョン:メンバーとtvN「驚きの土曜日」にぜひ出演してみたいです。SBS「ジャングルの法則」にも出演してみたいです。本当に一生懸命やる自身があるんですよ。ぜひ呼んでいただきたいです。

プリンス:僕はSBS「ランニングマン」にぜひ出てみたいです。他のことはできなくても走りには自身があるんです。外に出て、僕の走りの実力を披露したいです。

――先輩アーティストたちとコラボする機会が与えられるならば、一緒にやってみたいアーティストは誰ですか?

ソン・ジュンヒョン:個人的にポール・キム先輩とデュエットをしてみたいです。ポール・キム先輩のファンなんです。そのような機会が来たら本当に幸せだと思います。

イ・ウジン:Highlight先輩と必ずコラボをやりたいです。昔からのファンで、最も尊敬する先輩です。

イ・テスン:NCT先輩たちとコラボしてみたいです。一緒にステージに立ったらメンバーだけでも三十人を超えると思いますが、一緒にパフォーマンスをすれば本当に壮大で素晴らしいものになると思います。

――もう少しでデビュー1周年ですね。4枚目のミニアルバムまで発売して音楽的に成長した部分は感じましたか?

イ・ウジン:ステージを見てみると、1stミニアルバムよりも目に見えて成長しました。その時は皆カメラも探せなかったんです。余裕ができたからなのか、最近はみんなプロフェッショナルでかっこいいです。

ファン・ドンジュン:3rdミニアルバムの時からメンバーが曲作りに参加しました。メンバーたちと一緒に書いた曲で活動をしたので、本当に胸がいっぱいで誇りに思いました。これからメンバーのアルバム参加度をより高めて、GHOST9だけの色をよりはっきりとお見せしたいです。

イ・ジヌ:少し前に、僕は自分の口で「成長のアイコン」と言ったことがあります。数年前に比べて身体的には成長しましたが、まだ音楽的には足りない部分が多いです。これから音楽的によりかっこよく、プロフェッショナルな姿をお見せできるよう努力します。

――デビュー1周年の9月がすごく楽しみになります。ものすごいコンセプトでカムバックをするのではないかと期待します。

チェ・ジュンソン:まだ決まってはいないですが、1周年でカムバックできたら本当にうれしいと思います。次回は5枚目ですね。メンバーもファンも誇りを持つことができる完成度の高いアルバムを作ってみたいです。

イ・ウジン:活動計画も重要ですが、1周年を記念して、メンバーたちと一緒に休暇を取りたいです。一緒にペンションに行って、一週間だけでも思う存分遊んでみたいです。

メンバー一同:グッドアイディアですね。休暇に必ず行きたいと思います!

――すでに2021年の後半が目の前ですね。今年中に必ず成し遂げたいGHOST9の目標はありますか?

イ・テスン:可能かは分からないですが、もっと一生懸命に頑張って今年中に音楽番組で1位を取りたいと思います。

イ・ジヌ:僕も音楽番組で必ず1位を必ず取りたいです。どうせなら地上波での1位を必ず取りたいと思います。

チェ・ジュンソン:音楽番組1位も良いですが、音楽配信チャートでチャートインを必ずしてみたいです。

ソン・ジュンヒョン:今回のアルバムは、少しだけ音楽配信チャートに入ったのですが、次回はより長くチャートインしたいです。

ファン・ドンジュン:目標は大きく持つほど良いのではないでしょうか。今年中にGHOST9のアルバムが5万枚以上を達成したらいいですね。メンバー全員の力を合わせて熱心に取り組めば十分可能だと思います。

イ・ガンソン:団体活動も良いですが、メンバーたち各自の魅力をお見せできるよう、個人活動も多様にやってみたいです。下半期は別々に、また一緒に、さまざまな活動を広げることができたらと思います。

記者 : ファン・ヨンド