SF9、約1年ぶりにカムバック!全員が再契約をして目指すものとは?…「KINGDOM」出演で確信したグループの強みを明かす

Kstyle |

SF9が約1年ぶりに9thミニアルバム「TURN OVER」でカムバック!“悲しみの中で流れる涙が輝く”という逆説が込められたタイトル曲「Tear Drop」では、彼らの抜群のスタイルとビジュアルが作り出す魅力的なダンスと表現力で、ストーリーへの没入感を高めている。

最近放送されたMnet「KINGDOM : LEGENDARY WAR」(以下「KINGDOM」)で、新鮮な演出と洗練された編曲を披露し、彼らだけが持つセクシーな魅力を強烈にアピールしたSF9は、出演した6組のグループの中で最も早くカムバックを発表し、大きな注目を集めた。

今回Kstyleでは、そんなSF9にインタビューを実施! ニューアルバムについてはもちろん、「KINGDOM」への出演や個人活動、今後SF9として成し遂げたいことまで、たっぷりと話を聞いた。

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――9thミニアルバム「TURN OVER」で約1年ぶりにカムバックしましたが、どんな気持ちで準備しましたか? アルバムについて教えてください。

ヨンビン:1年ぶりのカムバックなのでワクワクした気持ちで準備しました。「TURN OVER」は「KINGDOM」への出演以降、メンバーたちと絶えず挑戦し続けて生まれたアルバムです。SF9の感覚的で洗練されたセクシーなイメージを詰め込みました。

――タイトル曲「Tear Drop」はどんな曲ですか?

ジュホ:まずダンスは、ミディアムテンポにジェンダーレスなポイントを与えたパフォーマンスが特徴です。SF9が持つセクシーな魅力をダンスで伝えられていると思います。歌詞に「涙が眩しい」という表現があるのですが、悲しさを逆説的に「眩しい」と表すことによって、芸術的に伝えることができたかなと思います。歌詞もダンスも注目して聴いてほしいです!

――ミュージックビデオ撮影中のエピソードや見どころを教えてください。

チャニ:ミュージックビデオの見どころは、メンバーたちの切ない表情と洗練された映像美だと思います。実は、「Tear Drop」のミュージックビデオは「KINGDOM」の撮影が始まる前に撮っていたのですが、「KINGDOM」を撮影しながら自分たちの武器や魅力を再確認し、「Tear Drop」の振り付けを全部変えました! 音楽番組でのパフォーマンスとミュージックビデオのパフォーマンスは振り付けが変わっているので、ぜひ探してみてください!


自分だけが持つセクシーポイントは?

――「Tear Drop」では“洗練されたセクシー”を表現していますが、グループの中で自分だけが持つセクシーなポイントはどこだと思いますか?

ヨンビン:セクシーなポイントは骨盤だと思います。今回の振り付けのポイントでもあります。

インソン:僕の手の筋がセクシーポイントだと思います!

ジェユン:体のライン、表情、雰囲気が僕のセクシーポイントだと思います。ですよね?

ダウォン:セクシーポイントというよりは、ステージに集中している僕の姿がカッコいいと思います!

ロウン:僕が持っている一番のセクシーポイントは、背の高さだと思います。

ジュホ:僕のセクシーポイントは目つきだと思います!

ユテヤン:繊細に表現するダンスが、僕だけのセクシーポイントだと思います。

フィヨン:僕のセクシーポイントは僕自身が放つ雰囲気だと思います!

チャニ:自分のセクシーポイントではないですが、テヤン兄さんのダンスがこの曲のセクシーポイントだと思います。

――タイトル曲以外のアルバム収録曲の中で、お気に入りの曲とその理由は? ラップメイキングをしたメンバーは、制作中のエピソードなども教えてください。

ヨンビン:「Hey Hi Bye」という曲のテーマが僕には少し難しくて、ラップメイキングするのに時間がかかってしまった曲です。僕は「Off My Mind」が好きです。

インソン:「Off My Mind」が好きなんですが、曲の構成とメロディーがすごく洗練されていて、軽快でポップな感じがあって好きです。

ジェユン:「Love Again」が好きです!! このようなバラードのジャンルが好きでもあるし、僕たちとよく合ってる気がします!

ダウォン:「Hey Hi Bye」が個人的に好きです! 僕の音だったり、僕が持つカラーを見せられる曲だと思うので、自信があります!

ロウン:「Believer」です。みんなで一緒に頑張った「KINGDOM」で披露した最後の曲だったので、聴くだけで胸がいっぱいになります。

ジュホ:僕は「Hey Hi Bye」が好きです! いたずらっぽくてユニークなラップを書きたいと思っていたので、ぜひラップ部分にも注目してください。

ユテヤン:お気に入りの収録曲は「Believer」です。「KINGDOME」で挑んだ競演のファイナルステージを飾った曲で、たくさんのことを感じさせてくれた曲です。ステージを見たらハマりますよ~。

フィヨン:「Off My Mind」が好きです。メンバーたちと一緒にたくさんの意味を込めようと努力した曲です。

チャニ:「Love Again」が好きです。2年以上MCを務めた「音楽中心」で、MC最後の日に「Love Again」を披露したのですが、ファンの方々が喜んでくれました。

――「TURN OVER」には、悲劇的な結末だとしても、それに屈せずに自らの運命を開拓していくという意思が込められています。みなさんがこれからの運命を開拓していくために、最近新たに始めたことや努力していることはありますか?

ヨンビン:僕は最近運動を始めました! 健康な食事と運動を心がけることによって、健康なメンタルを維持しようと努力しています。

インソン:常に疲れ果てず、自分自身を開発していくことが一番重要だと思います。悩みすぎて自分で限界を決めるというよりは、熱意と意志を維持しながら、さらによくしていく必要があると思います!

ジェユン:うーん、これ! と言えるようなものはないんですけど、毎日毎日何か新しい努力をしようと心がけています!

ダウォン:時間が経つにつれて、これからのことをより具体的に計画する必要があるなと感じます。色んなことを一生懸命準備しているので、たくさんの関心をお願いします!

ロウン:僕はいつも何かを決める時や行動する時に、変化を恐れないように、そして失敗を恐れないように努力しています。

ジュホ:僕は何に対しても肯定的に物事を見つめて、何があっても自分が決めたことは最後までやり遂げようと努力しています。

ユテヤン:歌手として絶えず掘り下げようとしています。そしてどんな面でも欠けた部分がない歌手になりたいです。新しさよりも、一番本質に誠実でいたいです。

フィヨン:僕は何事も一人で考え込んでしまうところがあったので、今は複雑に考えすぎないように生きようと努力しています!

チャニ:僕は最近また発音の練習を始めました。次にまた何かライブ配信やMCなどをする機会があれば、完璧な発音を披露したいと思います!


「KINGDOM」での新しい挑戦を経て…

――「KINGDOM」への出演が話題を集めましたが、出演を決めた理由を教えてください。

ヨンビン:新しい挑戦をしてみたいと思いましたし、僕たちが音楽活動をしていない期間も長く、何よりも、たくさんのことを学べると思ったからです。

――最も印象に残っているのはどのステージですか?

ユテヤン:「Move」です。単純に力でパワフルさを表現するのではなく、繊細な緩急の調節と中性的な魅力をあわせ持ったステージでした。この時の感覚にインスピレーションを受けて、タイトル曲「Tear Drop」にも着目することができました。

――ステージを準備する中で、難しかったり悩んだりしたことは?

フィヨン:ステージで自分たちがどのように見えるかということについてとても悩みましたし、メンバーたちともたくさん話し合いました。その結果、SF9の強みは何かを認識することができたと思います。

――「KINGDOM」出演中に、嬉しかったことや楽しかったことがあれば教えてください。

ダウォン:個人活動もあってハードスケジュールだったのですが、最後にはみんなで一緒にステージに立てて、良い締めくくりができたので、すごく嬉しかったです! とても意味のある活動になりました。

――出演した他のグループから新たに学んだり、刺激を受けたりはしましたか?

インソン:多様なスタイルの出演者の方々から色々な個性と魅力を学ぶことができ、ステージでの表現方法がこんなにも多彩なのかと思いました。

――「KINGDOM」への出演を通して再確認した、SF9だけの強みとは何でしょうか?

ジュホ:僕たちのビジュアルがSF9の強みだと思います!「KINGDOM」を見てくれたファンの皆さんからも、そのような声を多くいただきました。SF9の今後のパフォーマンスに活かしていきたいと思っています!


「日本には美味しいものがたくさんありすぎて…」

――9thミニアルバム「TURN OVER」のカムバックショーケースの会場で1年半ぶりにファンと対面しましたが、どんな心境でしたか?

ロウン:本当に久しぶりにファンの方々と直接お会いしたのですが、とても不思議な感覚でした。本当にたくさんのエネルギーをもらえた気がします!

――海外のファンとは直接会うことができない状況ですが、日本ファンからの応援はどんな時に感じますか?

ジェユン:オンラインサイン会や公式ファンカフェにもたくさん来てくださって、僕たちと同じ気持ちでお互いを恋しく思っているんだと感じています。いつも温かい応援をありがとうございます!

――日本に行けるようになったら、ファンとどのように過ごしたいですか?

ユテヤン:何よりもまずはコンサートがしたいです。ファンの方々と一緒にはしゃぎ回れるステージをしたいです。

――日本で行きたい場所や食べたいものはありますか?

ヨンビン:僕は牛丼とラーメンがとても好きなので早く食べたいし、東京の繁華街に行って遊びたいです。

インソン:日本に行って、美味しい焼き明太子と焼き鳥が食べたいです!

ジェユン:僕は日本に行ったら一蘭のラーメンと鉄板焼きが食べたいです!

ダウォン:美味しいものがたくさんありすぎて……(笑)。かに道楽に行きたいです!

ロウン:僕はどこかに行って遊んだりするよりも、ただただ日本の街中を歩きたいです。

ジュホ:日本に行ったらまず最初に手羽先が食べたいです。手羽先……恋しい……。

ユテヤン:よく覚えてないのですが、名古屋か大阪に行った時にホテルの周辺に小さいお店があって、そこでフィヨンと食べた焼き鳥がとっても食べたいです。

フィヨン:クレープが食べたいです。日本の雰囲気は休むためにはとても良いと思うので、日本ならどこにでも行きたいです。

チャニ:日本に行ったらお寿司が食べたいです! やっぱり日本といえばお寿司じゃないですか?(笑)


ソロでも大活躍!それぞれのメンバーに迫る

――ここからは各メンバーに伺います。ヨンビンさんは、ドラマ「バブルアップ」で演技に初挑戦されましたが、いかがでしたか?

ヨンビン:初めての演技ですごく緊張しましたが、監督と周りのスタッフの方々のおかげで楽しんで撮影できました。とてもありがたい経験でした。

――「KINGDOM」の出演時、リーダーとして心がけていたことがあれば教えてください。

ヨンビン:やっぱりコンディションが一番大切だと思いました。撮影も短い収録ではなかったので、体力と健康が重要でした。

――インソンさんはミュージカル「レッドブック」に出演し、公演をすることでストレスが解消できるとおっしゃっていましたが、歌手活動とは異なるミュージカルの魅力は何ですか?

インソン:また違う「自分」として舞台に立てるという点に魅力を感じます。歌手としての僕じゃなく、作品の中のキャラクターとして観客の方々にお会いできる点がとても魅力的だし幸せです。

――最近誕生日を迎えましたが、メンバーからはどのようにお祝いしてもらいましたか?

インソン:僕の誕生日が最大の行事なだけに、それぞれプレゼントをくれたりお祝いをしてくれて、どんな時よりも幸せで気持ちが豊かになった誕生日でした。

――ジェユンさんはドラマ「ラブ・イン・ブラックホール」への出演が決まっていますが、どんな姿に期待してほしいですか?

ジェユン:僕の新しい姿をお見せできる場だと思っています! 僕にはこんな姿もありますよ~とアピールしたいです(笑)。

――ドラマでは学校で一番人気のある先輩の役を演じますが、ご自身はどんな学校生活を送っていましたか?

ジェユン:学校生活は楽しく送っていました。僕は平凡な学生だったと思います!

――ダウォンさんは、ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」で演技に初挑戦に出演されましたが、感想を教えてください。

ダウォン:本当にたくさんのキャストの方々、監督、作家さん、スタッフの方々から毎日学ばせていただきました。生涯忘れられないです。この場を借りてもう一度感謝を伝えたいです。ありがとうございます。

――最近、公式ファンカフェで直筆の手紙を公開してファンへの愛を伝えたことが話題になっていましたが、家族やメンバー、友達などにも普段からサプライズをするほうですか?

ダウォン:ファンの方々にはサプライズで自分の気持ちを伝えたりもするのですが、普段、家族やメンバーなどにはサプライズはあまりしません。

――ロウンさんはドラマへの出演が絶えず、俳優としても大活躍中ですが、演技において成長したと感じる部分は?

ロウン:成長したなと実感することはあまりないですね。演技は常に勉強中なので、たまにとてもしんどく感じることもあるのですが、だからこそ面白いんだと思います。これからも頑張ります!

――最近観た中でオススメしたいドラマや映画があれば教えてください。

ロウン:アリ・アスター監督の「ヘレディタリー/継承」です。ホラー映画はあまり得意ではないのですが、周りの人たちがたくさんお勧めしてくれたので観てみました。本当に本当にとても良く作られた映画だと思いました! 皆さんもぜひ観てください!

――ジュホさんはドラマ「ドキドキ放送事故」で初主演を務めますが、今の心境を教えてください。

ジュホ:初主演ということでプレッシャーも感じますが、同時に楽しみでもあります。最善を尽くして頑張ります!

――ドラマでは“女性が夢見ている理想を集めたような男性”を演じるそうですが、ジュホさんがカッコいいと思うのはどんな男性ですか?

ジュホ:僕は優しくて思いやりがある人がカッコいいと感じます。僕もそんな人になれるよう努力中です(笑)。

――ユテヤンさんは、今回のカムバック活動で腹筋や背中を露出した衣装が話題を集めました。どのような運動や食事管理をしていますか?

ユテヤン:本番前は、主にサラダを中心としたヘルシーな食生活を送るように心がけています。クロップド丈やタイトな衣装を着ることになってからは、空腹の状態でステージに上がるのが習慣になりました(笑)。

――先日開催された「KCON:TACT」では、事務所の後輩であるP1HarmonyのインタクさんとTwitterのスペースで配信されていましたが、事務所の先輩や後輩などと最近連絡を取ったエピソードがあれば教えてください。

ユテヤン:インタクとの配信、楽しかったです! 最近は、CNBLUEのミンヒョク兄さんとご飯の約束をしました。今は会うことが難しいですが、近いうちにご飯に行く予定です! ミンヒョク兄さん♡

――フィヨンさんが最近出演されたドラマ「イミテーション」は、多くの現役アイドルがアイドル役を演じて話題を集めました。現場の雰囲気はいかがでしたか?

フィヨン:皆さん優しくて、たくさん配慮してくださったので、撮影が円滑に進んだと思います。僕自身も楽しく撮影に取り組めました!

――「KINGDOM」のユニットステージでは、アイドル、そしてラッパーとしての葛藤について語る場面もありましたが、ユニットステージの前後でラップに対しての考え方に変化はありましたか?

フィヨン:特に考え方に変化はないです。まだ僕が良いとか悪いとか言えるレベルではないと思っているので……これからもいい音楽が届けられるよう一生懸命頑張ります!

――チャニさんはドラマや映画で俳優としても活躍中ですが、その経験がSF9の活動にも活きていると感じることはありますか?

チャニ:SF9の活動をする時に、個人のスケジュールをこなす事で学んだノウハウが役に立っています。例えば、朝早く起きるとか?(笑)

――最近では焼酎のCMに出演されていますが、普段はどういう時にお酒を飲みますか? お酒の強さでメンバーのランキングをつけるとしたら?

チャニ:いつも寝る前に少しお酒を飲みます。お酒の強さはインソン兄さんが1番です!


9人全員が事務所と再契約「チームの価値をもっと…」

――個人活動が多い中でも、SF9のチームワークを維持できる理由を教えてください。

チャニ:常にお互いを応援しているので、そこがチームワークの維持に繋がっているのだと思います!

――メンバー全員が所属事務所と再契約し、これからも9人で活動していくことになりましたが、今後SF9として成し遂げたいことは?

インソン:チームの価値をもっとたくさんの人に認められたいし、チームとして到達できる最高値に僕たちも行きたいです。

――最後に日本ファンに向けてメッセージをお願いします。

ヨンビン:日本にいるFANTASY(SF9のファン)の皆さん、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いて、お会いできるようになる日が早く来ることを願っています。いつも健康でいてください! 愛しています。

■リリース情報
9thミニアルバム「TURN OVER」
好評発売中

<収録曲>
1. Tear Drop
2. Believer
3. Love Again
4. Off My Mind
5. Fanatic
6. Hey Hi Bye

■関連サイト
SF9日本オフィシャルサイト:https://sf9-official.jp/

記者 : Kstyle編集部