“先月突然の入隊”キム・スチャン、事務所と対立?2千万円の借金で給料ゼロ…ファンも怒りの声明文

Newsen |

写真=Newsen DB
トロット(韓国の演歌)歌手のキム・スチャンと所属事務所のミュージックKエンターテインメントが、給料の支払い問題で対立している。

キム・スチャンは6月24日、自身のInstagramを通じて所属事務所ミュージックKエンターテインメントに内容証明を送ったと明らかにした。

彼は5月27日に訓練所に入所し、3週間の軍事訓練を終了して社会服務要員として代替服務を始めた。TV朝鮮「ミスタートロット」への出演以来、さまざまなバラエティ番組で活躍したキム・スチャンは、新しいレギュラー番組への出演を控えていた5月、突然入隊のニュースを伝え、ファンたちの間では疑問の声が上がっていた。

キム・スチャンはInstagramを通じて「貴重なレギュラー番組まで大胆に放棄して、軍服務を始めざるを得なかった理由は、これまでおよそ3年間、ミュージックKエンターテインメントとの歌手活動で僕が得たのは給料0ウォンとミュージックKに返済しなければならない2億(約2千万円)を超える借金があったためだ」と主張した。

また「活動をすればするほど借金は増えるばかりで、毎月生活費も稼げない状況を防ぐための僕の選択は、すべてを放棄して、いつかは行かなければならない軍服務を始めることだった。この部分についての知識が不十分なため、今は弁護士さんの協力を得て1回目の内容証明書を送っており、その回答をミュージックKからもらって内容を検討している」と打ち明けた。

特にキム・スチャンは「このInstagramアカウントもミュージックKの関係者が一緒に管理しているので、この投稿は削除されるかもしれないけれど、足の速い女王、プリンセス様(ファンの名称)を信じている」とファンに言及した。最後に彼は「それでも軍服務期間は、給料が出るので感謝しなければならない。仕事をやめて休ませてあげたかったのに、ごめんね、ママ」と付け加えた。キム・スチャンの投稿は、現在削除されている状態だ。

キム・スチャンが給料問題を暴露した中、ミュージックKエンターテインメントの関係者はこの日の午後、Newsenとの取材に「内容証明をやり取りしたのは事実だ。現在、事実関係を確認中だ。追って公式コメントを明らかにする」と明かした。

これに関連し、キム・スチャンのファンコミュニティであるDCinsideのキム・スチャンマイナーギャラリーは25日、声明文を発表した。

キム・スチャンマイナーギャラリーは、「キム・スチャンが活動を重ねるにつれて、事務所との金銭的関係で負債が増えているという結果に、強い懸念を表する。事務所はキム・スチャンと専属契約の後、アルバム発売、ペンライトなどグッズの発売、ファンミーティングの開催、番組へのレギュラー出演など、着実な収益活動があったにもかかわらず、キム・スチャンに収益配分を全く行っていない理由について疑問を提起する」と主張した。

また「さらに、キム・スチャンは2019年12月の『ミスタートロット』への出演を機に、現在までに約1年6ヶ月間、『ミスタートロット』出演前とは比べ物にならないほど多くのスケジュールをこなしており、キム・スチャンマイナーギャラリーは、このすべての過程を最も近くで見守ってきたファンとして、キム・スチャンの実収益が0ウォンである点に同意できない」とし、「キム・スチャンマイナーギャラリーは、この事態が解決されるまで、事務所のすべての収益商品とサービスに対する不買を宣言する。キム・スチャンマイナーギャラリーは、これからもキム・スチャンを支持して尊重し、アーティストが収益活動に対する正当な権利を行使できるように意見を出していきたい」と強調した。

2012年にシングル「オーディション」でデビューしたキム・スチャンは、JTBC「HIDDEN SINGER 2」にナム・ジンの歌まね能力者として出演して世間に名を知らせた。その後、2019年にミュージックKエンターテインメントと専属契約を締結し、2020年に放送された「ミスタートロット」で最終10位を記録して高い人気を博した。

・キム・スチャン、本日(5/27)入隊…インスタでファンに挨拶「待っていてください」

・キム・スチャン、5月27日に軍隊へ…社会服務要員として代替服務を開始「治療のため…」

記者 : キム・ミョンミ