イ・ジェフン「模範タクシー」いよいよ日本初放送!“僕にとって日本は近くて気楽な国、食べ物がとても恋しい”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

イ・ジェフン主演ドラマ「模範タクシー」(原題)が、いよいよ7月11日(日)よりKNTVで日本初放送を迎えます。

本作は、人気Webマンガをドラマ化したもので、謎の“模範タクシー”が法で裁けない悪に対し制裁を下す痛快復讐劇。アクション、変装、メカニックとワクワク要素満載で、老若男女問わず見ればスカッとすること間違いなし!

今回、日本初放送を記念して、主演を務めたイ・ジェフンにインタビューを実施! 本作の見どころや撮影秘話、さらにKstyle独占の質問にもたっぷりと答えてくれた。

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――「模範タクシー」がKNTVで日本初放送されます。今のお気持ちは?

イ・ジェフン:KNTVでは「輝く星のターミナル」も放送されたのを覚えています。とても感謝していますし、ときめいています。「模範タクシー」も愛していただければと思います。

――今作で演じられた役柄のご紹介をお願いします。

イ・ジェフン:僕が演じたタクシー運転手のドギは特殊部隊出身なので、運転や戦闘能力に優れています。ムジゲ運輸のメンバーたちと悪人を懲らしめるのですが、変装シーンもあり楽しんでいただけると思います。ドギは家族のつらい痛みやトラウマを抱えているのですが、復讐代行することによってその悔しさを晴らします。一見冷たい人物のように見えますし、無口なので近寄りがたいと思われるかもしれませんが、実は誰よりも温かく心の広い人物です。

――出演を決めたきっかけは?

イ・ジェフン:実際の事件をモチーフにしているので、悔しさや孤独をドラマを通して満足いただけるのではないかという期待が大きかったです。本作が視聴者の皆さんに爽やかな、スカッとするサイダーのような役割になればと思い、出演を決めました。

――見どころを教えてください。

イ・ジェフン:復讐代行というのは現実には難しいですよね。面白みもあり、また悔しさを代わりに晴らすことができるというのは、これまでのドラマにはない見どころだと思います。そういった点に注目していただければと思います。またムジゲ運輸のチームプレーでどうやって悪人をこらしめるかに注目いただければ時間を忘れて楽しんでいただけると思います。

――役柄とご自身で似ている点、異なる点は?

イ・ジェフン:ドギは僕が演じた人物ではありますが、僕自身とは全く異なります。ドギは肉体的に誰よりも強いですが、実際の僕はケンカも弱いですし(笑)。ドギは悪人の前で怖気づくことなく堂々としている姿が本当にすごいなと思いました。台本を読みながら、ドギのそんな姿に感嘆しましたし、僕にできるだろうかという悩みもありました。ですが僕が演じたキャラクターなので、信じて演じました。また、ドギは多様な面があるので、変装して自身を隠して潜入するのですが、変装シーンは難しいなと感じつつもそういったことを全てやってのけるドギが偉大な人に感じました。

――印象に残っている場面・セリフは?

イ・ジェフン:第2話に出てくる場面で、従業員を虐待している塩辛工場の社長に対するセリフが記憶に残っています。「顔が汚れてるぞ。俺が洗ってやる。食べられる熟成は“発酵”だが食えないのは“腐敗”なんだよ」というセリフです。悪人たちに対するセリフが強烈で視聴者の皆さんにも共感いただけると思います。第2話に出てきますので是非ご覧ください!


「これまで経験のないアクションシーン、僕自身も驚きました」

――アクションシーンの撮影はいかがでしたか。

イ・ジェフン:これまでの作品で経験のないことの一つがアクションでした。本作を通してお見せしたいと思い、一生懸命準備しました。準備過程や撮影中に意欲はあったのですが、体がついていかずもどかしかった瞬間もありました。それでもアクションチームが一生懸命準備してくれて、ガイドに教えてもらいながらついていきました。体を使うアクションだけでなく、カーアクションも多かったです。僕は普段運転する時は安全第一で速度も出さない方です。ドラマではドリフトシーンが出てくるのですが、僕は自分が運転するとは思っていなくてカーアクションの方がいらっしゃると思っていたのですが(笑)、大部分のシーンを僕自身で演じ、こなすことができたことに僕自身も驚きました。完成した映像を見て、僕自身もやりがいを感じました。ドラマが終わりましたので、現実ではやってはいけませんよ(笑)。

――経験のないアクションシーンに心配はありませんでしたか?

イ・ジェフン:ドラマの中でこそできることですし、僕自身も面白かったです。アクションシーンでは生傷ができたり、撮影の翌日は起き上がれないほど筋肉痛になったりもしましたが、ドギのキャラクター上アクションは欠かせないので、倒れるとしてもドラマが終わってから倒れよう! と思いながら乗り越えました。

――「模範タクシー」チームの雰囲気が良かったですが、チーム内のムードメーカーはどなたでしたか?

イ・ジェフン:中心で僕たちを導いてくださったキム・ウィソン先輩(チャン・ソンチョル役)です。お話が面白く現場を盛り上げて温かく見守ってくださいました。僕たちが現場で気楽にいられる雰囲気を作ってくださいました。それからペ・ユラム先輩(パク・ジノン役)とチャン・ヒョクジン先輩(チェ・ギョング役)は、お2人の相性がぴったりで現場は笑いが止まりませんでした。ドギは重みのある姿を見せなければいけない場面が多かったのですが、先輩たちのおかげで雰囲気がよく、カメラが廻っていないところではずっと笑いながら過ごしました。

――ハナやゴウンら、強い女性たちの活躍も見どころだと思いますが、共演はいかがでしたか?

イ・ジェフン:皆さん演技がお上手なので強そうに見えますが、実際は皆さん優しかったです。イ・ソムさん(カン・ハナ役)は現場ではハッピーウイルスでまわりを幸せにしてくれる方です。ドギとハナがぶつかる場面では火花が散っていましたが、現場では笑いながら撮影していました。ゴウン役のピョ・イェジンさんも性格が明るくて可愛らしくムジゲ運輸の頼れるサポート役を担ってくれました。劇中でも作戦を助けてくれる役割なので演じながら助けになりました。役柄をうまく演じていらして、ありがたかったです。


「変装シーンが強烈で…記憶に残っています」

――Webマンガが原作ですが、原作は読みましたか? 参考にした部分があれば教えてください。

イ・ジェフン:原作を読んでキャラクターの準備をしようと思ったのですが、原作とはかなり変えた部分があるので監督から読む必要はないと言われました。それでむしろ原作の影響を受けずに自由にキャラクターを作り出せたと思います。先入観を持たないようあえて原作は読みませんでした。

――実際に韓国で起きた事件をベースにしたエピソードもありましたが、実在の事件で参考にした部分はありますか。

イ・ジェフン:大部分のエピソードは監督がどんな事件かよく把握されていて、監督から説明を受けました。それでより被害者たちの悔しさを晴らさなければという気持ちが生まれ、より一層上手くやらなければと気が引き締まりました。

――ドギの変装シーンが面白かったですが、一番気に入った変装は? 変装シーンのエピソードがあれば教えてください。

イ・ジェフン:第9話、10話に出てくるボイスフィッシング犯罪の一味を掴まえるための変装シーンが強烈で記憶に残っています。外見的にも面白かったですし、方言を使って面白いシーンになり印象に残っています。それから第3、4話での教師の変装や5話~8話に出てくる会社員の変装も面白いキャラクターでした。最近の言葉で「ブケ(訳注:サブキャラクター)」とも言いますが、こういうサブキャラがたくさん登場すれば面白くなると思います。このドラマがたくさんの方に愛されて、もしシーズン2ができるとしたら、その際はもっと多くのサブキャラが活躍できるストーリーになれば面白いですよね。

―― 一人で多様な役を演じるのも大変だったのでは?

イ・ジェフン:一人で何役も変装するので多くのことを考えましたね。視聴者の皆さんが混乱してはいけないので、その点は心配しました。「模範タクシー」の持つ真心や復讐代行の理由があるのですが、幸い視聴者の皆さんがその意図を受け止めてくださり、気持ちを込めて演じることができました。


「もう乗れないかと思うと、恋しくなると思います(笑)」

――「毒を以て毒を制す」という、ドギのやり方は共感できましたか?

イ・ジェフン:ドラマなので可能な物語ですが、実際には難しいでしょうね。だからこそドラマでお見せすることができ、愛されたのだと思います。撮影しながら僕もそうですし、視聴者の皆さんにも満足していただくことができたと思います。実際にこのような痛ましい事件がもう起きないようにという気持ちを込めて、そのためには我々皆が声を上げ、被害者の癒やしになることができればというメッセージがあるので、意味のある作品になったと思います。

――ドギの過去や心の傷についてはどのように受け止められましたか。

イ・ジェフン:過去の傷のためにドギは模範タクシーチームに加わることになります。自分でも癒やすことのできない傷があるので、それが被害者たちのために復讐するエネルギーになったのだと思います。ドギの痛みは生きていく中でずっとドギを苦しめる部分ではありますが、ドラマの終盤では克服できる機会がくればいいですし、もし続編があるのであればドギがその痛みを少しほどき、自由に生きてくれればと思います。

――ドギの特殊車両の乗り心地はいかがでしたか?

イ・ジェフン:乗り心地は良かったです! ソファのような座り心地で楽でした。ドリフトシーンが多かったので特別に開発された車だったのですが、良かったですね。強力に作られた車だったので、180度回転したりしましたが、無事でよかったです。撮影が終わったらもう乗れないかと思うと恋しくなると思います(笑)。

――普段は運転は得意ですか? おすすめのドライブコースがあれば教えてください。

イ・ジェフン:運転は好きというより移動手段ですね。僕自身は車に対して特別なこだわりはないですね。特にドライブコースというのはないですが、ソウルを走るとしたらオリンピック大路や江辺北路などの道が気持ちいいですよ。漢江を見ながら夕方にネオンが輝き、天気の良い日に窓を開けて走ると気分がいいです。


「終わるのが寂しい…シーズン2に期待しています」

――イ・ヨンエさんがゲーム機の声を担当しましたが、エピソードがあれば教えてください。

イ・ジェフン:実は撮影中はお会いする機会がなく残念でした。先輩の特別な声のおかげで僕たち皆、力が湧きましたね。数年前に授賞式でお会いしたことを思い出しましたし、それからその前には百貨店で遠くからお見かけしたことがあります。100メートル先からでも輝いてらっしゃり、とても驚きました。やっぱり芸能人は違うなと(笑)、本当にお美しい方です。

――監督は報道番組出身ですが、報道出身ならではの魅力はありましたか?

イ・ジェフン:多様なジャンルで演出経験がある方なので「模範タクシー」のテイストとよく合っていたと思います。本作は簡単ではない作品だったと思いますが、監督の抱く演出感や物語の題材にぴったりでした。本作での監督の役割は本当に大きかったと思います。単純に素材としてではなく、僕たちがこの作品を通して犯罪被害者や事件に対し関心を抱く機会になったと思ったので、正しい方向に導いてくださった監督には感謝しています。

――今作がご自身に残したものは?

イ・ジェフン:たくさんの方に愛していただけて、社会の問題に関心を持っていただくことができました。忘れないというメッセージも込められているので感謝しています。撮影中は大変な瞬間もありましたが、多くの愛をいただけて、終わるのが寂しいです。KNTVの視聴者の皆さんにも愛していただければ「模範タクシー」シーズン2ができるのではないかなと期待しています。

――今後の目標は?

イ・ジェフン:俳優として良い作品で良い演技をお見せするのが目標です。次回作はまだ決まっていないのですが、早くまた良い作品でお会いしたいです。

――日本のファンにメッセージをお願いします。

イ・ジェフン:「模範タクシー」を是非ご覧いただければと思います。直接お会いして、お話できる時間がくることを祈っています。またお会いできる日まで健康でいてください。ありがとうございます。


Kstyle独占の質問に回答!「日本版『シグナル』坂口健太郎さんがとてもイケメンで…」

――お忙しい日々を過ごしていると思いますが、休みの日の過ごし方を教えてください。

イ・ジェフン:日本や台湾、香港などアジアに行くのが好きだったのですが、今はそれが難しいので残念です。早くまた日本に行ける日がくればいいなと思います。今は家で過ごす時間が多いのでテレビや映画を見たり、音楽を聴いたり、台本を読んだり、出前を頼んだりする時間がヒーリングになっています。美味しいものを食べるのが好きですが、最近は難しいので家で美味しいものを検索して出前を頼んでいます。以前は辛いものはそんなに食べられなかったのですが、出前をとるようになってから、辛い物が好きだと最近気づきました。汗をかいて辛い物を食べるとストレス解消になります。僕自身も驚きました。皆さんも辛い物が苦手でも一度トライしてみてください。多様な味を楽しめるので皆さんにもお勧めします。

――大ヒットドラマ「シグナル」は日本でリメイクされ、映画化もされました。日本でも作品として愛されていますが、日本リメイク版は見ましたか?

イ・ジェフン:はい、見ました。日本でも愛していただけて、リメイクされたというのが光栄です。作品のトーンが韓国版をそのまま再現されていて印象的でした。僕が演じた役を演じられた坂口健太郎さんがとてもイケメンでかっこよかったので、逆に比較されてしまいますね(笑)。とても面白く見ましたし、製作陣の皆さんも全力を尽くして作られたというのが感じられました。

――ご自身が出演した作品が、日本でもこうして人気を集めていることはいかがですか?

イ・ジェフン:とてもありがたいです。2時間で行ける近い国ですので、早くまた直接お会いしてお話できる時がくるのを待っています。日本の皆さんのおかげで、さらに作品を頑張ろうという力になります。

――新型コロナウイルスの影響による“おうち時間”で、日本では韓国ドラマや映画が大ブームです。おすすめの作品、イ・ジェフンさんが最近見た作品はありますか?

イ・ジェフン:「半沢直樹」を最近見たのですが、とても面白かったです! 僕が説明しなくても皆さん既にご覧になったかと思いますが(笑)、とても面白かったです。出演俳優の皆さんのファンになりました。韓国の作品だとイ・ジュニク監督の『玆山魚譜(チャサンオボ)』(邦題未定)やアカデミー賞助演女優賞を受賞された『ミナリ』も見ました。皆さんにも是非お勧めしたいです。

――日本行けるようになったら行ってみたいところや、食べたいものはありますか?

イ・ジェフン:東京だけでなく、福岡、名古屋、大阪、沖縄など色々行ったことがあります。僕にとっては近くて気楽な国ですし、食べ物がとても恋しいですね。今は一番お寿司が食べたいです! あー! 早く行きたいです!



■放送情報
「模範タクシー」
放送日時:7月11日(日)日本初放送スタート
毎週(日)午後8:00~10:30(2話連続)ほか
再放送日:毎週(土)前11:30~後2:00 ※2話連続放送

【出演者】
イ・ジェフン、イ・ソム、ピョ・イェジン、キム・ウィソン、チャ・ジヨンほか
声の出演:イ・ヨンエ

【制作陣】
脚本:オ・サンホ(映画「操作された都市」)
演出:パク・ジュンウ(「ドクター探偵」)
原作:webマンガ「模範タクシー」
全16話 / (C)SBS

【あらすじ】
性犯罪者のドチョル(チョ・ヒョヌ)が心身衰弱を理由に減刑されて出所、世間からは批判が高まる。刑務所を出たドチョルの前に模範タクシーが現われ乗り込むが、ドチョルはそのまま行方不明になってしまう。検事のハナ(イ・ソム)は模範タクシーを調査し始めることに。運転していたのはタクシー運転手のドギ(イ・ジェフン)。ドギをはじめ、ムジゲ運輸のメンバーたちは実は“模範タクシー”として法で裁けない悪人たちに対し、被害者からの依頼を受け復讐代行していた。ハナは検事としての立場と、本当の正義の間で揺れ始める。一方、ドギらメンバーが復讐代行をするのにはある理由があった。

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記者 : Kstyle編集部