チ・ヒョヌ、映画「輝く瞬間」で33歳差の愛を描く“日本に行くと僕のファンの年齢層は…”

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写真=ミョンフィルム
映画「輝く瞬間」(監督:ソ・ジュンムン)に出演したチ・ヒョヌは、ソウル鍾路(チョンノ)区の某所で行われたインタビューを通じて、コ・ドゥシムとの共演について語った。

先月30日に韓国で公開された映画「輝く瞬間」は、済州(チェジュ)の海女であるジノク(コ・ドゥシム)と、彼女を主人公にドキュメンタリーを撮影するプロデューサーのギョンフン(チ・ヒョヌ)の特別な愛を描いた作品だ。

1972年にデビューし、49年間多くの作品で“国民の母”として愛されてきたコ・ドゥシムが、女優人生を通して最も型破りで美しいラブストーリーに挑戦し、関心が集まっている。

16年前の20代前半に「オールドミスダイアリー」でチプロデューサー役を務め、“国民の年下男子”としてセンセーションを巻き起こしたチ・ヒョヌが、「輝く瞬間」でもう一度プロデューサー役を務める。

チ・ヒョヌが演じたハン・ギョンフンは、済州の海女ジノクを取材するためにソウルから済州に向かい、頑強に撮影を拒否する彼女の心を掴むために奮闘しながら、ジノクが自分と同じ心の傷を抱えていることを知って急速に距離を縮める。

幼い頃に祖母の手で育てられたというチ・ヒョヌは、「大人たちには親しみやすいタイプ」と伝えた。

コ・ドゥシムと恋愛の演技をしながら「実際にも『どんな気持ちか分かりました』」という彼は、「日本でファンミーティングをすれば、年齢層が高いと感じます。僕を見て緊張して汗を流しているのを見ると少女みたいだと思います。誰かのお母さんとかおばあちゃんである前に、みんな女性です。見方の問題ではないかと思います」と話した。

一方で、「すべての人々を説得して満足させることはできないでしょう」とし、「大衆的で幅広く愛される作品があれば、『あれ?』と思う作品もあります。しかし、それを認めてくれる人もいます。すべての人に愛してもらえないことは認め、撮影しました。男性が年上の作品はあるけれど、逆はどうしてないんだろうと思いながら撮影しました」とつけ加えた。

チ・ヒョヌは「一度ずつ、そんなことを考えてみてほしいです。『私のママは最近どんなことを思っているんだろう? ママも女性なのに』と。それを忘れすぎているんじゃないでしょうか。少女のように喜ぶ姿もあるけれど、ママというタイトルに埋もれて、すべてを犠牲にして生きているのではないだろうか。理性的な判断よりは感性的に見れば分かると思います」と伝えた。

「コ・ドゥシム先生の顔から、少女の姿が見えました」というチ・ヒョヌは、「入り込みやすかったです。先生が少女だった時の様子が見えました。目尻のしわなども、僕には愛らしく見えました」とも伝えた。

今回の作品で“年下男”のイメージを強めることとなった。「そんな野望はないです」と笑顔で答えたチ・ヒョヌは、「撮影前は大先輩なので緊張していました。子供の頃からテレビを通じて観てきた方ですから。職場で考えたら最高位にいる方なのに、その方と共演することになりましたので。でも、済州島で撮影しながら休みの日にもお会いしたら、どうして先生がここまで愛されているのか分かりました。友人よりも気楽に接してくれました」と話した。

記者 : ペ・ヒョジュ