イ・スヒョク「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」出演の感想を語る“今までで1番人間臭いキャラクターを…”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=YG ENTERTAINMENT
俳優のイ・スヒョクが“イプドク(オタク入門)”を誘うロマンス職人として、活躍した。

6月29日に幕を下ろした、ケーブルチャンネルtvN月火ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」でイ・スヒョクは、ウェブ小説編集チームのチーム長であるチャ・ジュイクに扮した。

イ・スヒョクは、チーム長としてチーム員たちを引っ張っていくジュイクの柔らかいカリスマ性と、淡白でシンプルな性格を繊細な演技で表現した。また、劇の後半で彼の甘い台詞と眼差し、ポテンシャルを爆発させた活躍で視聴者の胸をときめかせ、反響を呼んだ。

一層深まった演技と完璧なビジュアルで、魅力的なキャラクターを完成させたイ・スヒョク。彼が「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」に関するエピソードを伝えた。

――放送が終了した感想を教えて下さい。

イ・スヒョク:ドラマ撮影が終わってからかなり経ちましたが、放送が行われている間は、撮影が終わったという実感が湧きませんでした。ドラマが終わって、少しずつ実感しているところです。まず、ジュイクという人物を魅力的に描いてくれた監督と脚本家をはじめ、すべてのスタッフの方々に感謝しています。そして「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」とチャ・ジュイクを愛してくださった視聴者の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。私もジュイクを演じることができて幸せでした。

――後半に進むにつれて、ジュイクの積極的なアプローチへの反応がよかったと思います。甘い台詞が話題になっていましたが、撮影中に特別なエピソードなどありましたか?

イ・スヒョク:最初、ジュイクのセリフは少し淡白でシンプルな方でしたが、後半に進むにつれて、ロマンチックなものが多くなりました。ジュイクのストレートな物言いが大変で、撮影に入る前に1人で何度も繰り返して練習しました。シン・ドヒョンさんと事前に呼吸を合わせてから、撮影に臨むことができたので、本当に良かったです。頑張って撮影したので、良いシーンが誕生しました。

――その中で最も印象的だったセリフはありますか?

イ・スヒョク:ジナ(シン・ドヒョン)が「いつから好きだったの?」と尋ねて、これにジュイクが「最初から」と答えるシーンがあります。そのセリフが短くも、印象的でした。その前の彼のセリフや行動を明確に説明してくれる部分ですから、ジナにも深く伝わったと思いますし、彼にとっても多くの意味を持つ一言だったと思います。

――ジナとのケミ(ケミストリー、相手との相性)はもちろん、ヒョンギュとのケミも素敵でした。シン・ドヒョンさん、カン・テオさんと共演した感想を教えて下さい。

イ・スヒョク:撮影現場の雰囲気は、気楽で楽しかったです。監督もいつも笑顔で引っ張ってくださって、俳優同士の息もぴったりでした。シン・ドヒョンさんとは本格的にロマンスが始まる頃から、一緒のシーンが多くなって、自然に呼吸が合うようになったようです。テオさんは可愛いです。劇中でも、ジュイクがヒョンギュ(カン・テオ)を大事にして可愛がるのですが、実際に現場でも私がテオさんにいたずらをしたりしていました。親しい兄と弟のように楽しく撮影できました。

――ドンギョン(パク・ボヨン)との掛け合いも面白かったです。ドンギョンがジナに、ジュイクのことを「その人、たまに面白いよ」と説明するシーンがありましたが、これについてどう思われましたか?

イ・スヒョク:ジュイクは静かに笑わせるスタイルだと思います。思わず発する言葉はつまらないこともあるが、再び考えてみると、ニヤリと笑ってしまうような、そのような魅力があります。特に、ジュイクがドンギョンと会話する時に、そのような“ツンデレ”の一面や面白い姿がたくさん見えたんじゃないかと思います。

――本作は、ご自身にとってどのような作品になりましたか?

イ・スヒョク:今まで私が演じてきたキャラクターの中では、一番平凡で人間臭いキャラクターだと思います。前作では人間でなかったり、強烈なキャラクターばかりを演じてきました。役柄の幅を広げ、もっと多様な姿をお見せしたいと思っています。そういうところからみると、本作は私にとって、とても意味のある作品になったと思います。

――最後に視聴者に一言お願いします。

イ・スヒョク:いつも応援、本当にありがとうございます。「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」を愛してくださった方々に、心から感謝申し上げます。これからも、私は作品の他の分野においても新しい姿をお見せするために、努力していきます。

記者 : カン・ダユン