チョン・イソ、大ヒット映画「パラサイト 半地下の家族」の出演に言及“実感がわかなかった”

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写真=「Esqire」
新人女優のチョン・イソが「パラサイト 半地下の家族」にキャスティングされた当時を思い出した。

チョン・イソは最近、男性ファッション&ライフスタイルマガジン「Esquire」7月号を通じて、グラビア撮影およびインタビューを行った。撮影現場で彼女は、各衣装に合わせた多様なポーズと表情を披露して、これまで見せなかった新しい魅力を披露した。

続けて行われたインタビューで、彼女は今回「Esquire」の撮影が初グラビア撮影だったとし、「とても緊張しましたが、グラビア撮影をやってみたかったので、忘れられない一日になりました」と感想を明かした。

彼女はアカデミー賞で4冠を達成したポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」(2019)で、ピザ屋の社長役として出演した。彼女は「元々40~50代を想定していたピザ屋の社長役を、年齢を下げて撮影するという連絡をもらいました」とし「期待していなかったので、キャスティングされたと言われても実感がわきませんでした」と当時を思い出した。

6月に韓国で放送が終了したケーブルチャンネルtvN土日ドラマ「MINE」では、キム・ユヨン役に扮して熱演を繰り広げた。チョン・イソは「『MINE』の放送以来、私を認識してくださる人が多くなりました」とし「キム・ユヨンが新しいキャラクターに見えるように、意識して演じました」と伝えた。

彼女は「以前にも同じ背景を持つキャラクターを演じましたが、キム・ユヨンはシンデレラのように表現しないと決めて演じました。ユヨンは自信と夢を持っている堂々とした人物です」と付け加えた。

ドラマの中でのハン・スヒョク(VIXXのエン)との関係について聞くと、「最後まで見守れば、分かると思います」と答えた。

2015年から活動を始めたが、「パラサイト 半地下の家族」と「MINE」に出演する前までは、顔を知らせるチャンスが多くなかった彼女は、自主制作映画や短編映画を中心に活動してきた。彼女は「それでも止めたいと思ったことは一度もありません」とし「目立たなかったが、自分なりに頑張ってきました」と語った。

年齢的なプレッシャーもあっただろうという質問には、「年齢や時期に関係なく、やっと私が築いてきたものが人々の目に触れ始めて嬉しいです。耐えて、努力してきましたが、振り返ってみたら、あっという間だった感覚もあります」と述べた。

どのような俳優になりたいのかという質問に、チョン・イソは「固有名詞のように認識される女優になりたいです」とし「誠実に根強く、今のように頑張り続ければ、いつか私だけの何かができるのではないかと思います」と伝えた。

記者 : キム・ナラ