コン・ユ、映画「SEOBOK/ソボク」出演を決めた理由は?インタビュー映像が公開

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(C)2020 CJ ENM CORPORATION, STUDIO101 ALL RIGHTS RESERVED
コン・ユ&パク・ボゴム出演の映画「SEOBOK/ソボク」が、新宿バルト9ほか全国公開中だ。

余命宣告を受けた元情報局エージェント・ギホン(コン・ユ)。死を⽬前にし明⽇の⽣を渇望する彼に、国家の極秘プロジェクトで誕⽣した⼈類初のクローン・ソボク(パク・ボゴム)を護衛する任務が舞い込む。だが、任務早々に襲撃を受け、なんとか逃げ抜くもギホンとソボクは2⼈だけになってしまう。危機的な状況の中、2⼈は衝突を繰り返すも、徐々に⼼を通わせていく。しかし、⼈類の救いにも、災いにもなり得るソボクを⼿に⼊れようと、闇の組織の追跡は更に激しくなっていく……。

死を⽬の前にした元情報局エージェント・ギホンを演じるのは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」「82年⽣まれ、キム・ジヨン」など、出演作を必ずヒットに導く韓国映画界を代表するスター、コン・ユ。元情報局エージェントとしてよどみないアクションを完璧にこなすと共に、ソボクと出会って変化するギホンの内⾯を繊細に描き出し、トップスターの底⼒を⾒せつけている。

⼈類初のクローン・ソボク役には⻘春スターとして圧倒的な⼈気を誇るパク・ボゴム。⽣まれて初めて実験室から出て、真の世界と出会ったソボクの天真爛漫な表情から⾃⾝を狙う勢⼒に向ける鋭い⽬つきに⾄るまで、刻々と変わるソボクの感情を動物的な感覚で表現し、これまで⾒たことのない強烈な姿を披露している。

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「建築学概論」のイ・ヨンジュ監督が9年の時を経てメガホンをとった本作は、本国で2021年最⼤の話題作として注⽬を浴び、初登場NO.1を記録! “死ぬことのない”クローンと“死から逃れられない”男。対極の定めを⽣きる2⼈が、互いのために宿命に抗い、⾏き着くクライマックスに涙が⽌まらない。

本作で余命宣告を受けた情報局エージェント・ギホンを演じるコン・ユ。⼼に⼤きなトラウマも抱え、「精神的にも⾁体的にも健全ではない」状態の役を演じるうえで、「影のある⼈物に⾒せるにはやつれている必要があります。顔⾊が悪く、頬もこけている状態にするためにかなり体重を減らしました」と徹底した役作りで挑んだことを明かす。そのため撮影期間中も⾷事制限をしていたが、精神的に⾟く、撮影の合間に寡黙になってしまう瞬間があったという。「ボゴムさんがムードメーカーになり、撮影中も待機中も僕のことを気遣ってくれてすごく⼼強かったし癒しになりました。⼤変な撮影でしたがボゴムさんのおかげで楽しむことができたと思います」と、共に主演を務めたパク・ボゴムとの⼼温まるエピソードを語る。

また、本作のオファーが来たときに「実は⼀度、断ったんです」と告⽩。「でもどうしてか、断ったあともずっとこの作品のことが頭から離れなかったんですね。“この難しい課題に取り組まなきゃいけない”“逃げてはいけない”という気分になってきたんです」と断った後も作品が気になっていたという。その後にイ・ヨンジュ監督と出会い、作品いついて話し合い、本作への出演に⾄ったことを語った。



■上映情報
「SEOBOK/ソボク」
新宿バルト9ほか上映中

【出演】
コン・ユ「新感染 ファイナル・エクスプレス」
パク・ボゴム「青春の記録」

監督:イ・ヨンジュ「建築学概論」

2021年 / 韓国 / カラー / シネマスコープ / DCP5.1ch / 114分 / 原題:서복
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■関連リンク
「SEOBOK/ソボク」公式HP:http://seobok.jp/

記者 : Kstyle編集部