クォン・ジナ、新曲「KNOCK」MVを公開…パク・ムンチとのコラボでラブリーに変身

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写真=アンテナ
歌手のクォン・ジナが爽やかでラブリーな新曲で帰ってきた。

クォン・ジナは7月27日午後6時、音楽配信サイトを通して新しいシングル「KNOCK」を発売した。

今回のシングルは、クォン・ジナが2月18日に発売したミニアルバム「私たちの方式」以来、5ヶ月ぶりに披露した新曲だ。前回のアルバムを通してデビュー後、初めてメインプロデューサーを務め、自分だけのカラーを見せつけた彼女は、新曲の準備過程でも作詞、作曲家として活躍し、シンガーソングライターとしての力量を証明した。

「KNOCK」は、夏に聞きやすい涼しい雰囲気のディスコポップジャンルだ。クォン・ジナは「Knock Knock Knock/君の心の中に/私がいるのが本当なら/Nod Nod Nod/それだけして君は/Yeah babe I like the way/I'll run to you ra right away」などの歌詞を通じて、恋を本格的に始める前の2人の間に起きる妙な緊張感とドキドキを、部屋に入る前のドアのノックに例えて表現した。思うようにコントロールできない恋の力に惹かれ、相手にハマっていくスリルのある瞬間をリアルに表現した。サビは一度聞いただけでも口ずさんでしまうほど病みつきになる。

ニュートロ(ニュー+レトロの合成語)の代名詞と呼ばれるパク・ムンチとの初めてのコラボというのも、注目すべき部分だ。パク・ムンチは編曲に参加し、曲の完成度を高めた。パク・ムンチのトレードマークとも言われるレトロ風ミディドラムサウンドとシンセサイザーのメロディー、優しいフィンガリングと重みのあるスラップ奏法を行き来しながら、後半に差し掛かるにつれ華麗になるベースラインが耳元を魅了する。これにクォン・ジナは、爽やかなボーカルを加え、退屈する暇がない曲を完成させた。

音源と共に公開されたミュージックビデオには、クォン・ジナが編曲者のパク・ムンチなどの人と一緒に話し合い、ダンスを踊るなど、幸せなひと時を過ごしている姿が盛り込まれている。

2014年、SBSオーディション番組「K-POPスター」シーズン3で最終3位を獲得し、世間に顔を知らせたクォン・ジナは、2016年9月「終わり」をタイトル曲にしたデビューアルバム「おかしな夜」で歌謡界に正式デビューした。

これまでクォン・ジナは「今日何をしたのか話してみて」「運が良かった」「何か間違ってる」「サヨナラ」「この冬」「時計の針」など、特有の訴えかけるようなバラード曲を披露し、実力が認められた感性ボーカリストとして地位を確立した。魅力的な声色を武器に、重みがありながらも多彩な感情を鮮明に表現し、多くの音楽ファンから愛されてきた。

この夏、「KNOCK(With パク・ムンチ)」を通して音楽の領域をさらに拡張したクォン・ジナは、今後精力的な活動を続けていく。

記者 : ファン・ヘジン